九份観光を最高に楽しもう!おすすめのスポットと時間帯について

石畳の細い路地沿いに提灯の赤い灯が並ぶ幻想的な光景。映画「千と千尋の神隠し」のワンシーンを彷彿とさせる台湾・九份(きゅうふん)の街は、日本人観光客にも大人気の観光地です。ギリギリの日程を組んでいても、ここだけは行きたいという方もきっと多いことでしょう。

今回の記事では、九份観光を考えている人向けに九份の街を観光する上でベストな時間帯と、ここだけは必須といえるおすすめの観光スポットをご紹介します。

1 九份観光するのにおすすめの時間帯は?

九份を観光するなら、夕方から夜にかけてがおすすめです。明るいうちの九份は賑やかで雑多なアジアの路地裏といった雰囲気ですが、暗くなり提灯に明かりが灯り始めるとガラッと様子が変わり、ノスタルジックで幻想的な光景が広がります。

ですので、九份の両方の顔を満喫したいなら到着は15時くらいから、1~2時間程度の滞在を考えている場合は、夕方に到着時間を合わせるのがおすすめです。

ちなみに九份で最も観光客が多い時間帯が18時~20時です。ライトアップは日没の1時間くらい前から21時くらいまで灯されています。

こちらのサイトに台湾の日没時間が載っていますので参考にしてください。
http://sunrise.maplogs.com/ja/taiwan.777.html

1-1 九份への移動時間は?

九份への移動時間は1時間30分です。九份は台北市から北西へ約35kmの位置にある海に面した街です。約35kmというと、東京-横浜間、あるいは大阪-神戸間の距離に相当するので意外と近いと言えるでしょう。

九份へのもっともポピュラーな交通手段は、九份直通のバス。まず、「MRT忠孝復興駅」の2番出口を出て右側すぐのところにある「九份行き1062番バス停」に向かいます。

このバス停から20分おきくらいで出ている「基隆客運バス1062番」に乗ると、約1時間30分後には九份へと到着します。ちなみに予約不要で料金は98元(400円程度)です。

1-2 九份観光の所要時間は?

九份はあまり大きな街ではありません。露店を見て回るだけだったら、1時間もあれば十分です。イメージとしては大きな神社の縁日が近いかもしれません。

食事を取ったり、茶房でまったりする場合は2~3時間取っておけば良いでしょう。

ちなみに九份のメインストリートから少し外れると、海を望んだ美しい景色が見れたり、田舎の素朴な雰囲気を味わえたりします。

そうした観光客向けでないエリアまで足を運ぶとすると、大体4~5時間といったところでしょうか。

1-3 九份のお店の営業時間は?

九份は人気観光地ですが、あまり遅くまで営業しているお店はありません。お土産屋はかなり閉店が早く、19時くらいには閉店するところが出てきます。

飲食店ですと、21時が目安。21時を過ぎると人通りも少なくなり、お店も9割方が閉店しています。
(あの有名茶房をはじめ人気店は21時を過ぎていても開いています)

ただ、営業時間は曜日やシーズンによっても変動しますので、注意しましょう。夏の週末や休日などは遅くまで開いていますが、オフシーズンの平日などは飲食店でも19時位に閉まってしまうことがあります。

また、気を付けたいのが帰りの手段。ツアーで来ているかたは帰りの足が確保されているので問題ありませんが、バスや電車、タクシーで台北に帰る方は最終の時刻を確認しておきましょう。

バス停などは順番待ちの長蛇の列ができるのでできれば時間をずらすか、最寄りの瑞芳駅までバスで行き電車で帰る、あるいはタクシーで帰ってしまうのがおすすめです。

2. 九份観光でおすすめのスポットはどこ?

2-1 九份で食べ歩きするなら「基山街」がおすすめ!

九份の入り口から続く細い路地裏のような商店街が九份のグルメスポット「基山街」です。せっかく九份に来たので、ここでしか食べられない名物は押さえておきましょう。

九份名物といえば、魚のつみれスープ、パイナップルケーキ、お芋の団子、草餅などが特に有名です。

入り口から20メートルほどのところに魚のつみれスープの老舗「阿雲傅統切仔麺」という操業50年のお店があります。このお店の魚の肉団子には新鮮なサメやイカがふんだんに使われていて、日本ではなかなか味わえない一品といえます。

また、さらに10メートルほど進んだところの右側に「魚丸伯仔」という、おなじく有名な魚のつみれ、魚団子のお店があります。このどちらかで頂けば間違いはないでしょう。

魚のつみれの「阿雲傅統切仔麺」のすぐ先には地元の人々がおすすめするパイナップルケーキのお店があります。「老珍香」というこのお店の売りはパイナップル100%のケーキ。餡の比率が多いので食べ応えがあります。箱に入った10個入りや15個入りのものもあり、お土産用にはぴったりです。

基山街の後ろの方には九份名物のスイーツ、草餅のお店が続きます。手作りで懐かしい味のする、ほんのり甘い草餅に、アンコや切干大根が入っていたり、タロイモをまぶしたものなど種類もいろいろあります。草餅のお店も数多くありますが、最も有名なのが「阿蘭」というお店。オレンジ色の看板が目印です。

そして、もう一つの名物お芋の団子も通りの終わりの方まで我慢しましょう。草餅の「阿蘭」のすぐ先、九份でお芋の団子といえばココ、という圧倒的人気を誇っている「頼阿婆」が階段通りの近くにあります。周囲に人だかりがあるので、すぐ分かるかと思います。

2-2 九份のフォトジュニックなポイントはここ!

■海悦樓茶坊のテラス〜九份のNo1夜景スポット

九份といえば、この記事のトップでも使用しているこちらの写真を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。赤い提灯が幻想的に輝き、被写体のどこか異国情緒を感じさせる木造建物と合わせて大変魅力的な景観を形作っています。

こちらの建物は「千と千尋の神隠し」に登場する湯婆婆の館のモデルだと噂されている「阿妹茶楼」というお店です。(公式には否定されているようです。)

この写真を撮影している場所は、阿妹茶楼の道を挟んで向かい側にある「海悦樓茶坊」というレストランのテラスです。3階建ての建物でテラス席では海まで見下ろすことができます。幻想的な景色を堪能しながら食事ができるレストランとして人気のお店です。

もちろん、レストランなので写真撮影だけで入店するわけにはいきませんが、軽食もあるので休憩がてらによってみるのもいいでしょう。

■豎崎路の階段〜ノスタルジックな提灯通り

九份といえば、赤提灯と石畳の階段。こちらの階段通りも非常に有名です。この場所は「豎崎路」と呼ばれる通りで、最初の「基山街」を歩いていくと終点のあたりで交差しています。

十字路の右側の方、海側の方の「豎崎路」を降っていくと、こちらの写真のような赤提灯が並ぶ美しい景色が続いています。ちなみに先程述べた「阿妹茶楼」などもこの通りを降った先にあります。

赤提灯は夕方以降にしかと灯らないため、時間配分に注意が必要です。

■軽便路〜台湾ののどかな田舎風景

商店街になっている基山街と赤い提灯が並ぶ石畳の階段、豎崎路が九份観光のメインストリートです。ほとんどの人はここだけで満足して帰ってしまいますが、観光客向けではない、地元の人の暮らしが垣間見える場所こそが本当の九份のだといえるでしょう。気ままに散策の足を伸ばすついでに、この街の素朴な情景を見に行きませんか。

まずは石畳の階段を下りた先、映画館のある広場からスタートします。この場所は、豎崎路と軽便路の交差地点。多くのひとはここで観光を終えて帰路についてしまいますが、ここから再度スタートです。

降りてきた階段を背にして、左側の細い道に入ります。映画館の横を通りすぎ、軽便路を西にむかって進みましょう。

しばらく行くと、右手には海が見えてきます。視界いっぱいに海が広がり、遮るもののないこの場所はおすすめの撮影スポットです。

複雑に海岸線が入り組んでいるのがよくわかります。ここは台湾の北の端。海に向かって左前方には中国大陸が、正面から少し右よりのあたりに韓国が、そのさらに右手には日本が位置しています。

さらに軽便路を歩いていくと、ちょっとした公園のような場所に出ます。公園を通り過ぎ、軽便路をどんどん進んでいくと、道は右側にカーブします。このあたりまで来ると、観光客の姿を目にすることはほとんどありません。

この場所こそが、観光客向けでない九份の本当の顔。風情のある台湾の田舎の風景を見ることができます。
どことなく日本の田舎に似ていながらも、ところどころ異国を感じさせる要素が見つかるはずです。

遠くにはお寺も見ることができ、なかなか幻想的な光景が広がっています。

3.まとめ

いかがでしたでしょうか。台湾の九份には、おすすめの観光スポットがたくさんあります。日本からでも行きやすい街ですので、ぜひ参考にしてください。