日本人に大人気!旅行前に知りたいタイの文化や習慣の違いとは

タイ 文化

タイは、日本から直行便なら約7時間で行ける東南アジアの国です。東南アジアの国々の中で、日本人にも人気の海外旅行先のひとつです。ほとんどの国民が仏教徒であるタイは、日本人にも親しみやすいのかもしれません。

でも、似ているところもあれば、全然違う文化もあります。今回の記事では、旅行前にタイの文化や習慣、日本との違いを知っていただき、ぜひタイ旅行を素敵なものにしてください。

1.タイの文化や習慣、日本文化との違いとは

1-1 タイと日本のコミュニケーション文化の違い

タイでの挨拶文化は、合掌します。

これは、「ワイ」と呼ばれるタイの伝統的挨拶です。相手への敬意を示すものです。日本も仏教の影響が強い国なので、合掌自体は、しなれているかもしれませんが、いくつかの大きな違いがあります。

「ワイ」は、あくまで目下から目上の人にするものと理解してください。合掌するときに、「サワッディー」と言うといいですね。相手から、「ワイ」をされたら、軽い「ワイ」と会釈をするのがいいでしょう。

タイは、微笑みの国

タイは、「微笑みの国」と呼ばれていることをご存知でしょうか。なぜ、タイは、「微笑みの国」と呼ばれるのか。それは、タイ人の「平穏を好む」「変化や緊張、ストレスが嫌い」という性格が表れています。

タイ人は、たとえ、悪いことが起こっても、「これ以上悪いことは起こるはずがない」と笑みを浮かべます。タイでは、笑顔が基本だと考えて、なるべく笑顔を絶やさないようにしましょう。最初はぎこちなくても、帰国前には、心からの笑顔になっているかもしれません。

タイ人の好きな言葉、「マイ・ペンライ」

タイに行くと、あちこちで耳にする言葉の一つが、「マイ・ペンライ」です。一番多く聞く言葉かもしれません。状況によっていろんな意味を持つので、とっても便利な言葉です。

おおざっぱな意味は、「どうにかなる」「大丈夫」「気にしないで」でしょうか。自分にとって都合の悪い時に、「マイ・ペンライ」と言われると、「えっ!?」と思うかも知れませんが、それがタイ人気質です。

コミュニケーションのために最低限知っておきたいタイ語のルール

タイ語は、男性、女性によって語尾が違います。男性の場合、「クラッ(プ)」(「カッ(プ)」と聞こえます)、女性の場合、「カー」をつけるのが基本です。

例えば、「こんにちは」は、男性「サワディー クラッ(プ)」女性「サワディー カー」になります。「さよなら」も「サワディー クラッ(プ)/カー」です。「ありがとう」は、「コップクン クラッ(プ)/カー」です。

「どういたしまして」は、「マイペンライ クラッ(プ)/カー」です。「ごめんなさい」は、「コートー クラッ(プ)/カー」です。最低、これだけ知っていれば、最低限のコミュニケーションはとれますね。

1-2 タイと日本の街文化の違いについて

8時と18時に国家が流れます。

タイでは、1日2回、国歌が流れると、立ち止まって、国に対する忠誠心と感謝の気持ちを表します。

頼んでいないなら、「マイアウ」と断りましょう。

公衆トイレなどで、頼んでいないのに、いろんなサービスを受けることがあります。後でチップを要求されたりするので、もし嫌なら、「マイアウ」とはっきり断りましょう。

タクシーの利用術

タイのタクシーは、日本同様、個人タクシーとタクシー会社のタクシーがあります。一人で乗る時は、なるべく会社のタクシーに乗るようにした方がいいと思います。その方が安心です。

タイは、ニューハーフの国

タイは、いわゆるニューハーフの国として世界有数です。普通にガソリンスタンドやデパートで働いておられます。

タイのたばこ事情

タイの喫煙率は、男性15%、女性3%と低いです。喫煙場所については厳しく決められています。原則、ほとんどの公共機関、冷房の効いた室内での喫煙は不可だと考えてください。

タイのトイレ事情

日本では、トイレの入り口に並んで、空いたところから順番に入りますが、タイでは、各個室の前に並びます。その個室の人が長く入っていれば、後から来て違う個室の前に並んだ人の方が早く入れるってこともあります。

1-3 タイと日本の食文化の違いについて

レストランの精算方法

タイのレストランでは、食事を終えたら、店員を呼んで「キッタン ドゥアイ」と言って、テーブルで精算します。チップは、どちらでもいいですが、あげるとお互い気持ちいいです。

ビールの飲み方

タイでは、ビールに氷が入って提供されます。「ありえない」と思う方が多いと思います。他の東南アジアの国でも、氷入りビールを供されることが多いので、「郷に入っては郷に従え」精神でどうぞ。

左手にフォーク、右手にスプーン

基本、フォークとスプーンで食べます。スプーンはナイフの役目もします。大きなお肉や魚もスプーンとフォーク、又は手でほぐして食べます。かぶりつくことは、マナー違反です。

ペットボトルにもストロー

タイでは、コップだけじゃなく、ペットボトルもストローを使って飲む人が多いです。これは、衛生的な観点からそうするようです。コンビニでペットボトルを買うと、ストローもくれます。

1-4 タイと日本の交通文化の違いについて

道路では車優先

タイの道路では、車やバイクが優先です。日本人の歩行者優先の論理は通用しません。その感覚のまま、道路を歩いていたら危険ですので、気を付けて歩いてください。

電車内では、子どもにも席を譲ります。

日本の電車の優先座席では、お年寄りや体の不自由な方、妊婦の方などに席を譲ることが定着してきましたが、タイでは、子どもにも席を譲ります。そして、お坊さんにも席を譲っている光景をよく目にします。

タイのバス事情

タイのバスは、安いうえに、路線が発達していてどこにでも行けるので、タイ人はバスを大いに利用しますが、路線が非常に複雑なうえ、タイ語しか通じないので、迷ってしまう可能性が大です。

トゥクトゥク

タイを映した映像などでよく見かける、タイ名物のトゥクトゥク。これは、三輪タクシーのことです。観光客相手に、悪質な店に案内したり、高い値段を吹っ掛けたりするというトラブルをよく聞きますので注意しましょう。

2.タイの文化、習慣で知っておきたいこと

2-1 タイでやってはいけないこと

左手と足裏は不浄と考えられています。

タイでは、左手は不浄と考えられているので、食事は右手を使いましょう。また、足裏も不浄と考えられているので、目上の人や仏様に足裏を向けたり、見せないようにしましょう。人の足をまたぐのもタブーです。

女性はお坊さんに触ってはいけません。

タイは、敬虔な仏教国です。お坊さんには、敬意を払うべきです。女性は、お坊さんに触ってはいけないという決まりがあります。

人の頭を触らない。

タイでは、人の頭を触ってはいけません。つい、かわいい子供を見て、ヨシヨシとしたくなっても、なでてはだめです。

トイレットペーパーは便器に流さない

アジアの国でもそういう国が多いですが、トイレットペーパーを便器に流すのはNGです。タイのトイレットペーパーは、日本のように溶けないからです。

2-2 タイの有名なお祭りについて

ロイクラトン祭り

ロイクラトン祭りは、陰暦12月(新暦10~11月)の満月の夜、川の恵みに感謝して、クラトン(灯篭)を川に流す、灯篭流しのお祭りです。

そのお祭りの中で、チェンマイのロイクラトンは特に、イーペンと呼ばれます。ピン川に流されたクラトンが幻想的で、とても有名です。

ソンクラン 水掛祭り

ソンクランとは、タイ暦の旧正月(現在は、政府が新暦4/13~4/15と決めました)の3日間に行われる水掛祭りです。

もともとは、仏像や仏塔に水をかけてお参りしたり、年長者に水をかけてもらい清めてもらったということが始まりでしたが、今では、国中の楽しいお祭りになりました。

文字通り、水を掛け合います。外国人も参加できます。

コムローイ祭り

タイ全土で陰暦12月の満月の日を中心に開催される仏教のお祭りで、新暦ではだいたい11月中旬ごろになります。(毎年、日が違うので要チェック)コムローイと呼ばれるランタン(熱気球)を夜空に放ちます。

ランタンが一斉に空に打ち上げられる様子は、息をのむ美しさです。ディズニーの「塔の上のランプツェル」で有名になりました。一度は実際に自分の目で見てみたいお祭りです。

3.タイと日本の文化の共通点について

3-1 タイと日本の友好の歴史

タイ(当時は、シャム)と日本の友好の歴史は、600年前に遡ります。当時は、御朱印船による貿易で、その当時の首都アユタヤには、日本人町ができていました。

江戸時代の鎖国で関係が衰退しましたが、明治以降現在に至るまで、日本とタイ間では、活発な往来が続いています。

3-2 タイと日本の国としての共通点

タイでは王室が、日本の皇室同様、国民から厚い敬愛を受けています。王族、皇族による多くの交流も、それぞれの国民にとって、相手国に対する親愛の気持ちのもとになっているのかもしれません。

同様に、両国は仏教国であり、様々な違いはありますが、根本のところでは、敬うものや考え方が似ているといえるのではないでしょうか。

また、両国は、多くの国が植民地化された歴史を持つアジアの国々の中で、植民地化されたことのない国です。

3-3 接客態度や礼儀正しさ

日本は、「おもてなしの国」といわれ、日本人の接客態度には定評があります。タイも「微笑みの国」と言われるぐらいですから、接客態度は、概して丁寧です。

また、日本人は礼儀正しいとよく言われ、敬語を正しく使います(最近は、怪しくなってきましたが)。タイでも同様に、細分化された敬語の文化があります。

お互い、相手を敬う心をもって接するなら、気持ちのいい関係に、旅先でも癒されます。

4.タイの文化に関する口コミまとめ

5.まとめ

近くて遠い、そして、遠くて近いタイと日本の文化の違いや特徴、共通点、いかがでしたでしょうか。違うところや、似ているところをよくわかりあえば、さらにお互いの理解も深まることでしょう。このことが、あなたのタイ旅行のお役に立ちますように願っています。

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