羽田から1時間の楽園!八丈島の観光で絶対にするべき5つのこと

八丈島

羽田空港から1時間程度で行ける楽園、八丈島について知りたいと考えていませんでしょうか。八丈島といえば、太平洋に浮かぶ伊豆七島の中でも最南端に位置する美しい島で、ひょうたん型のかわいらしい形をしています。

暖流の影響を受け、島全体が釣りやダイビングをするのに適していて、多くの観光客が訪れています。活火山でもあるため、温泉があちこちに湧いていて、地元民の憩いの場にもなっています。

今回の記事では、そんな八丈島の観光体験記を紹介しています。台風襲来前に訪れた観光体験をもとに、観光ガイドを読むだけではピンとこない八丈島のリアルな体験談をお楽しみください。

1.羽田から1時間の楽園!八丈島の観光でするべき5つのこと

1-1 秘境、裏見ヶ滝でマイナスイオン&混浴温泉

八丈島

「うらみがたき」というと「恨み敵」と聞き間違えてしまいそうですが、八丈島の「裏見ヶ滝」は、島内のみならず本土でもなかなか見ることができないような珍しい光景が楽しめます。

その由来は「裏から滝を見られる」ということのようですが、その景色はこんな感じです。遊歩道の上にせり出した岩の上を水が流れ落ち、まるで「水のトンネル」をくぐるような気分が味わえます。

島の南側にあり、道の脇にある駐車場に車を止めて山道を歩くこと20分ほどでたどり着きます。手を伸ばして滝の水に触れたくなります。

夏場なら思わず身を乗り出して滝に打たれてみたくなります。でも、柵を乗り越えるのは危険ですので、くれぐれも気をつけてください。

駐車場のわきにある階段を降りていくと、自然の中に露天温泉があります。これがなんと無料です。混浴なので、水着着用のうえで入ります。湯は少し熱め。無色透明でさらっとしていました。

シャンプーや石けんなどは使用禁止ですので単につかるだけですが、川のせせらぎや鳥の鳴き声に耳を澄ませていると、あまりにも気持ちよくて、時間を忘れて長居してしまいました。

管理人は常駐しておらず、基本的に無人なので、他の入浴者がいなければ、誰にも邪魔されることなく自然を独り占めできます。

1-2 霧のふれあい牧場で幻想的な写真

八丈島

八丈島は隠れた登山スポットです。北側にはハイキングレベルの八丈富士、南側には古い火山の景観や滝や沼など水の景観を楽しみながら本格的な縦走コースのある三原山があります。

ただ、霧が深いとできません。あいにく、天候に恵まれなかったため、登山はあきらめ、八丈富士の途中にある「ふれあい牧場」に立ち寄りました。

そこには、広大な牧場が広がっていて、黒毛和牛がのんびりしています。霧に包まれた牧場を撮影したら、幻想的な写真が撮れました。どこか宮崎駿アニメを感じさせるような仕上がりになりました。

この道の先には展望台もあり、晴れた日には島を見下ろす絶景が楽しめるようです。晴れの日でも霧の日でもインスタ映え写真が撮れること間違いなしです。

1-3 ティラミスみたいな断崖絶壁の黒砂砂丘

八丈島

「黒砂砂丘」は八丈島の観光スポットとしては少々マイナーな部類に入るかもしれません。八丈島一周道路から脇道に入り、車を止めて坂道をずんずん進んでいきます。

どんどん狭くなり、険しくなっていくので「この道でよかった?」と不安になってきますが、一本道なので大丈夫です。

20分ほど進むと、一気に視界が広がり、空の青さが染みわたるような感覚を味わえます。道は未舗装で、足を滑らせるとそのまま断崖絶壁から落ちてしまいそう。

スリルを味わいながらさらに進むと、断崖絶壁の端っこを黒い砂丘が見えてきました。砂丘というと砂漠のように一面に広がる砂景色をイメージされるかもしれませんが、それとは若干異なります。

ここにたたずみ、黒い砂、紺碧の海、白い雲、青い空が織りなすコントラストを存分に楽しんでください。思わず、空か海に吸い込まれそうな感覚になります。

時折、強い風が吹いてくるので、くれぐれも滑らないようにしてください。帰り道は下り坂なので、余計に注意してください。

1-4 南原千畳岩海岸で八丈小島を眺める

八丈島

その昔、八丈富士が噴火した際に海に流れたマグマが幅500メートル、奥行き100メートルにわたって固まった溶岩台地が「南原千畳敷海岸」です。

漆黒のゴツゴツした岩肌に、打ち寄せる波が激しくぶつかり、しぶきを上げていて、潮の香りが鼻腔をくすぐります。海の色も近くと遠くでは色味が違っています。

海の向こうには、八丈小島と呼ばれる島が見えています。撮影した日は曇りがちで、山頂まで厚い雲がかかっていました。八丈島はかつて、流罪になった人が流されてくる場所でもありました。

豊臣秀吉を支えた五大老のひとり、宇喜多秀家も罪人として流されてきて、この地で没しました。海岸には、秀家と正室の豪姫の像が並んでいました。

1-5 こんなところにおしゃれカフェ!コーヒーやかき氷、スイーツを堪能

こちらの写真は撮り忘れてしまいましたが、南原千畳岩海岸を散策してちょっと疲れたら、近くにおしゃれカフェ「空間舎」があります。近くといっても、道路脇の小さな看板を目印に、細い砂利道をずんずん入っていきます。

生い茂った竹林を車で3分くらい進んでいくと、黒塗りの建物が出てきます。道の脇に車を止め、入っていくと木造の温かみを感じられる喫茶店で、ゆったりとした時間を過ごせました。

広い中庭では地元の小さな子供たちが駆け回るのを、若いママたちがおしゃべりしながら眺めていて、なかなか微笑ましい光景でした。

夏場は自家製シロップをかけたかき氷がおすすめ。たくさん種類があって迷いましたが、イチゴミルクをいただきました。ふわふわの氷の上にイチゴソースがどっさり載っていて、写真を撮ることも忘れて頬張ってしまいました。

コーヒーにケーキという定番メニューも楽しめます。八丈島特産の明日葉を練り込んだ「あしたばチーズケーキ」もあります。

2.八丈島を観光する時に気になる疑問を紹介

2-1 八丈島へのアクセス方法は?

本土から八丈島へは、羽田空港から45分ほど。1日に3、4便が就航しており、料金は1万2000円前後です。船便は竹芝桟橋から10時間ほどで、深夜に出て朝に着きます。

居室のランクによって料金は変わりますが、東京汽船のウェブサイトによると、高い順に特等が約2万3140円、特1等が1万9840円、1等が1万6530円、特2等が1万2400円、2等が8270円でした。

2-2 八丈島の宿泊事情は?

安価なドミトリーからゲストハウス、民宿、リゾートホテルと一通りそろっています。ただし、民宿やホテルには温泉はひかれていません。各自でバスやレンタカーを使って島内の温泉施設まで向かう必要があります。

おすすめの季節はやはり夏でしょう。沖縄や小笠原に匹敵するほどのキレイな海で海水浴やダイビング、釣りなど海のレジャーを楽しむことが、八丈島を訪れる人の目的のほとんどでしょう。

反対に、海に入りたくないという人にとってはオールシーズンOKです。冬でも平均気温は10度前後ですので、本土よりも暖かく感じるでしょう。

夜に露天の温泉に入るなら、少し寒いくらいがちょうどいいので、向いているかもしれません。

2-3 ほかもマストなポイントは?

八丈島にはこのほかにも行くべきスポットや食べるべき地元グルメがあります。

島寿司、明日葉、クサヤ…

八丈島

八丈島独特のグルメと言えば、なんといっても島寿司でしょう。寿司種を醤油漬けにし、甘めの酢飯に合わせて、わさびの代わりに練り辛子を使うのが特徴です。島内の食事処や旅館でも味わえますし、スーパーにも並んでいます。

寿司種としてはメダイやオナガダイ、キンメダイ、イサキ、カンパチなどで、何貫でも食べられそうなくらいおいしいです。ほかには明日葉やネリ(島オクラ)の天ぷら、クサヤも独特の風味があります。

私が行った食事処には「母島直送 アオウミガメの煮込み」というメニューもありました。パッションフルーツや乳製品など島産のスイーツもあります。

島の焼酎も何種類かありますので、飲み比べて風味の違いを確かめてみましょう。

八丈島

植物公園にはキョンが

広大な敷地に「八丈の森」や「世界の森」などテーマ別の植物が生い茂る「八丈島植物公園」は、家族で散策するにはもってこいの憩いの場です。

また敷地内の「八丈ビジターセンター」には島の生き物や自然について子供と一緒に学べる施設が充実しています。

ここには中国や台湾で生息しているシカの一種、キョンが飼育されています。体長50センチほどのかわいらしい姿が子供たちに人気でした。

3.まとめ

いかがでしたでしょうか。八丈島は世界遺産の屋久島と比べたら確かに、自然やアクティビティの面で劣るかもしれません。

しかし、羽田から1時間くらいで行ける手軽さで得られる開放感とここでしか味わえない海と山の恵みの魅力はたくさんの人を呼び込んでいます。

ただ、くれぐれも台風シーズンには注意してください。飛行機が飛ばず、船が出航できないとなると、何日か閉じ込められることになります(私は運悪く2日間も足止めされてしまいました)。

それさえなければいうことなし。2、3日の休みができたらふらっと訪れてみるのはいかがでしょうか。

八丈島