衛兵交代は見逃せない!バッキンガム宮殿の見どころを徹底攻略

バッキンガム宮殿

バッキンガム宮殿の見どころポイントやアクセス方法、チケットの予約方法について知りたいと考えていませんでしょうか。

バッキンガム宮殿は、エリザベス女王が公務を行う現役の宮殿であり、イギリス王室を象徴する豪華な宮殿はロンドンの象徴的な存在です。

今回の記事では、現在も使用されている現役の王宮であるバッキンガム宮殿の見どころポイントや歴史、チケットの購入方法、予約の仕方、アクセス方法など、気になる疑問点を紹介しています。

1.衛兵交代は見逃せない!バッキンガム宮殿の見どころ4選

1-1 バッキンガム宮殿名物見どころ!衛兵交代セレモニー

衛兵交代

バッキンガム宮殿の見逃せない見どころポイントとして衛兵交代セレモニーがあります。宮殿の警備に当たっている衛兵が新しい衛兵と交代する儀式のことです。

黒と赤の美しい制服を着た衛兵たちが、楽器隊や騎馬隊とともに一糸乱れぬパフォーマンスでパレードする儀式は、一度目にすれば、その美しさに惚れ惚れすること間違いありません。

また、衛兵交代式は年間を通して行われており、4月から7月末までは、毎日11時半から、その他の時期では奇数日に行われます。

料金も無料であるため、気軽に見にいくことができるのも、観光客としては嬉しいです。

■衛兵交代セレモニーの場所確保について

バッキンガム宮殿で行われる衛兵交代セレモニーは、広大な宮殿の敷地のため、見学の場所によって見え方が異なってきます。場所を確保するにあたって、ご自分にあったお好みの見どころスポットを選ぶと最大限にセレモニーを満喫できます。

第1の見どころスポット バッキンガム宮殿の正門前

バッキンガム宮殿の正門前は、間近で交代式を見ることができます。交代式をダイナミックに見学できる、いわばコンサートホールのような特等席です。

ただし、身動きが取れないほどの混み合うので、場所取りが大変です。さらに、行進中の衛兵たちの姿はあまり見えないという難点もあります。

第2の見どころスポット ヴィクトリア女王記念碑の前

ヴィクトリア女王記念碑の前は、交代式も行進もしっかり見渡すことができます。周囲よりも少し高くなっているため、見晴らしが良く、交代式も行進の様子も見られるベストポジションと言えます。

第3の見どころスポット 南・東エリアまたは大通り

道を挟んだ南・東エリアまたは大通りは、比較的空いていますので混雑が苦手な方にはおすすめです。交代式の様子は見えませんが、行進している衛兵たちの様子はしっかり眺められます。

混雑からは少し離れているため、落ち着いて見学でき、小さなお子様をお連れの方などにおすすめしたいスポットです。

第4の見どころスポット ウエリントン兵舎前

一味違ったポイントから見たいという方にはウエリントン兵舎前がおすすめです。こちらから、その日の新しい衛兵たちが出発を開始します。

また、その前にバンド演奏も行われます。このスポットは、通な人ぞ知る穴場のポイントといえます。

■衛兵交代セレモニーの注意点

衛兵交代セレモニーは45分ほど続きますが、周辺にはトイレが少ないので注意が必要です。到着前にお手洗いを済ませておくことをおすすめします。

途中でどうしても行きたくなった場合には、セント・ジェームズ・パーク内の公衆トイレを利用すると良いでしょう。

また、海外の人気スポットではよくあることですが、こちらでも混雑に乗じたスリの被害が多発しています。撮影に夢中になり過ぎないように、持ち物には注意してください。

1-2 見どころ満載!バッキンガム宮殿の内部

バッキンガム宮殿

バッキンガム宮殿の内部には、全部で775の部屋があリます。夏の一般公開時期になると、この内19の広間と庭園に立ち入ることができます。

例えば、イギリス国内でも特別美しい部屋と有名な青の客間や金色の手すりが美しい大階段、舞踏室、晩餐の間というように、見学できる広間や庭にはそれぞれ異なるコンセプトがあります。

もちろんエントランスや階段にも精密な装飾が施されており、イギリス文化と芸術の粋が結集した豪華絢爛な宮殿はすべてが見どころとなっています。

■バッキンガム宮殿の見どころスポット12点

第1の見どころスポット

クアドラングルと呼ばれる中庭です。東正面の裏側にあたり、東正面と公式広間の建物に囲まれています。

第2の見どころスポット

グランドエントランス・グランドホールと呼ばれる大玄関と大広場です。公式の賓客がかならず通るエントランスの大広間です。

第3の見どころスポット

グランドステアケースと呼ばれる大階段です。ブロンズ鋳造の傑作と言われる金メッキの手すりに、圧倒的な存在感があります。

第4の見どころスポット

グリーンドローイングルームと呼ばれる緑の客間です。緑の壁紙や家具を基調とした客間です。

第5の見どころスポット

スローンルームと呼ばれる王座の間です。劇場装飾を模し王座を舞台にみたてたシンボリズムを多用した部屋であり、まさに王座の間にふさわしい豪華さです。

第6の見どころスポット

ピクチャーギャラリーと呼ばれる絵画の間です。ピンクと白を基調とした磨りガラスの天井から柔らかい光が差すギャラリーがあり、公式広間の建物の中心におかれた大きな部屋です。

フェルメール、レンブラント、ルーベンス等の巨匠の作品が飾られています。

第7の見どころスポット

イーストギャラリーと呼ばれる、東のギャラリーです。ヴィクトリア女王関連の絵画が飾られています。

第8の見どころスポット

現在も晩餐会が行われるボールホールと呼ばれる舞踏室です。玉座やダンスを干渉するための観客席があり、大ホール全体を眺められる椅子もあります。この豪華爛漫な宮殿で、一時休憩することができます。

第9の見どころスポット

ステートダイニングルームと呼ばれる晩餐の間です。赤を基調としたとても重厚感のある部屋であり、晩餐会が王室にとってどれほど大切な外交手段であるかを伺わせます。

第10の見どころスポット

ブルードローイングルームと呼ばれる、青の客間です。グリーンの壁紙と金の天井がさわやかな印象を与える部屋であり、イギリスで最も美しい部屋のひとつと言われています。

第11の見どころスポット

ミュージックルームと呼ばれる音楽の間です。アーチ状の張り出し窓が可愛らしく、もはやおとぎの世界を演出したような部屋です。建築当時の最先端テクノロジーを駆使していることも特徴です。

第12の見どころスポット

白を基調とした金と黄色の家具で飾られたホワイトドローイングルームです。女王が客人に会うときに使われ、女王が自室から直接入るための隠し扉があります。

1-3 バッキンガム宮殿に併設している「クィーンズギャラリー」

バッキンガム宮殿には、併設している2つのギャラリーがあり、そのひとつがクイーンズ・ギャラリーです。

バッキンガム宮殿のすぐ近くにあるほうがクイーンズギャラリーで、アートが好きな方、アンティークが好きな方には必見のギャラリーです。

500年以上に渡って英国王室で獲得されてきた絵画や彫刻、ジュエリーなどを順番にテーマを変えて公開しています。

パルテノン神殿のような入口のクイーンズギャラリーでは、国民の代わりに女王に委託された美術品や王家の美術コレクションが一般公開されています。見どころ満載です。

また、頻繁に展示品の入れ替えが行われます。この展示は入れ替えがされるので、毎回同じ作品が展示されているとは限らず、レオナルド・ダ・ヴィンチやホルバイン、レンブラントなど有名な作品も揃っています。

1-4 バッキンガム宮殿に併設している「ロイヤルミューズ」

バッキンガム宮殿併設のもうひとつのギャラリーがロイヤル・ミューズです。現役の厩舎として最高峰に数えられるものであり、宮殿の王室庁部門、いわば女王および王室メンバーに陸路の移動手段を提供する部門があります。

ミューズとは、馬屋を意味する英語です。その言葉の通り、王族が戴冠式や公式訪問、ロイヤル・ウェディング、議会開会式、公式行事などの際に使われる公用車が保管されています。

こちらのロイヤルミューズでは、王位継承用のきらびやかな馬車、さらには実際に馬車を引く白馬もご覧いただけます。

主な馬の品種は、馬車馬としては唯一の英国原産であるクリーヴランドベイ、そして伝統的に女王の馬車を牽引するウィンザーグレイです。

しかし、これらの馬は必ずしも厩舎内で見学できるとは限りませんので見れた方はラッキーです。

※注意点

バッキンガム宮殿の内部は観光資源およびセキュリティの関係上、残念ながら撮影禁止です。

2.バッキンガム宮殿の行き方、アクセス方法について

ヴィクトリア駅からバッキンガム宮殿までの行き方を説明します。宮殿からほど近いヴィクトリア駅で下車したら正面出口を出ます。正面出口を出ましたら、左手にあるバッキンガム・パレス・ロードを右へ曲がります。

駅を背にする形になり、8分ほど進むと古めかしいお土産屋や古いビルの前を通りすぎ、そのまままっすぐ進むと、まず厩舎であるロイヤルミュウズのエントランスが見えてきます。

そこを通りすぎ、さらにパルテノン神殿のような入口のクイーンズギャラリーを過ぎ、左手にチケット売り場兼宮殿の入口が見えてきます。さらに行くと有名な宮殿の東正面を見渡せる広い広場にたどり着きます。

3.バッキンガム宮殿のチケット購入や入場料、予約方法について

バッキンガム宮殿案内

3-1 バッキンガム宮殿の入場券購入について

バッキンガム宮殿の入場券購入についてご案内します。バッキンガム宮殿には、見どころがたくさんあり、大きく分けて4箇所です。近衛兵の交代式、夏季限定で一般公開しているバッキンガム宮殿内部、クイーンズギャラリー、馬車及び車庫が見学できるロイヤルミュウです。

見学料は、近衛兵の交代式以外は有料となり、宮殿内部の公開期間と入場料は毎年異なります。チケット価格は大人のほか、シニア、学生、子供、ファミリーセット等、お得になる種類がいくつかあります。

バッキンガム宮殿はとても人気のある施設のため、事前の予約をおすすめします。予約が難しいという場合は、わずかですが必ず当日券がありますので、朝9時にはチケット売り場へ並ぶと良いでしょう。

売り場はバッキンガム宮殿正面から左側にあります。混雑を防ぐためチケットごとに入場できる時間が決まっており、当日券を購入すると、入場可能時間が夕方近くになります。インターネットで購入するときは、あらかじめ入場時間を決めなければなりません。

また、クィーンズギャラリーとロイヤルミュウに個別で入りたい場合は、それぞれの入口でチケットを購入できます。

■当日のチケット購入について、ちょっとした裏技

当日券でも、宮殿内部、ギャラリー、ロイヤルミュウのセット売りチケットを購入すると、時間制約がギャラリーのみになります。ギャラリーは、入場時間が夕方くらいに決まっています。

しかし、 宮殿内部とロイヤルミュウは時間制約がないので、すぐに入れます。値段は宮殿だけより高くなりますが、すべてのチケットを別々に購入するよりは割安です。また、この宮殿を大いに堪能していただくことができます。

午前11時半頃から正午過ぎまでは、宮殿の周りは衛兵交代式目当ての人たちでいっぱいです。近衛交代式は宮殿前の広場と宮殿敷地内、フェンスの内側を使って行われます。場所を確保するために、10時半頃には宮殿へ向かうと良いでしょう。

バッキンガム宮殿の衛兵交代式は、天候や王室行事によって稀に変更される場合があります。あらかじめ、事前に公式ウェブサイトで確認すると良いでしょう。

3-2 バッキンガム宮殿の基本情報

■バッキンガム宮殿の営業時間

宮殿内部見学
7/23-8/31は09:15-19:45(最終入場は17:15)
9/1-10/2は09:15-18:45 (最終入場は16:15)
※毎年変更があるので公式HPを参照

クイーンズ・ギャラリーとロイヤル・ミューズ
10:00-17:30(最終入場は16:15)

■バッキンガム宮殿の入場料

バッキンガム宮殿の公式諸間
(日本語版のオーディオガイドを含む)

大人 £23.00
60歳以上/学生(要証明書)£21.00
17歳未満 / 無効 £13.00
5歳未満 無料
家族 £59.00 (大人2人と17歳未満3人)

ロイヤル・デイ・アウト
(バッキンガム宮殿の公式諸間、ロイヤル・ミューズ、クイーンズ・ギャラリー共通チケット)

大人 £39.50
60歳以上/学生(要証明書)£36.20
17歳未満 / 無効 £22.00
5歳未満 無料
家族 £100.00(大人2人と17歳未満3人)

■バッキンガム宮殿の地図

■チケットを購入できる公式サイトはこちら

https://tickets.royalcollection.org.uk/

4.バッキンガム宮殿の歴史や概要について

4-1 バッキンガム宮殿の概要

バッキンガム宮殿は、現在も王室の住居であり、公務を執り行う場所でもある、世界でも珍しい現役の宮殿です。約1万坪の敷地を誇り、舞踏会場や音楽堂、美術室、接見室や図書館等が設置されています。

また、併設された厩舎などに勤めるスタッフのための生活施設も兼ね備えています。さらに、諸外国からの客人の宿泊施設、公式の晩餐会や毎年恒例の叙勲式の会場としても使用されています。

公式広間が19室、王室メンバーと来客用の寝室が52室、スタッフ用寝室が188室、事務室が92室、浴室が78室と、部屋の数は全部で775室あります。宮殿に勤務する人は約450名、年間の招待客は4万人にも上るそうです。

王族たちを補助する侍従50人は同じ宮殿内に住み込み、その他の侍従は王室厩舎であるロイヤル・ミューズで暮らしています。総人件費は、なんと年間3億円とも言われています。

近年は、女王が避暑地のスコットランドで過ごす夏の2ヶ月の間、公式広間を一般に公開しています。時期としては、7月下旬から 9月下旬の間にかけて、一般入場が可能となっています。入場料はウィンザー城を修復する為の費用に充てられているそうです。

宮殿正面広場には、ヴィクトリア記念碑が建立されているのがご覧いただけます。その向こうにはセント・ジェームズ・パークとトラファルガー広場につながる大通りザ・マルが、生い茂ったプラタナス並木に沿って位置しています。

宮殿の屋上に王室旗が掲げられていたら女王の在宅、イギリス国旗が掲げられていたら不在を意味しています。

4-2 バッキンガム宮殿の歴史について

ジェームズ1世の時代、この周辺には桑畑が広がり絹を生産する養蚕が営まれていました。1624年、最初の住居はサー・ウイリアム・ブレイクによって建てられたと考えられています。

その後幾人かのオーナーを経て、1703年、宮殿の名前の由来となっているバッキンガム公が建てたバッキンガムハウス、これが現在の建物の原型になっています。当初はレンガのみで建てられた非常に粗末な邸宅に過ぎませんでした。

東正面が建造され、現在の形になったのはほんの100年ほど前です。宮殿としても歴史は浅く、18世紀半ばにジョージ3世が王妃シャーロットのために、私邸として購入しました。

これほど世界的に有名な宮殿ですが、意外にも歴史が浅く、ジョージ3世に引き続き王位に上がったジョージ4世は、この私邸を居住兼政務を行う宮殿として使用すべく改装に着手します。

建築家ジョン・ナッシュの忠告によって、煉瓦造りだったバッキンガムハウスを1825年から12年かけて全面改築をはじめます。それまでルネッサンス様式だった建物をネオクラシック様式に改装しました。建築家ジョン・ナッシュの手により、シンボリズムの内装がほどこされました。

そのため、他のヨーロッパの宮殿とはまた一味違う建築となったのです。しかし、当のジョージ4世は王宮の完成を見ないまま死去しました。

弟のウイリアム4世が後を引き継ぎ、パレスを完成させました。ただ予算は当初の3倍にふくれあがり3,900万ポンド、現在の2億1,100万ポンド相当となりました。

完成前にジョージ4世が逝去すると、建築家ナッシュはクビにされていることから、この宮殿がいかに手の込んだ荘厳な宮殿であるかが想像できますね。2代後のヴィクトリア女王の時代にほぼ完成し、正面の東棟が20世紀初頭に建造され、今に至ります。

1837年、ヴィクトリア女王は、即位を機に、セント・ジェームズ宮殿から移り住みました。以後バッキンガム宮殿は、イギリス王室の公式の宮殿となったのです。1913年、ザ・マルと直線で繋がれた建物とバルコニーが建設されました。祝日になると、このバルコニーで王室一家が国民の前に姿を見せる場所となっています。

ロイヤルバルコニーと呼ばれるこのバルコニー。キャサリン妃とウイリアム王子がバルコニーでキスをする姿が全世界に放映されたのを覚えていますでしょうか。これは結婚式の後、バッキンガム宮殿でお披露目をする伝統があるためです。

5.バッキンガム宮殿の口コミ

6.まとめ

いかがでしたでしょうか。バッキンガム宮殿を訪れた際には、見どころポイントがたくさんあります。衛兵交代の場所やスムーズに見るために事前の予約など、準備できることは先にしておきましょう。こちらを参考にして楽しいロンドンの旅をしてください。

バッキンガム宮殿