知っておきたいパスタの種類!イタリア旅行前にチェックしよう

スパゲッティやマカロニなどの総称「パスタ」という言葉は、今ではすっかり定着しましたが、パスタには500種類以上あることはあまり知られていないかもしれません。

代表的なパスタの名前を覚えておくと、レストランでの選択に幅がでてくることでしょう。また、パスタと共に調理されるソースの名前も主だったものを知っておくと便利です。

ぜひ、イタリア旅行前にチェックしてみてください。

パスタは、イタリア語です。小麦粉が原料で、水、塩、卵などを加えて成型したものです。

通常パスタは長さにより「ロングパスタ」「ショートパスタ」に分類されますが、今回は長さでは分類しにくいものもあるので、「その他」を加えて3つに分けてご紹介します。

1.定番でもあるロングパスタの種類をチェックしよう

パスタ種類 ロングパスタ

ロングパスタとは、25センチ前後の長さにカットされた棒状のパスタです。太さや断面の形状によって名称を区別する場合が多いパスタです。

ショートパスタに比べて、口当たりをストレートに感じるため、ゆで方により食感が大きく違ってきます。

1-1 スパゲッティ(spaghetti)

スパゲッティとは、通常日本で基本的には直径2mm前後のパスタをさします。最もポピュラーなパスタの一つで、様々な料理に使われます。

定番のパスタなので、トマトソースやチーズソースなど、様々なものに合います。

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1-2 スパゲッティーニ(spaghettini)

スパゲッティーニは、直径1.6~1.7㎜とスパゲッティよりも少し細めのパスタです。日本で最も多く普及しているのは厳密に言うとスパゲッティではなく、このスパゲッティーニになります。

こちらも同様に、様々なソースに合うパスタの一つです。

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1-3 フェデリーニ

フェデリーニはスパゲッティーニよりさらに細めのパスタで直径1.4mm~1.5mm位のものをさします。細めのパスタであれば、あっさりしたソースが合います。

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1-4 ヴェルミチェッリ

ヴェルミチェッリは直径2.1mm~2.2mm前後のパスタです。英語読みでは「ヴァーミセリ」で、そちらの方が耳慣れている方も多いでしょう。

軽いオイル系のソースと絡めたり、あっさりしたスープの浮き身にすることの多いパスタです。

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1-5 カペッリーニ(Capellini)

カペッリーニは、さらに細いもので直径は0.9mmほどです。細いのでイタリア語の「髪」が語源になっています。暑い時期に冷たいパスタ料理にして供されることもあります。

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1-6 フェットチーネ(Fettuccine)またはタッリアテッレ(tagliatelle)

1-1から1-5までのパスタは断面が丸い、スパゲッティの仲間ですが、フェットチーネやタッリアテッレは平打ちのパスタなので断面が長方形に近くなります。

幅が5mmから10mm前後で、小麦粉を卵で練ったものがほとんどです。ホウレンソウなどの野菜を練り込んだものもあります。くるくるとボール型に丸めて売られているのもよく見かけます。

ちなみにフェットチーネはイタリアの南部から中部での呼称、タッリアテッレは北部での呼び方です。幅が細いものはタッリオリーニ(tagliolini)と呼ばれます。

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1-7 リングイネ(linguine)

リングイネは、長径が3mmほどの楕円形の断面をもつパスタです。ジェノベーゼソースに使われることの多い種類です。

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2.ショートパスタの種類をチェックしよう

パスタ種類 ショートパスタ

長さが短いショートパスタは主食になることもありますが、スープやサラダなどに使われることも多くあります。

形が可愛らしいものも多く、見た目を楽しむと同時に形に違いからくる食感の違いを楽しむこともできます。

2-1 マカロニ(macaroni)

マカロニは用途も広く、日本では一番知られているショートパスタです。日本農林規格(JAS)では「2.5mm以上の太さの管状、またはその他の形状」と定義されています。

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2-2 ペンネ(Penne)

ペンネはパスタの先がペン状にとがっている筒状のパスタです。表面が滑らかなものと筋の入ったものがあり、後者はペンネ・リガーテと呼ばれることもあります。

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2-3 リガトーニ(Rigatoni)

リガトーニの語源は「筋」で、その名の通り表面に筋が入ったマカロニといった趣です。直径は太く、8mm~15mm前後の筒状になっています。重めのずっしりとしたソースに合います。

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2-4 フジッリ(Fusilli)またはスピラーレ(spirale)

フジッリまたはスピラーレと呼ばれるものは、ねじのようにらせん状になったショートパスタです。サラダなどに入ってよく見かけます。

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2-5 ファルファッレ(farfalle)

ファルファッレは「蝶」という意味で、その名の通り蝶の形のパスタです。リボンのようにも見えます。

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2-6 コンキリエ(conchiglie)

コンキリエは表面に筋の入った貝の形のパスタです。大きさは長さ10mm~20mmのものが主流です。

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2-7 ルオーテ(ruote)

ルオーテは車輪の形をしたパスタです。英語名の「ホイール」もよく使われる名称です。

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3.変わった形をしたパスタの種類を紹介

パスタ種類 その他のパスタ

3-1 ラザーニェ(lasagne)

ラザーニェは日本でラザニアと呼ばれている板状のパスタです。ラザニアは料理名と思っている人も多いのですが、本来はパスタの名前です。

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3-2 ニョッキ(gnocchi)

ニョッキは「瘤(こぶ)」が語源の、団子状のパスタです。小麦粉につぶしたジャガイモやホウレンソウ、チーズ、カボチャなど好みのものを混ぜ込んで作ります。

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3-3 ラヴィオリ(Ravioli)

ラヴィオリは、詰め物が入ったパスタです。詰め物の中身は千差万別で、肉やチーズ、野菜など地域や家庭によって違ってきます。形は大きさ30mm前後の四角形をしたものが多いようです。

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4.日本でもよく使われる美味しいパスタソースの種類を紹介

パスタ種類 トマトソース

日本のレストランでよくメニューに見られるパスタソースをご紹介します。レトルトになって売られているものもあるので、馴染みのものも多いことと思います。

4-1 パスタソースの種類「トマトソース」

ポモドーロ

ポモドーロはイタリア語で「トマト」のこと。シンプルで基本的なトマトソースです。

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アラビアータ

アラビアータはトマトソースにニンニクとトウガラシを入れたピリ辛のソースです。

「アラビアータ」はイタリア語で「怒り」という意味。辛くて怒ったような顔になるから付けられた名前のようです。

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ボロネーゼ、ミートソース

ボロネーゼもミートソースもタマネギ、ひき肉、トマトという基本の材料は同じですが、「ボローニャ風の」という意味をもつボロネーゼはワインを使って煮込んでいます。

また、ミートソースはトマトと一緒に煮込むのに対し、ボロネーゼでは最後にトマトを乗せます。

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ペスカトーレ

ペスカトーレは魚介類を使用した料理のことで、漁師が多く暮らしていたペスカトーレ島からきています。トマトベースでなくても魚介類を使用していればペスカトーレと呼びます。

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アマトリチャーナ

アンチャーレ(豚トロを塩漬けを乾燥熟成させたもの)とペコリーノ・ロマーノ(羊乳のチーズ)と玉ねぎを用いたソースです。

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ボンゴレロッソ

ボンゴレは貝の「あさり」、ロッソは「赤」で、ワイン蒸しのあさりとトマトを絡めたソースです。

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4-2 パスタソースの種類「オイルソース」

ペペロンチーノ

ペペロンチーノとは「唐辛子」のことで、ニンニクとオリーブオイル、唐辛子を使ったシンプルなオイルソースの代表です。

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ボンゴレビアンコ

ボンゴレは「アサリ」、ビアンコは「白」を意味します。ワイン蒸しのアサリを、塩やクリームソースで和えたものを指しますが、日本のレストランではオイルベースの「ボンゴレビアンコ」が多いようです。

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4-3 パスタソースの種類「クリームソース」

カルボナーラ

カルボナーラはベーコン、卵、チーズでできた濃厚なソースで、パスタと和えた後に多めにコショウを振りかけます。日本でもとても人気のあるソースです。

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4-4 パスタソースの種類「バジルソース」

バジリコ、ジェノベーゼ

バジリコはバジルを使った香り高いソースです。ジェノベーゼとは「ジェノバ風の」という意味で、バジリコソースにジェノバ特産の松の実を入れています。

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4-5 パスタソースの種類「チーズソース」

クアットロ・フォルマッジョ

クアットロは「4」、フォルマッジョは「チーズ」という意味で、生クリームに4種類のチーズを溶かした濃厚なソースです。

使われるチーズは様々ですが、パルミジャーノチーズとゴルゴンゾーラチーズは基本です。4種類のチーズを混ぜることにより味と風味に奥行きが出ます。

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4-6 パスタソースの種類「その他のソース」

日本独特の「ナポリタン」、「たらこ」や「イカ墨」など、上記の他にも市民権を得ているソースがたくさんあります。和風ソースなど、アイディア次第でパスタに合うソースは無限です。

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5.まとめ

いかがでしたか。パスタの名前もソースの名前もたくさんあっていっぺんには覚えられません。

しかし、メニュー名は「ペンネ アラビアータ」など、パスタ名とソース名を組み合わせたものになるので、覚えておくとメニューを見ただけでどのようなパスタ料理か想像がつくようになります。

頭で覚えるよりは、実際に食べながら覚えていくのが一番の早道です。ぜひイタリア旅行の参考にしてください。