オランダの文化をチェック!旅行前に知りたい特徴や食文化とは

オランダ 文化

ヨーロッパの北西に位置する国「オランダ」。訪れた全ての人々が、映画に出てくるような可愛い街並みと、深い歴史を感じる数々の建造物のギャップに魅了されると言われている土地です。

そんな魅力にあふれたオランダですが、そこに住む人々の文化というのは、知らない人も多いのではないでしょうか。

今回は、そんな観光地して名高いオランダについて、知られざる文化をご紹介いたします。ぜひ参考にしてください。

1.旅行前に知っておきたい!オランダの生活文化について

オランダ人は、基本的に挨拶やお礼などの全世界共通のマナーに関しては厳しい人種です。そのため、オランダ人は礼儀正しい人が多く、マナーに敏感な日本人とも関わりやすい傾向があるようです。

しかし、日本人と決定的に異なる性質があります。それは、他人の地位や立場に気を使うことなく相手と関わりを持つというところです。

日本人は、相手が目上の人や権威ある人物、又はあまりお互いを知らないような相手に対して、自分から話を合わせて気を使いますよね。

これは、たとえ自分が好きではない相手に対しても同様、その人に合わせてその場を上手く切り抜けようとします。もちろんそうでない人もいますが、日本人の国文化としては、このように「気を遣える」性格が美徳とされています。

一方オランダ人はこの真逆です。自分が気の合わない相手とは無理に関わらず、話を合わせることもない、「我が道を行く!」という性格です。

これは相手の立場に関係なくそうで、例えば相手が上司や取引先でも関係ありません。思ったことはすぐに伝えないと気が済まないという人がほとんどです。

勘違いしてはいけないのは、オランダ人は誰にでも自分のわがままをぶつけるという訳ではありません。自分がおかしいと思う事や、明らかに理不尽な状況にいる場合、日本人のようにグッと堪えてその場をやり過ごすのではなく、はっきりと意見を言うという事です。

ですので、オランダで働く人が仕事の人間関係に悩まされることは非常に珍しく、ストレスを感じることも少ないのだとか。多くの人が仕事の多忙さでストレスを抱える日本には、オランダのこういった部分は必要なのかもしれません。

2.オランダの交通文化について

実は、「自転車大国のオランダ」と呼ばれるほど、オランダ人は自転車を使います。街中には自転車に乗っている人がほとんどで、その形もバラエティに富んでいます。

日本でいうママチャリなんかも、オランダバージョンはさらに子供の座る籠が広く、どれほど自転車が人々の生活に欠かせないものかが分かります。

首都のアムステルダムでは、1人当たり1台以上の自転車を保有しているのが当たり前だそうで、近場ならどこへ行くにも自転車だと言います。

この自転車ですが、1970年代に一気に国全土へ普及したそうで、それ以降はほとんどの道路に自転車専用のレーンが備え付けられています。

この専用レーンの誕生と共に、信号機や交通標識なども自転車レーン専用のものが作られ、今では人口よりも自転車の数が多いと言われるほどになっています。

もちろん、他にも利用できる交通手段がいくつかあります。主なものは地下鉄、バス、そしてトラムと呼ばれる路面電車が有名です。

住民にとって自転車が移動手段であるのに加え、バスや地下鉄は少し遠方に行く際に良く利用されます。また、車ももちろん利用者が多く、日本の様に電車が普及していないオランダでは、自転車と同じくらい必要なものなのです。

トラムは街の中心部を走る路面電車ですので、そこに住む人々というよりも、観光客が多く利用している印象です。トラムは外観も可愛らしく日本ではほぼ絶滅危惧種の交通であるため、日本人は間違いなく楽しむことが出来るでしょう。

3.オランダの教育文化について

自由でストレスの少ない幸せな国と言われるオランダですが、意外にも教育の面は非常に厳しい政策があるのです。オランダは日本同様、大卒者の学力が非常に高い国です。

「日本って頭いいの?」と思われた方もいらっしゃるかと思います。実は、日本は世界的に見てもかなり学力の高い国なのです。「日本の大学は入るのは難しいが卒業は簡単」だと言う言葉を聞きますが、入れるだけの学力を育てるのも凄いことなのかもしれません。

学力水準の高いオランダでは、義務教育がなんと4歳から始まります。場合によっては3歳から学び始めることも可能であり、幼いころから厳しい勉強環境を与えられるのです。

また、日本の小学校がただ授業を聞いてテストをこなしていくのに対して、オランダの初等教育では落第方式がすでに取り入れられています。

生徒たちは、ただぼーっと授業を聞いているだけではなく、本気で勉強に取り組んで落第しないように真面目にスクールへ通うのです。

学校での校則も細かく分けられており、自由な国で有名なオランダからは想像のつかない話ばかりです。こういった厳しい統制を若いうちに学ぶからこそ、大人になってから常識ある豊かな人間に成長できるのかもしれません。

4.楽しみの一つ!オランダの食文化について

オランダの食文化といえば、何が思い浮かびますでしょうか。ヨーロッパ特有のソーセージやチーズ、ワインなどが想像できますよね。

オランダでは、イメージ通りチーズやソーセージ、さらにはニシンや牡蠣などの海産物、牛肉や豆、ジャガイモなど日本人の口に合う素材が非常に多いです。フランスなどの高級料理とは打って変わって、温かみのあるシンプルな食文化が発達しているようです。

また、オランダ人はもっぱらディナーを大切にしています。昼は軽食で済ませておいて、夜にじっくりと時間をかけて食事を楽しむのです。家族や夫婦の時間を大切にするオランダ人らしい文化と言えるでしょう。

食事中のマナーは、日本人とさほど変わりません。音を立てない、大きな声を出さない、両手はテーブルの上に出して食べるなど、日本でマナーとされていることはオランダでも同様です。

一つ違う点とすれば、日本人がお茶椀やどんぶりを持ち上げて食べるのに対して、オランダではお皿を置いたまま食事をするというところでしょうか。

オランダに行った際は、間違えて日本と同じように持ち上げて食べないように注意しましょう。

5.オランダの気になる面白い文化について

オランダには、ご紹介したもの以外に日本とは全く違う面白い文化がたくさんあります。その中でも選りすぐりのものを、紹介したいと思います。

5-1 プロポーズ

オランダ人が恋人にプロポーズをする時、どのように思いを伝えるかご存知でしょうか。

オランダはチューリップが有名なだけあり、花束を持って情熱的なシチュエーションでプロポーズするという印象が強いかと思います。

実は、オランダ人は日本人と結婚に対する価値観が異なり、プロポーズや婚約指輪に対して特に重要だという意識を持っていないのです。

ですので、日本人男性の様に高級なレストランを予約する、又は旅先の素晴らしい夜景を用意して指輪を渡すなんてことはめったにありません。

ほとんどの人は、デートの流れでさらっと「結婚するか」程度で婚約し、そのまま人生を共にするのです。さらに、籍を入れることにもこだわりがなく、多くの人は籍を入れずに「事実婚」という形で暮らしを共にしているそうです。

5-2 国歌

なんとオランダ人はほとんどの人がオランダ国歌を歌えないのです。歌えないというか、知らないのです。日本人は小学生の頃に日本国歌の「君が代」を全員覚えますし、人生の節目には必ず歌う機会がくるので、知らない人は少ないでしょう。

オランダでは、そもそも学校で一切国歌を習わないため、覚えるタイミングも必要性もないのだそうです。母国の国歌を聞くのはオリンピックやワールドカップぐらいなのかもしれません。

5-3 クリスマス

子どもたちの大好きな祭日、クリスマス。なんと、オランダにはこのクリスマスが一年に二回もあるのです。これは正式には「シンタクラース祭」と呼ばれるもので、12月6日がその日に当たるのだとか。

シンタクラース祭は、罪のない人々の救いの神とされる「聖ニコラス」の命日をお祝いするものであり、実際のクリスマスよりも盛大に祝われるのが通常です。

クリスマス同様、子供たちはプレゼントをもらうことが出来る上、国全体でパレードを開催してお祝いするのです。

6.まとめ

いかがでしたでしょうか。幸せな小国オランダには、日本とはまた違う魅力がたくさんあります。

ぜひ、オランダの文化を知ってより旅行を楽しみましょう。

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