グエル公園の見どころポイント5選!行き方やチケット予約方法も紹介

グエル公園

ガウディの天才的な建築で有名なグエル公園に行って見たいと考えていませんでしょうか。グエル公園は、アントニオ・ガウディの作品群の1つとして1984年にユネスコの世界遺産に登録されました。

今回の記事では、そんなグエル公園の見どころポイントを5つ紹介しています。アクセス情報や口コミなども記載しているのでぜひ参考にしていただき、バルセロナにあるグエル公園に訪れてください。

1.グエル公園の見どころ満載おすすめポイント5選

1-1 グエル公園のシンボル「ダイナミックな大トカゲ」

グエル公園

エントランスを入ると、目の前に大きな階段がドーンとあり、階段にはたくさんの装飾が施されており、彫刻も見えます。この階段は45段あり、人々を非日常の世界へと誘う重要な舞台装置としての役割を担っています。

階段を見上げると、途中から二手に分かれている階段の真ん中くらいに位置している大トカゲが見えます。青っぽいカラフルなモザイク調のこの大トカゲは、言わずと知れたバルセロナのシンボル的存在であり、グエル公園の泉の守り主でもあります。

そして、その上の方にある丸いオブジェには、モザイクで蛇が象られております。この蛇は、ギリシャ神話の中で、モーゼを守ったと言われるネフシュタンです。

続いて、その下の真ん中には、ギリシャ神話の中の”世界のヘソ”と言われているギリシャにある都市デルフィを象徴した石が見えます。

1-2.ガウディによる天才的な建築「市場と貯水槽」

グエル公園

階段を登って行くと、柱が立ち並ぶホールが見えてきます。このホールは、市場にする目的で作られました。柱は86本あり、屋根を支えています。グエル伯爵から建築の中にギリシャ神話を入れるように指示されたガウディは、この柱にもドーリア式の建築様式を取り入れています。

ドーリア式とは、古代ギリシャ建築における様式のひとつであり、イオニア式、コリント式と並ぶ3つの主要な様式の中で最も古く、荘厳で力強いのが特徴です。

しかし、ガウディの手にかかると、シンプルなドーリア式の列柱もこんなにエレガントな表情へと変化してしまいます。列柱の下の部分にはトレンカデイスが用いられており、さらに優雅な天井にも注目です。

次に、この円柱の下には、なんと貯水槽が設けられていて、上に位置する大広場の雨水を貯める仕組みになっているのです。デザインだけでなく、機能性も兼ね備えている建築は、さすが天才建築家ガウディと言われる所以です。

1-3.グエル公園の絶景スポット「大広場となが〜い波打つベンチ」

グエル公園

市場になる予定だった下のホールから上がってくると、大きな広場へ出ます。この広場は、ギリシャ劇場のように半円形の形をしていますが、実際にここでは住民たちが集まるオープンスペースのような役割を担うのが目的でした。

そして、もうひとつの役割は、先ほどご覧いただいたホールの列柱下にある貯水槽へ雨水を送ることです。本当によく考えられていて、驚かされることばかりです。ここからは、バルセロナの街が一望できます。このグエル公園の中での絶景スポットとなっていますので、広場の最先端へ行き写真を撮ると良いでしょう。

そして、この広場で見逃せないのが、広場の周りを彩る、なが〜いベンチです。トレンカデイスを用いた、全長110メートルもある蛇行した形のこのベンチは、先ほどお話したガウディの裏方を務めて貢献した、ジョセップ・マリア・ジュジョールによるものです。

1-4.古代へタイムスリップ「洗濯女の回廊」

グエル公園

広場を出たら、すぐ横にある階段を降りて行くと、洗濯女の回廊または柱廊と呼ばれている場所で、傾斜地のある公園に道路を通すために建設された擁壁(ようへき)です。その形状や回廊の色合いなどの独特な雰囲気は、まるで古代へタイムスリップをしたかのような錯覚をおぼえます。

それでは、なぜこの場所が「洗濯女の回廊」と呼ばれるのかに触れましょう。たくさん並んでいる柱の一番手前に1本柱がみえます。ロングスカートをはいた人間の女性が左手を頭の方へあげて、なにやら籠のようなものを頭に乗せています。

これは、グエル公園内で唯一の人間の形をした像なのですが、ギリシャ彫刻の「奉納像」を表現したといわれています。このように、この場所には、洗濯かごを頭に乗せた女性の像が1本あるので、「洗濯女の回廊」と名づけられたのでした。

1-5 ヘンゼルとグレーテルに出てくるお菓子の家がモデル

グエル公園

中央エントランスの両脇にあるこの可愛いふたつの家があります。ひとつは、もともと管理事務所でしたが、現在はショップになっています。もうひとつは守衛さんの家です。どちらもヘンゼルとグレーテルの物語の中に出てくる「お菓子の家」がモデルとなっており、形や装飾がとても可愛らしいです。

ここカタルーニャ州出身の、あの天才画家サルバドール・ダリは、「ほんとにケーキのようだ。」と感心したそうですが、同じカタルーニャ州の偉大なる画家ジョアン・ミロも「粉砂糖をかけたお菓子のようだ。」という言葉を残しています。

そして、もうひとつの「守衛さんの家」の方は、内部を見学することができます。定員が30名ですが、中ではガウディ作品関連についての説明ビデオが流されています。

ただ、日本語はないですし、たまに長蛇の列になっていることもある上に、内部もさほど特別な装飾や家具もありませんので、ここは、外側からの写真撮影だけで充分かと思います。

2.グエル公園の歴史や概要について

グエル公園は、元々ブルジョワ階級の人々のために作られた庭園住宅でした。大スポンサーだったグエル伯爵が後援者となり、1900から1914年にかけてガウディのデザインによって建設されました。自然を愛するガウディらしく、小高い丘の上に自然をそのまま残した姿で、広場や邸宅、礼拝堂などを設計したのです。

そしてまた、グエル伯爵とガウディが最も愛していた芸術はリヒャルト・ワーグナーの「楽劇(がくげき)」で、ガウディは同じ芸術センスを持つグエル伯爵の下で、自然との調和を表現する総合芸術を作り上げようとしたのでした。

当時ガウディは、現代のゲーテッドコミュニティーのように、住宅地を外壁で囲みアクセスを管理できるような計画を考えました。ちなみにゲーテッドコミュニティーとは、ゲートを設けて周囲を塀で囲むなどして、住民以外の敷地内への出入りを制限することで、通過交通の流入を防ぎ、また防犯性を向上させた住宅地のことをいいます。

しかし、町の中心から離れていて地の利が悪く、公共の交通手段もないという悪条件の上、ふたりの進み過ぎた発想と自然の中で暮らすという価値観は、当時の人々にはあまり受け入れられなかったようです。

また、敷地面積の6分の1しか建物を建ててはいけないとか、勝手に木を伐採してはいけないなど、様々な規制があったために、結局は現在学校になっているグエル伯爵家と現在博物館であるガウディの家の他は、たった1軒しか売れず、2人の夢であった英国風庭園式住宅の夢は、断念されたのでした。1914年のことです。

そのような理由により、結局住宅は売れ残り、また市民戦争の影響で建設工事が中断したため、結果として未完のまま1922年に、市に買い取られて市民公園になったというわけです。そしてその後、1984年には、アントニオ・ガウディ作品群として世界遺産に登録されました。

3.グエル公園の基本情報や行き方について

3-1 グエル公園の基本情報

■グエル公園の営業時間

10/30-3/26は8:00-18:15
(最終入場は17:30)

3/27-5/1は8:00-20:30
(最終入場は19:30)

5/2-8/28は8:00-21:30
(最終入場は20:30)

8/29-10/29は8:00-20:30
(最終入場は19:30)

■グエル公園の休館日

年中無休

■グエル公園の入場料

一般は€8
7歳-12歳、60歳以上は€5.6
(オンライン予約による割引あり)

事前のチケット予約はこちら
https://www.veltra.com/jp/europe/spain/barcelona/ctg/162993:ParcGuell/

7歳未満は無料
※園内のガウディ家博物館は別途€5.5が必要
※早朝5:00-開園時間の1時間前までと、閉園時間の30分後-23:00頃までは有料エリアも無料で入場可能

■グエル公園の地図

3-2 グエル公園への行き方、アクセス方法

利用する交通手段により入場口がそれぞれ3ヶ所あります。グエル公園自体は無料で誰でも入れます。ただし、モニュメントゾーンと呼ばれるエリアは有料です。30分毎に約400人の人数制限をしておりますが、見どころの殆どがこの有料エリアに集中しています。

グエル公園の入り口ですが、主な入場口は3ヶ所あります。そしてその入場口は利用する交通手段によって異なります。

タクシーもしくはツーリストバスで来た場合は、正面入口の右手にあるチケット売り場で入場券を購入してから入ります。

地下鉄「レスパス駅」で降りた場合は、公園左入口から入ってください。市バスでカタルーニャ駅もしくは、カサミラ駅から来た場合は、公園右入口から入ります。

このように、それぞれ利用する交通手段により入口も異なりますが、グエル公園は小高い丘の上に位置するため、地下鉄や市バスを利用した場合にはかなり勾配のある坂道を登ることになり、しかも結構な距離を歩くことになりますので、一番のおすすめはタクシーで正面入口までつけてもらう方法です。

4.グエル公園の口コミ

5.まとめ

いかがでしたでしょうか。グエル公園は至るところにガウディの工夫を感じられる公園です。バルセロナに訪れた際は、ぜひ素晴らしい景色や歴史、ガウディの天才的な建築物を堪能してください。

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