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一週間だといくら?各旅行会社で掛かるドイツ旅行の費用を調査

公開日:2021.11.04 更新日:2022.12.19

目次

ドイツ旅行はどの程度の費用が掛かるだろうと悩んでいませんでしょうか。なかなか色々なツアーがあって、よくわからないですよね。

ドイツだけを訪れるツアーは多くありません。たいていの場合、オーストリアやフランスなど、周辺国とセットでツアーが組まれています。

その中から、4社のドイツだけに行くツアーをピックアップして比較してみました。ホテルはスタンダードクラスです。

なお、調べたのは2018年3月ですので、費用が高くなると思われる年末年始の価格は出ていませんでした。ぜひ参考にしてください。

(2018年3月)

株式会社MEBUKU

Pokke編集部
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1.各旅行会社を比較!6泊8日ドイツ旅行の費用とは

ドイツは日本から遠く時差があるので、「8日間の旅行」といっても7泊8日ではなく6泊8日になります。1泊分は飛行機の中で過ごすことになります。

1-1 ドイツ旅行の費用、A社の場合(4月~10月の価格)

羽田発

369,900円~499,900円

(2人で739,800円~999,800円)

関空発

384,900円~429,900円

(2人で769,800円~859,800円)

福岡発

389,900円~499,900円

(2人で779,800円~999,800円)

ルフトハンザ航空またはフィンランド航空利用でそれぞれ乗り継ぎ1回。

A社のこのツアーは、添乗員、または現地日本語ガイドが付いてベルリンやマイセン、ドレスデン、ローテンブルク、ミュンヘンなど、ドイツの東半分の見どころをくまなく回るツアーです。

食事は基本的にはついているのですが、自分たちで支払いをしなければいけない場合が3回ほどあります。小人料金や幼児料金の設定はありませんので、家族で行く場合は単純に人数倍の金額になります。

1-2 ドイツ旅行の費用、B社の場合(3月~10月の価格)

羽田発

269,800円~459,800円

(2人で539,600円~919,600円)

全日空またはルフトハンザ航空利用で直行便。B社のこのツアーは、フランクフルトやローテンブルク、ミュンヘンに宿泊し、添乗員または現地ガイドが付いて観光もするのですが、食事はホテルに付いている朝食のみで、合計9回のランチとディナーは自分たちで手配と支払いをしなくてはなりません。

延泊したい場合は1泊に付き1人当たり10,000円または20,000円または30,000円の追加料金が必要です(時期によって追加料金が変わります)。

子供料金は大人と同額ですが、幼児料金の設定があるので(どの時期でも65,000円)、大人2人、子供1人、幼児1人なら料金は874,400円~1,444,400円になります。

B社では格安の79,800円~254,000円(2人で159,600円~508,000円)という格安ツアーもありますが、この場合はカタール航空の利用(乗継ぎ1回)で、食事なし、観光なしです。

ドイツレイルパスが付いているので、それで自分で回る自由旅行になります。

1-3 ドイツ旅行の費用、C社の場合(3月~10月の価格)

成田発

248,000円~443,000円

(2人で496,000円~886,000円)

日本航空利用で直行便。食事は自分たちで手配しなくてはいけない4回をぬかし、全て付いています。

C社のこのツアーは、添乗員または現地ガイドが付いてリューベックやハンブルク、ハーメルン、ブレーメンなどを回りながらいくつかの世界遺産を訪ね、ベルリンでは博物館または絵画館の見学がツアーに含まれています。

子供料金は大人と同額ですが、幼児料金がどの時期でも35,000円ですので、大人2人、子供1人、幼児1人なら779,000円~1364,000円になります。

1-4 ドイツ旅行の費用、D社の場合(4月~10月の価格)

143,300円~302,300円

(2人で286,600円~604,600円)

エミレーツ航空利用、1回乗り継ぎ。D社のこのツアーは、価格は安く設定されていますが、添乗員やガイドが付いておらず、自力で行動しなくてはならない部分が多くなっています。

例えば飛行機の乗り継ぎも自分たちでしなくてはなりませんし、フランクフルトやローテンブルク、ミュンヘンの3都市を周りますが、都市間移動は各自荷物を持ってバスに乗って移動します。

ロマンチック街道を通る時は、日本語オーディオガイドで車窓からの景色見ることになります。このツアーに含まれているガイド付き観光は1日のみで、あとは希望があれば各都市でオプショナルツアーに参加できます。

子供料金は大人と同額、幼児料金は要問合せとなっています。

ドイツ旅行が安い時期、高い時期

ドイツ旅行が安いのは、1月の正月明けから2月、ゴールデンウィークを除いた4月と5月、11月から12月のクリスマス前あたりまでになります。

反対に高くなるのは7月半ば過ぎから8月の夏休み期間、年末年始と、多くの人が長期の休みを取りやすい時期はツアー料金も上がります。

2.ドイツ旅行を安い費用で過ごすためには

第一はツアー料金が安い時期を選ぶことです。第二は安い航空会社やグレードの高くないホテルを付けたツアーを選ぶことです。第三は自由行動の割合が多いツアーを選ぶことです。

ガイド付き観光や食事が付いてなくても(極端な話、往復の飛行機と宿泊ホテルが付いていれば)良いなら、費用はかなり安くあげられます。

ホテルと料理ははっきりとツアー価格に反映されます。つまり、グレードの高いホテルに泊まって食事の内容や回数にこだわるなら、安く行けるツアーはないということです。第四は、見つかればラッキーというものですが、こまめに調べてバーゲンツアーなどを探すことです。

例えばE社では、4月に1回と5月に1回の特定日のみ、7日間ですが15万円という格安な値段でのツアーを催行しています。航空会社もANAの羽田発直行便、食事は4回が自己手配ですが、ガイド付き観光はついています。

3.ドイツ旅行中にかかる費用のまとめ

ドイツ旅行中にかかる食事の費用

ツアーに参加する場合でも、何回かは自分たちで食事の手配をしなければならないことが多いでしょう。ドイツでの食事代金は、日本でのそれと大差ないと考えて良さそうです。

ランチは5~10ユーロ(約700円~1,500円)くらいが平均でしょう。夜は、平均的なレストランならビールやワイン一杯とメイン料理一品で12~17ユーロ(約1,700~2,500円)くらいです。

これに前菜とまたはデザート、食後の飲み物も付けると、プラス10ユーロ(約1500円)といったところでしょうか。ただし、日本と違ってお水は付かないので、水が飲みたい場合は別途注文することになります。

ドイツ旅行の観光費用

その他、自分で美術館やお城など観光スポットを回るなら、入場料が必要です。

ベルリン市内の博物館 8~12ユーロ

ケルン大聖堂 3ユーロ

ノイシュバンシュタイン城 13ユーロ

ニンフェンブルク宮殿 立ち入れる場所により5~10ユーロ

などとなっていますので、これを参考に目安を立ててください。

交通費は、例えばベルリン市内の1日乗車券が観光スポットの多いABゾーンで7ユーロほどですので、他都市内でも大同小異と考えてよいと思います。

延泊したい場合は、大都市のスタンダードクラスホテルで1泊1万円前後、高級ホテルで2~3万円ほどになります。しかしこの場合は「1室」ですので、2人で泊まれば一人当たりの費用は半分になります。

ドイツ旅行のお土産代

お土産代はそれぞれですが、日本の物価とあまり差はないということでご用意ください。

ドイツビール 約1ユーロ

バウムクーヘン 約10~20ユーロ

ドイツコーヒー 約5ユーロ

4.ドイツ旅行の注意点について

まず、ドイツへの旅行の出発日は限られているということです。日本からドイツへの航空便が毎日あるわけではないので、東京(羽田または成田)発の場合は週2~3回、他都市からはそれ以下になります。

同じ旅行会社でも、訪問する都市が違う、利用する航空会社が違うなどの差異でいくつかのドイツツアーを設定しています。また、宿泊するホテルが選択できるツアーもありますが、当然ホテルのグレードを上げるとツアー料金も上がります。

添乗員付きツアーの場合は最低催行人数が決まっている場合もあるので、せっかく申し込んでも人数が集まらずに催行されない場合もあります。申し込み状況をよく確かめて計画を立てましょう。

書くツアーの食事の回数はチェックが必要です。朝食はホテルで提供される場合がほとんどですが、値段を抑えたツアーの中には、食事を自分たちで支払わなくてはならない回数が多いものもあります。

家族旅行の場合は子供料金や幼児料金の設定があるかどうかも要チェックです。調べた限りでは、子供料金を設定しているツアーはほとんどありませんでした。

3歳未満の幼児料金は、航空運賃が安くなるので設定をしている会社もあります。もちろん幼児のために機内での座席はなく、ホテルでもエキストラベッドは入れないという前提です。

海外旅行は、ツアー代金の他に「燃油サーチャージ」や「空港税」といった費用も考慮に入れなくてはいけません。これらは飛行機を利用するなら誰でもが払わなければならない費用で、ツアー代金とは別に徴収される場合も少なくありません。

例えば、上記A社のツアーには「空港税」は含まれておらず、時期によって金額が違いますが、別途13000円前後~16000円前後という少なくない費用が加算されます。各社のツアーにこれらの費用が含まれているのか否かも事前にチェックが必要です。

また、日本の消費税もツアー代金に含まれているかよく確認してください。元の金額が大きいので、8%はかなりの額になります。

3人でツアーに参加したい場合、ホテルにエキストラベッドを入れてもらえるか、またはファミリールームなど3人対応の部屋を手配してもらえるかどうかを確認しないとなりません。

もし不可だと、1人は1人部屋を手配することになり、悪くすると「一人参加代金」を払わなくてはならない場合があるからです。

5.まとめ

いかがでしたでしょうか。ドイツ旅行で掛かる費用について紹介いたしました。各旅行会社を比較した結果であったり、旅行中かかる費用についてであったりなど、ぜひチェックしてください。

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