日光東照宮の全ガイド!見どころ溢れるおすすめ観光スポット10選

日光東照宮

日光東照宮の歴史や神社について詳しく知りたいと考えていませんでしょうか。日光東照宮は、今から約400年前の1617年に作られた徳川家康をまつる神社です。

特徴は、何と言っても豪華絢爛な建物であり、施された華美な装飾は5000を越え、その一つ一つに興味深いストーリーが隠されています。

そして、日光東照宮のもう一つの特徴は、風水の技術をもとに設計されていることです。建物の配置や色彩、彫刻までが当時の風水の考え方をもとに作られています。ですので、現代でも東照宮は有名なパワースポットの一つなのです。

今回はそんな東照宮の観光スポットや見どころを紹介しています。ぜひ参考にしてください。

1.日光東照宮の見どころポイント10選

1-1 日光東照宮|参道

日光東照宮は徳川家康を祀る神社です。ですが、実は徳川家康は日光に来たことは一度もありません。では、なぜ日光に東照宮を立てたのかというと、実は風水の鬼門という考え方が関係しています。

鬼門というのは、建物の北東の方角のことをいいます。日本では昔から家を建てるときは、建物の北東の方角は神様の通り道なので、北東の位置を綺麗にしていると願い事が叶うとされていました。

だから、ここ日光が選ばれたのも、ある重要な場所から見て北東に位置するためにここに決めたのです。それはどこかというと、日本で最も高い山である富士山です。

日本では大きな山には神が宿ると昔から考えられていたので、富士山は最も強力な霊山でした。富士山から北東に伸ばした線と、首都である東京から真北に伸ばした線が交差する一点、それがここ日光だったのです。

1-2 日光東照宮|大鳥居

参道を進んで階段を登った先に、石でできた大きな鳥居があります。この鳥居も約400年前に作られたものですが、石の鳥居としては日本最大のものです。これは九州の大名、黒田長政が奉納したもので福岡から海と川を通じて日光まで運びました。

柱をよく見ると、鳥居の上部に3つに分かれていて継ぎ目が見えるかと思います。この鳥居は全部で15個の石を組み合わせて作られているんです。これが現在の柱の組み立て方と同じ原理で作られていて、非常に力学的な構造になっています。

なぜこのような工夫をしたのかというと目的は災害対策です。一枚岩で作ると、地震で簡単に折れてしまうため、それを避けるためでした。この工夫のため、2011年の大震災のときも、それ以前の大地震の際にも揺らぎすらなかったそうです。

1-3 日光東照宮|想像の象

日光は宗教的な場所ですけど、同時に軍事上の最後の砦でもあります。江戸が攻められた時の最後の要塞としての機能もあったのです。ですから、攻めにくいように長い階段があったり、道が突然直角に曲がったりしています。

一番左の建物を見てください。屋根の下に象のような動物が2匹います。これは「想像の象」と言われています。当時、天才絵師と言われた狩野探幽(かのうたんゆう)という人が描いたものです。

ですが、日本に象は生息していませんので、当時はまだ一度も日本に象が来たことはありませんでした。彼は象を見たことがある人から話を聞いて、想像だけでにこんなに上手い象を描いたのです。

1-4 日光東照宮|見ざる言わざる聞かざる

日光で一番有名なのは「想像の象」の向かいの建物の壁に彫られている「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿です。壁にたくさんの猿の彫刻が彫られた建物がありますがこちらは馬小屋です。

昔の中国では馬の病気を猿が治すという言い伝えがあったので、猿が彫られているんです。左から2番目が有名な三猿の彫刻ですが、他にも彫刻があります。実はこれは8つの猿の彫刻を通して人の一生を表した物語になっているんです。

まず、左から1番目は2匹の猿がいますが、この2匹は親を表しています。日本語で「親」という漢字は、「木」と「立つ」と「見る」という漢字をくっつけたものですが、この猿は木の上に立って遠くを見ている様子を表現しています。

2番目は、日光で有名な三猿です。これの意味は、子供が小さい頃に世の中の悪いことを見聞きしたり、言わないように親が子供をしつけているところになります。この時期によいものを身に付けておけば、悪いものに触れても正しい判断ができるという考え方です。

さて、3番目は将来を悩んでいる様子、4番目は目標を見つけて上を見ている様子です。5番目は、挫折して落ち込んでいる友人を慰めている様子です。

ここで彫刻が途切れていますが、まだ終わりではありません。建物の横に回ると続きがあります。6番目の猿ですが恋愛中であり、7番目では二人は結婚し夫婦の様子を描いているんです。そして、次で子供を授かり、また1枚目に戻ります。人生を描いています。

1-5 日光東照宮|パワースポット

日光で一番のパワースポットは、ちょっと先に道を進むと、道が右手方向に直角に曲がっています。そのまま右手方向に進まず、曲がり角のところで立ち止まってください。このあたりがパワースポットになります。

1-6 日光東照宮|唐門(からもん)

正面の白い門を唐門、奥にある大きな建物が拝殿といってお参りをする場所です。ここから急に建物の色がカラフルになった印象を受けるかもしれません。

ですが、基本的にたった5色しか使われていません。白、黒、赤、金、青です。この5色には風水での意味があって、この世の全てのものは5つの元素から成り立ち、その5元素を表す色が白、黒、赤、金、青だと考えられていました。建物を作るときにこの5色を使うと、魔除けの効果があるとされていました。

1-7 眠り猫と家康の墓

家康の墓について紹介いたします。家康の墓につづく階段の入り口に門があるのですが、白い看板の上、緑の枠のなかに猫の彫刻があるのが見えますでしょうか。

この猫は眠り猫といって、非常に有名で、作者が左甚五郎(ひだりじんごろう)という当時名人と言われた彫刻家の作品だからです。東照宮には非常にたくさんの彫刻がありますが、左甚五郎の作品はこの眠り猫だけなのです。

どうして猫の彫刻がこんなところにあるのでしょうか。ここは家康のお墓という神聖な場所へとつづく門です。その門を守り、「ネズミ一匹も通さない」という意味で、ネズミを食べる猫の彫刻があるのです。でも、門番の猫が眠っていたらネズミが通ってしまいます。

実は正面から見たらこの猫は眠っているように見えるのですが、試しに門の左の方から斜めに猫を見てください。横から見ると、腰を浮かせて身構えているように見えます。見る方向によって、色々な表情を見せるからこそ、名人の作品なわけです。

1-8 大猷院廟概要(たいゆういん)

大猷院は「天界への旅」をテーマにデザインされた霊廟です。途中で大小5つの門を通りますが、門をくぐるたびに景色が変わり、少しずつ天界へと登っていくような感覚を覚える神秘的な空間です。

「大猷院」とは、徳川3代将軍家光公が死後、当時の天皇から賜った法号、死後の名前です。つまり、ここは徳川家光公の墓所なのです。

徳川家の将軍は15人いますが、ほとんどの将軍のお墓は東京にあります。三代将軍家光だけが、ここにお墓を建てた理由としては、敬愛する祖父家康にお仕えしたいと遺言に残されたからです。自分が将軍になれたのも祖父のおかげなので、非常に尊敬していました。

1-9 仁王門

次に仁王門について紹介いたします。怖い顔をしている2つの像は仁王像といいます。口を大きく開けている方は「天」を口を閉じている方は「地」を表していて、天と地すなわち全ての悪霊を追い払う役割を負っています。

仁王門を抜けると、石が敷き詰められた道が続いています。この石は特別なもので、水に濡れるといろいろな色に変わるのです。日光は雨が非常に多いので、雨の日でも景色を楽しめるように工夫されているんです。

1-10 夜叉門

階段を登ると、四体の色の異なる木像が並ぶ色鮮やかな門が迎えます。この木造は夜叉といって、インド古代から知られる半神半鬼で、仏教では毘沙門天に仕える従者として仏教の守護者となっています。

先ほどの仁王像と同じように、この霊廟を守っています。四体の夜叉がそれぞれ色が異なるのは、それぞれが東西南北を表す色をしているからです。

2.日光東照宮の口コミまとめ

3.日光東照宮の基本情報

■日光東照宮の営業時間

4月1日~10月31日
08:00~17:00まで

1月1日~3月31日
08:00~16:00まで

※各期間とも受付は閉門30分前に終了

■日光東照宮の入園料

日光東照宮単独拝観券

個人(1~34名) 団体(35名以上)
大人・高校生 1,300円 1,170円
小・中学生 450円 405円

セット料金(東照宮拝観券+宝物館入館券)

個人(1~34名) 団体(35名以上)
大人・高校生 2,100円 1,970円
小・中学生 770円 725円

宝物館入館料

個人(1~34名) 団体(35名以上)
大人・高校生 1,000円 900円
小・中学生 400円 360円

美術館入館料

個人(1~29名) 団体(30名以上)
大人 800円 640円
高校生 600円 480円
小・中学生 400円 320円

■アクセス情報

4.まとめ

いかがでしたでしょうか。日光東照宮は歴史を感じられる観光スポットです。各場所にどのような意味があるのかを理解していただき、ぜひ日光の旅行を楽しんでください。

日光東照宮