旅行前に必見!サウジアラビアの文化や習慣、特徴をチェック

サウジアラビア 文化

旅行前にサウジアラビアの文化について知りたいと考えていませんでしょうか。サウジアラビアは世界第2位の原油埋蔵量を誇る国であり、イスラム教最大の聖地であるメッカのカーヴァ神殿を有する国でもあります。

日本から遠く離れ、イスラム教の国ということで馴染みはあまりない国ですが、それゆえに違いや驚きもたくさんあります。

今回の記事では、サウジアラビアの文化や習慣、特徴についてご紹介します。ぜひ参考にしてください。

1.サウジアラビアの文化や習慣、特徴を徹底紹介

1-1 サウジアラビアのコミュニケーション文化、人間性について

サウジアラビアの国民性

サウジアラビアの国民は「どの部族の出身か」、「どの宗派を信じるか」、「どの階級に属するか」ということがサウジアラビアという国の国民であることよりも強くアイデンティティに影響します。

時としてそれが対立に発展することもあるので、事情に疎い外国人は安易にそれらを話題にしない方が無難です。

サウジアラビアの言葉

サウジアラビアの公用語「古典アラビア語」ですが、日常の口語は「現代アラビア語」の変種です。

各地方で方言があるほか、フィリピン人のタガログ語など、人口の30%を超える外国人労働者が話す母語も聞くことができます。

サウジアラビアでのルール

厳格なイスラムのルールに則り、家族以外の男女は会話をすることを禁止されています。

ですが、ネットの発達した現代では、なりすましなどの手段で違法行為的なネット上の男女交際の例もあるようです。

祈りの時間

1日5回の祈りの時間がありますが、この時間は店の店員も仕事場を離れることが多々あります。

店に限らず、この祈りの時間にはあちらこちらで活動がストップするので、旅行の際にはそのつもりでタイトに予定を組まないのが無難です。

左手で物を渡さない

左手で物を渡すことは非常に失礼なことと捉えられます。また、物を受け取る時も右手を使います。

相手に対する気配り

サウジアラビアでは公の場で相手の顔をつぶさないよう気を配ります。

嫌いな相手に温かく接したり、商談が成立しなくても嫌な気分を和らげるために盛大な接待をするなどです。

親しくない人には素っ気ない

反対に、好きな相手や親しい間柄の相手には素っ気なく接することがあります。これは「わざわざ取り繕う必要のないほど良い関係である」ということなのです。

客のおもてなし

サウジアラビアでは客のもてなしは自宅で行うのが一般的です。

ですが、こちらがレストランなどに招待しても、欧米文化の習慣と理解しているので失礼とは捉えられません。

1-2 サウジアラビアの治安や街文化について

サウジアラビアの暦

サウジアラビアで公式の暦は、1年がグレゴリオ暦にくらべて11日ほど短いヒジュラ暦です。

そのため、例えば新年など同じ月日でも段々に季節がずれていきます。

ビザについて

個人入国を認めるビザが限られており、観光ビザは2017年現在、団体旅行に限られています。

個人の場合は公用ビザなどが発行されますが、特に女性の入国には厳しく、既婚者が原則で夫または男性の近親者同伴が条件になっています。

男性でも30才以上が原則です。

女性の権利について

他国に比べ、女性の権利が限られているのがサウジアラビアの特徴です。

結婚や就職、旅行などについて、女性は父や夫、または叔父などの「男性保護者」からの許可が必要です。

サウジアラビアの結婚について

9歳女子との結婚を認めるというイスラム法があるため、10歳前後での早婚も公に認められています。

結婚式の様子

結婚式では男女が別々の会場で集まり、新郎だけは女性の会場に入れますが、相互に行き来することができません。

女性の方は歌ったり踊ったりにぎやかですが、男性側は食事と会話だけになります。

裁判の様子

裁判などは全てアラビア語で行われ、被告が理解できなくてもお構いなく審議が進められていきます。

これは交通違反なども際でも同じで、外国人は非常に不利な立場に立たされます。

サウジアラビアでの罰

窃盗における手首切断や、飲酒の際なども鞭打ち刑などの身体刑が行われています。

スポーツ事情

スポーツではサッカーが人気ですが、一般的には暑さのため外で運動する習慣がありません。

室内でのスポーツも盛んでないため、成人の肥満率が30%を超えると言われています。

サウジアラビアのテレビ

宗教指導者がテレビというものに対して否定的なため、アパートなどの入居条件に「テレビを持ち込まない」と提示しているところもあります。

ですが、こっそりケーブルを引いたりして、実際テレビは民間に広く普及しています。

インターネット

「勧善懲悪委員会」という倫理委員会のような組織があり、イスラムの教義に合わないものの排除に努めています。

この委員会はインターネットサイトの監視や店舗の商品チェックなどを行っています。

イベント事情

サウジアラビアではクリスマスやバレンタインデーなど、他の宗教に由来する行事が禁止されています。

ですが、市民の多くはこれらの行事を宗教とは無関係に、単なるイベントとして楽しんでいるのが事実です。

トイレ事情

トイレには基本的にトイレットペーパーは置かれていないので、ポケットティッシュは必需品です。

水で洗うようにシャワーが設置されており、このシャワーと左手で洗うのが伝統です。

肌の露出はNG

サウジアラビアの女性が外出時に黒い布をまとっているのは有名ですが、外国人でも町なかで肌を露出していると注意を受けます。

外国の雑誌などで女性が写っているものは露出している手足がマジックで塗られたりして修正が入ります。

1-3 サウジアラビアの交通文化について

女性の運転

女性の運転が2017年に解禁されました。

運転事情

サウジアラビア人の運転は、日本人の感覚で言えば「非常に危険」です。車線を右や左にかえるのは日常茶飯事、若者の間では暴走運転に近いようなことも多々あります。

取り締まり強化にもかかわらず交通事故件数、死亡者や負傷者数が右肩上がりに増えています。

道路事情

郊外では4車線ほどの広い道路に車線ラインが引かれていない所があります。制限速度は110kmですが、守られていないことが多いようです。

また郊外では、時としてラクダが道路を横断したりするということもあります。ラクダは体が硬いので、ぶつかると大変危険です。

事故について

警察官はアラブ人で、事故が起きればアラブ人に有利に判断します。

鉄道

2017年現在、サウジアラビアの旅客鉄道はリヤドとダンマンを結ぶ路線のみです。車両はスペイン製、車内販売やWifi設備もあり、近代的です。

その他、聖地メッカやリヤドに地下鉄などの建設も進められていますが、現在のところ、国内移動の主役は自動車です。

1-4 サウジアラビアの食文化について

左手を使わず食べる

サウジアラビアでは素手で物を食べることもありますが、イスラム教で不浄とされる左手は使わず、右手を使います。

直接食べ物を触らないフォークなどは左手に持ちナイフの補助をしますが、口に入れる時は右手に持ちます。

お酒が禁止

法律で酒類が禁止されています。みりんやブランデー入りのチョコレートなども禁止品です。

自宅でお酒を造っている人も少なくないそうですが、問題を生じさせると鞭打ち刑や、外国人なら強制送還などになることもあります。

郷土料理

サウジの郷土料理であるカブサは、香辛料の香り高い炊き込みご飯の上に羊、鶏などの肉類や野菜を乗せたものですが、時として羊の顔が載っていることもあります。

羊の顔は一番重要なゲストの方に向けられます。

甘い物が好き

サウジアラビア人は甘いものが好きで、成人男性でもスイーツ好きは多いです。コーヒーや紅茶、緑茶にも砂糖をたくさん入れて飲みます。

一方、カルダモンの香りがするアラビアコーヒーには砂糖は入れません。

夕飯の時間

夕食は一般的に遅め、結婚式などではご飯が出てくるのは11時過ぎということもあります。

お酒を飲むことができないので、食事の時は水やペプシやセブンアップなどの炭酸飲料が多いようです。

2.まとめ

いかがでしたでしょうか。サウジアラビアの文化について紹介いたしました。

コミュニケーションについてであったり、食文化であったりなど、旅行前に知っておくとより楽しくなりますので、ぜひ参考にしてください。

サウジアラビア 文化