モナリザの場所はここ!ルーブル美術館の近道解説

ルーブル美術館モナリザの場所までの近道

名実ともに世界一と称されるパリのルーブル美術館。

収蔵品35万点の中から厳選された3万5千にも及ぶ展示作品の数々が、総面積6万㎡という広大な敷地の三つの建物の中に所狭しと飾られています。

その作品数は1週間かけてルーブル美術館に通っても、すべての作品を鑑賞することはできない、と言われるほどです。

しかし、パリ旅行の限られた日程のなかではルーブル美術館ですら最短で周らなければならない場合もきっとあることでしょう。

そこで、この記事ではルーブル美術館の最大の目玉である「モナリザ」を最短で見に行くための方法をご紹介します。

1. モナリザが飾られている場所は?

ルーブル美術館はリシュリュー翼(P Richelieu)、シュリー翼(Pav Sully)、ドュノン翼(P Denon)という3つのウイングに分かれており、それぞれが半地階、1階、2階、3階まであります。

そのうちお目当てのモナリザがあるのは、ドュノン翼の2階 展示室6です

ドュノン翼はセーヌ川がある方の建物で、広場のガラスのピラミッドの入り口から見て右側に位置します。

館内の公式ルート沿いにモナリザを目指した場合、そこそこの距離を歩く必要がある上に、もし観光シーズンであれば絵のかなり手前から長蛇の列が伸びている、なんてこともあります。

2. モナリザまでの近道

それではモナリザまでの近道をご紹介しましょう。まずはルーブル美術館のシンボル、ガラスのピラミッドから入場します。

たいていの場合この時点で行列ができていますが、もしミュージアムパスをお持ちであればミュージアムパス用の入口からすぐに入場することができます。

パスは日本にいるうちに購入できるので、ルーブル美術館に行く予定があれば事前に購入しておくことをおすすめします。

パリミュージアムパスの日本語公式サイト

ミュージアムパスは、ルーブル美術館だけでなく、ヴェルサイユ宮殿やオルセー美術館、ノートルダム寺院、サント・シャペル教会など人気の観光スポットを一通り網羅しているので購入しても損にはならないでしょう。

ガラスのピラミッドから内部には足を踏み入れると、まず中央に大きなインフォメーションセンターが目に入ります。ここでは日本語の館内案内図が無料で手に入るので、忘れずにもらっておきましょう。

また、目的の絵がある場合は受付のスタッフが親切に教えてくれます。チケットを持っていない場合はこの場所でチケットを購入します。

さて、ここからモナリザを最短で目指します。まずは入り口から見て右手方向にあるドュノン翼への入り口に向かいましょう。

1. 右手方向に短めのエスカレーターが見えるので、他の人と一緒に上っていきます。

2. すると、ドュノン翼のチケットゲートがあるので通過します。

3. エレベーターがあるところまで進みます。

4. このエレベーターで2階(1er etage)まで上がります。

5. エレベーターから出たら、後ろ側へUターンして目の前の部屋に入ります。

すると、モナリザが目の前に!


photo by mckrista1976 – Mona Lisa, da Vinci – Louvre Museum, Pari

ピラミッドからここまで10分程度で来ることができます。このルートはまさに裏道であり、正規のルートではありません。もし時間に余裕があるのでしたら正規のルートで周られることをおすすめします。


photo by Jose Luis Hidalgo R. – mona lisa fever.

ちょうど後ろから回り込んだかたちです。

モナリザを近くで十分に堪能したら、すぐ近くにあるルーブルのもう一つの目玉「サモトラケのニケ」を見に行くのも良いでしょう。

3. 事前に知っておきたい、モナリザが有名な理由

ここまでモナリザを最短で見るための方法を解説してきましたが、そもそも何故モナリザはここまで人気なのでしょうか。「モナリザ」が世界一の名画とされる理由を知りたいとは思いませんか。

それは、ズバリ!ミステリアスだから

レオナルド・ダ・ヴィンチの作であることは分かっていますが、まずこのモデルが誰なのか分かりません。実は男だという仮設もあるくらいです。

また、この絵の下絵には別人の顔が描かれているという検証結果もあり、謎は深まるばかりです。モナリザが描かれた場所も不明です。モナリザの背景には風景が描かれていますが、この場所は特定されていません。

何故このようなことが起きているかというと、実はダ・ヴィンチは自身の作品であるモナリザについて全く言及していないからです。正確には、モナリザについて言及している手記が発見されていないのです。

出自に謎が多く、その蠱惑的な微笑から見るものを引きつけてやまないモナリザですが、実は20世紀に入るまではそれほど有名な作品ではありませんでした。モナリザの名を一躍有名にしたのが、

1911年のモナリザ盗難事件。

2年後にはイタリアで犯人が見つかり、モナリザは無事ルーブル美術館に帰っていますが、その見事な手口と「イタリア人の絵はイタリアにあるべき」というある意味もっともな理由により、一躍注目を集めました。

万能の天才レオナルド・ダ・ヴィンチによって生み出された、謎の多い美女「モナリザ」はその波乱万丈な生涯を経て世界一の名画の座を射止めたのです。

ルーブル美術館モナリザの場所までの近道