本場のビールは違うぞ!ドイツビールの有名銘柄やおすすめ紹介

ドイツ ビール

皆さんは、ビールがお好きでしょうか。ビール好きの方であれば毎日ビールを飲まれるという方もいれば、週末に自分のご褒美に飲むという方もいらっしゃると思います。そんな方々におすすめしたいのがドイツビールです。

ドイツビールはオクトーバーフェスト等で知られ、海外ビールの中で特に有名なビールですが、意外と詳しいことはご存知の方も少ないのではないでしょうか。

今回の記事では、ビール好きの方のためにドイツビールの世界についてご紹介します。ぜひ参考にしてください。

1.ドイツビールの歴史や特徴をまず知ろう

本場のビールとして有名なドイツビールですが、どのように生まれ、どのような特徴を持っているのでしょうか。まずはドイツビールの歴史や特徴についてご紹介していきます。

ドイツビールの歴史について

それではまずドイツビールの歴史をご紹介していきます。

紀元前から続くドイツビールの歴史

一説によると、ドイツの地にゲルマン人が定住した紀元前1800年ごろには、すでにビールの生産が始まっていたという記録があります。

また紀元前800年ごろに作られた当時のビールジョッキが発見されたこともあり、ドイツビールの歴史はとても古く、太古の昔からドイツの地で人々に愛されていました。

世界初の品質に関する条例の制定

その後ドイツでのビール文化は順調に受け継がれていきました。1516年にはバイエルン公ヴィルヘルム4世がビールの品質に関する条例を公布し、不正を働くビール製造業者を国家レベルで取り締まりました。

これは国家レベルでビールの品質向上を目指す世界初の食品条例でした。

エール酵母からラガー酵母へ

19世紀になると下面発酵のラガー酵母のビールが発明されました。これにより上面発酵のエール酵母のビールが主流だったドイツのビール文化に変化が起き、ラガービールが主流となりました。

またこの頃に冷蔵技術が発達したため、冷やしてビールを飲む文化も定着しました。

ドイツビールの特徴について

それでは次にドイツビールの特徴を見ていきましょう。ドイツではどのような種類のビールが飲まれているのでしょうか。

ドイツビールで定番のビールの種類をご紹介します。

ドイツビールの種類1「ピルスナー」

ドイツで最も人気のあるビールです。実にその消費量は全体の65パーセントを占めます。下面発酵のラガービールの一種で、明るい黄金色をしていて苦味があり、喉越しの良さが特徴です。

日本の一般的なビールもピルスナータイプが多いです。

代表銘柄:ベックス(Beck’s)、イェーヴァーピルスナー(Jever Pilsner)等

ドイツビールの種類2「ヘレス」

ピルスナーと同じく下面発酵のビールです。ヘレスという呼び名はドイツ語で「淡い色」という意味で、その名の通り淡い黄金色が特徴的なビールです。

ピルスナーより苦味が少なく、爽やかな飲み心地です。ドイツの中ではミュンヘンでよく飲まれています。

代表銘柄:レーベンブロイ(Löwenbräu)、シュパーテン・ミュンヘナーヘル(Spaten Münchener Hell)等

ドイツビールの種類3「ミュンヘナー」

その名の通りミュンヘンでよく飲まれるビールです。元は黒ビールだったこともあり、麦芽の香りが強いことが特徴です。

代表銘柄: アウグスティーナーヘレス(Augustiner Helles)等

ドイツビールの種類4「ドゥンケル」

ドイツ南部でよく飲まれる黒ビールです。濃厚なのにまろやかで飲みやすいビールであることが特徴のため、黒ビールをあまり飲まない人にもおすすめのビールです。

代表銘柄:エルディンガー・ドュンケル(Erdinger Dunkel)等

ドイツビールの種類5「シュバルツ」

ドイツ全土で飲まれる黒ビールです。ドイツ語の黒いという意味の名前で、ダークラガーと呼ばれることもあります。苦味とコクがあり、深い味わいです。

代表銘柄:ケストリッツァー シュヴァルツビア (Köstritzer Schwarzbier)、モンヒスホーフ・シュヴァルツビール (Mönchshof Schwarzbier)等

ドイツビールの種類6「ボック」

アルコール度数が6パーセント以上の強いビールです。大量のモルトを使用しているため、ホップの苦味が少なくその代わりに甘みが強いのが特徴です。

代表銘柄:マイボック(Flötzinger Maibock)等

ドイツビールの種類7「ラホオ」

バイエルンの伝統的な薫製ビールです。スモーキーな味わいが特徴的で、非常にクセがあるので好き嫌いが分かれます。ビール好きなら一度は試したいビールです。

代表銘柄:シュレンケルラ・ラオホビア・メルツェン(Schlenkerla rauchbier marzen)等

ドイツビールの種類8「ヴァイツェン(ヴァイス)」

バイエルンで有名な小麦を50パーセント以上使用して作られた白ビールです。苦味はほとんどなく、フルーティーな味わいが特徴です。非常に飲みやすく特に女性に人気です。

代表銘柄:エルディンガーヴァイスビア(Erdinger Weissbier)、ヴェルテンブルガー ヘフェヴァイス ヘル(Weltenburger Hefe Weißbier hell)等

ドイツビールの種類9「ベルリーナ・ヴァイセ」

ベルリンとその周辺で醸造されるビールで、色が淡く酸味があります。アルコール度数も低く、カクテルのようにして飲む珍しいビールです。

代表銘柄:ベルリナー・キンドル・ヴァイセ(Berliner Kindl Weisse)等

ドイツビールの種類10「ケルシュ」

ケルンとその近郊でのみ醸造と名乗ることを許可されたビールです。淡い色の麦芽のみを使用しているため明るい黄金色で泡立ちも炭酸も少なく、ゴクゴク飲めるのが特徴です。

代表銘柄:ドム・ケルシュ(Dom Kölsch)等

ドイツビールの種類11「アルト」

ドイツのデュッセルドルフとその近郊で伝統の製法で醸造されるビールです。琥珀色で麦芽の香りと強い苦味が特徴です。

代表銘柄:ツム・ユーリゲ アルト・クラシック(Zum Uerige Alt Classic)等

2.ドイツビールの定番!有名なドイツのおすすめビール3選

ドイツビールの中でも特に有名なビールの銘柄3選を紹介します。

ドイツのおすすめビール1「レーベンブロイ」

レーベンブロイは15世紀にバイエルン地方で発明された下面発酵のビールです。

日本ではアサヒビールがドイツのレーベンブロイ社のライセンスを取得しているため、ドイツで作られるものと同じ製法で日本でも生産を行っています。

そのため、日本では一番見かける機会の多いドイツビールとなっています。レーベンブロイのアルコール度数は5パーセントほどで、その味はしっかりとしたコクとなめらかな口当たりが特徴です。

ドイツのおすすめビール2「ベックス」

ドイツビールの中で輸出量がナンバーワンであるビールのため、世界で一番飲まれているドイツビールです。こちらもドイツビールで最も定番であるピルスナースタイルのビールです。

クセのないすっきりとした味わいで、どんな料理にも合う飲み飽きないビールです。芳香や味わいよりも喉越しの良さが重視されているビールです。

ドイツのおすすめビール3「イェーヴァーピルスナー」

その名の通り、イェーヴァー社が生産しているピルスナースタイルのビールです。ドイツではベルリンを代表とする北部地域で特に人気です。

このビールの特徴は苦味で、強めの苦みとコクが楽しめる、ビール好きには持ってこいのビールです。味が強めのため肉料理におすすめです。

3.女性におすすめ!フルーティーで飲みやすいドイツビール3選

次にドイツビールの中でも、フルーティーで飲みやすいビールをご紹介します。

女性におすすめドイツビール1「エルディンガーヴァイスビア」

ヴァイツェンタイプのビールです。ヴァイツェンタイプのビールでは生産量が世界一である定番のビールです。

元々フルーティーな白ビールで飲みやすいタイプであるヴァイツェンですが、その中でもよりライトな飲み口なビールです。小麦の甘みとホップの心地よい苦みが程よくマッチした軽やかな飲み心地です。

女性におすすめドイツビール2「ヴェルテンブルガー ヘフェヴァイス ヘル」

こちらも上面発酵のヴァイツェンビールの一種です。ヴェルテンブルガーはバイエルン州の修道院醸造所で最古のブランドになります。日本にも輸入がされているため比較的入手はしやすいです。

小麦本来の華やかな風味が楽しめるビールで、通常のヴァイツェンよりもオレンジ色をしていることが特徴です。

女性におすすめドイツビール3「フランツィスカーナー・ヴァイスビア」

フランチェスカ社のヴァイツェンビールです。ミュンヘンではとても人気があるビールで、ヴァイツェンビールの一つの特徴であるバナナのようなフルーティーさをしっかりと味わえることができます。

香りが良くとても飲みやすいため、女性の方や、普段とは少し変わったビールを楽しみたい方におすすめのビールです。

4.終わりに

この記事を通してドイツビールの世界に触れて頂き、興味は持っていただけたでしょうか。

長い歴史があり奥の深いドイツビールですので、みなさんが少しでも興味を持っていただき、ドイツビールを楽しんでいただければ幸いです。

ぜひ、ドイツビールとともに至福の時間をお過ごしください。

ドイツ ビール