一度は訪れたいハイジの国!スイスの文化や特徴、習慣を知ろう

スイス 文化

アルプスの少女ハイジの舞台でもあるスイスの文化について知りたいと思っていませんでしょうか。雄大な自然があるスイスは、そびえ立つアルプス山脈や青くきらめく湖など、魅力的な国ですので旅行に訪れる人も少なくありません。

今回はそんなスイスの文化について、ご紹介していきます。食文化や生活様式など、スイス旅行がさらに楽しくなるような情報を集めました。ぜひ参考にしてください。

1.文化を知る前にチェック!スイスの公用語とは

スイスの公用語は、ドイツ語やフランス語、イタリア語、ロマンシュ語の4つです。公用語が4つもあるというのは、日本人の感覚からすると驚く人も多いのではないでしょうか。

言語圏ごとに違った文化が栄えているので、旅行先でそれぞれの文化を体感してみるのも楽しいでしょう。

2.旅行前の醍醐味!スイスの食文化について

ご紹介した通り、スイスには4つの公用語があり、それぞれが違った文化を持っています。スイス全土で食べられる「スイス料理」というものは存在せず、言語圏ごとに違った料理を楽しむことができます。

スイスの観光地では別の言語圏の料理を食べることも可能ですが、せっかくならその土地で、その言語圏の料理を食べるのがおすすめです。

2-1 スイス西部の食文化「チーズフォンデュ」

スイスというとチーズを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。日本人女性からも人気を集めているチーズフォンデュは、スイスの西部ヴァリス地方の料理です。

スイスでは鍋に2〜3種類のチーズを入れ、白ワインで溶かし、パンに絡めて食べます。お店によってチーズの配合が異なり、味の違いを楽しむことができるので、1つのお店だけでなく複数のお店で食べてみるのもいいでしょう。

フォンデュ(fondue)はもともとフランス語で「溶ける・溶かす」という意味を持ちます。一般にただフォンデュという場合には、チーズフォンデュのことを指します。

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2-2 スイス西部の食文化「ラクレット」

大きな円盤状のラクレットチーズを半円に切り、切り口を温め、溶け出したチーズをナイフですくって、茹で野菜などにかけて食べるのがラクレット。

この料理もスイス西部のヴァリス地方の郷土料理で、ラクレット用の卓上ヒーターもあるほどに現地ではよく食べられる料理です。

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2-3 スイス東部の食文化「ビュンドナー・ゲルシュテンズッペ」

ズッペとはスープの意で、ビュンドナー・ゲルシュテンズッペとは大麦入りのスープです。スイス東部のグラウビュンデン州の代表的な郷土料理で、細かく切った野菜や、ベーコンなどを使い、じっくり煮込んで作られます。

もともとは冬場の保存食であり、冬の厳しい寒さを乗り切るための栄養がたっぷりと含まれた、素朴でどこか懐かしいような味わいのスープです。

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2-4 スイス、ベルン地方の食文化「レシュティ」

レシュティとはスイスの首都が位置するベルン地方の郷土料理で、付け合わせとしてよく食べられる料理です。短冊状に切ったじゃがいもを茹で、フライパンでホットケーキのように丸く焼き上げます。

ソーセージと一緒に提供されることが多く、なかなかボリューミーなので、これだけでお腹いっぱいになってしまうかもしれません。

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3.日本とは違う!異なるスイスの生活文化について

日本人が日常的に行う動作や行いが、スイスでは真逆の意味になってしまったり、失礼な行動とされるものがあります。旅行に行くときは気をつけてください。

3-1 「おいで」という手招きのジェスチャー

「こっちにおいで」という意味で、日本では手のひらを下に向け、ぱたぱたと手を動かしますが、この動作、スイスでは真逆の「あっちに行け」という意味になります。

スイスで「おいで」というときには、手のひらを上に向けた状態で手招きするようにします。

3-2 鼻水はすすらない

スイスでは鼻水をすするという行為は、非常に嫌がられます。花粉症や慢性鼻炎の人は辛いかもしれませんが、スイスの人たちは大きな音で鼻をかむことは気にしないので、すすらず鼻をかむようにしましょう。

3-3 食事のときはズーとすすらない

スープを飲むときや、コーヒーやお茶を飲むとき、麺類を食べるとき、ズーというすすり音を立てないように気を付けましょう。

スイス人によっては「あの音を聞くと気持ちが悪くなる」と言う人がいるほどに嫌われている行いです。

3-4 ドアを開けたら後ろの人への気遣いを忘れずに

ホテルやレストラン、お土産どころなど、スイスでは手動ドアが主流です。自分が通るためにドアを開けた後は、パッとすぐに手を離してしまわないよう気を付けましょう。

スイスでは、後ろに人がいる場合、その人がドアを受け取るまで数秒押さえておくのが絶対のマナーです。

重いドアなど、前の人が無作為に手を離したところに、子供が挟まりそうになる場面を日本で見たことがある人も多いのではないでしょうか。自動ドアが主流の日本ですが、ぜひ見習っていきたいマナーです。

3-5 スイスの喫煙事情

スイスではアルコールの年齢制限は、州やお酒の種類によってことなりますが、18歳以上とされているのに対し、タバコには年齢制限がありません。

2010年5月から、公共の屋内スペースは禁煙となっているので、うっかりレストランなどで吸ってしまわないようマナーに気をつけてください。

3-6 移動に使う列車がそのまま観光になるスイス

スイスというと 雄大な自然を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。切り立つ断崖や、悠々とそびえるアルプス、それらを堪能できるのが列車です。

日本では移動手段として馴染み深い列車ですが、スイスの列車は観光の一つとして親しまれています。

3-7 グレシャー・エクスプレス

大きな窓にテーブル付きの座席、日本語を含む6ヶ国語で説明を聞くことができるイヤホンなどが準備されたスイスを代表する観光列車です。

足がすくんでしまうような谷や91もあるトンネル、いくつもの橋を走り、車窓から見えるアルプスの雄大な景色は実に美しく見る人を魅了します。

走行地点の最も標高が高いところは2033m、一番低いところはおよそ600mなので高低差は1400mほど。ぐるぐるとカーブしながら急勾配を下ったり、ぐいぐいと山を登って行くこの列車は、座っているだけでも楽しむことができます。

3-8 ベルニナ・エクスプレス

ベルニナ・エクスプレスはアルプスを越える登山列車で、グレッシャー・エクスプレスよりも高いところを走ります。その高低差はなんと1828m、大迫力の氷河を間近に見ることができます。

スイスのサン・モリッツとイタリアのティラーノをおよそ2時間かけて走行します。列車でイタリアに入国する際は検問はありませんが、念のためパスポートは持っておきましょう。

4.スイスを代表する文化作品「アルプスの少女ハイジ」について

日本人に馴染み深い名作アニメ「アルプスの少女ハイジ」は、スイスの女流作家ヨハンナ・シュピリによって描かれた作品です。

その舞台はスイスのマイエンフェルト近郊で、アニメで目にしたような雄大な山々、そしてハイジが暮らしていたような小さな村があります。

ハイジファンでいっぱいのマイエンフェルト

「ハイジ」は1880年にスイスで誕生した世界中で愛されている作品です。その作品の故郷であるマイエンフェルトは多くのハイジファンが訪れています。

村にはハイジの泉や、物語中の生活を再現したハイジハウスという博物館などがあります。ハイジと名のつく場所が多いため、訪れる際はどこを目指すのか事前に調べてから訪れるようにするといいでしょう。

5.まとめ

いかがでしょうたでしょうか。スイスは小国でありながら、その雄大な自然が大変魅力的で、観光客も多く訪れています。

4つの言語があり、それぞれがそれぞれに異なった文化になっていますが、九州と同じくらいの大きさの国なので、その地ならではの文化を体験することも難しくありません。

ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

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