幸せを呼ぶトレビの泉のコイン投げ!正しい投げ方や金額は?

トレビの泉コイン投げ

ローマの名所中の名所、トレビの泉。
数多くあるローマの噴水の中でも、最も巨大で美しいトレビの泉はその外観を眺めるだけでも訪れる価値があります。

ですが、この場所を訪れたならばぜひ試してみたいのが、コイン投げ。

この記事ではトレビの泉にまつわる言い伝えやコイン投げの意味、正しい投げ方や枚数についてご紹介します。

1. トレビの泉のコインにまつわる言い伝え

いつ、だれが始めたのかすら定かではないトレビの泉のコイン投げ。
その由来は不明ですが、もともと昔からローマでは噴水にコインを投げる風習があったようです。
コインを投げ入れる行為は神聖な儀式の一環として、噴水に宿る神様を鎮める意味合いがあったとか。

トレビの泉にはコイン投げ以外にもロマンチックな言い伝えがあります。

かつて、トレビの泉の水はローマでも最もおいしい水として飲用されていました。
戦いに赴く恋人を見送る女性たちは、コップに水を汲んで相手に飲ませることで戦いの間の誠実さの証明と将来の幸福への願掛けをしていたのだそうです。

そんな素敵な言い伝えが残るトレビの泉。
実はこのお話は現在でも有効なのです。

トレビの泉の右側に「愛の水(L’acqua dell’amore)」と呼ばれる小さな水飲み場があります。
この場所の水を飲んだ恋人や夫婦は永遠に別れることなく、幸せになれるのだとか。

2. コインの正しい投げ方は?

それではコインの正しい投げ方についてご紹介します。

①まず右手でコインを持ちます。

②トレビの泉に向かって後ろ向きに立ちます。

③自分の左肩越しに投げ入れます。

トレビの泉では後ろ向きにコインを投げることは有名ですが、自分の左肩越しに投げる、というルールはあまり知られていないのではないでしょうか。

3. コインの枚数・金額は?

投げ入れる枚数は、叶えたい願いによって異なります。

コインが1枚の場合

もう一度ローマを訪れることができる!

コインが2枚の場合

大切な人とずっと一緒にいることができる!

そして、、、、

コインが3枚の場合

今の恋人や夫・妻と別れることができる!?

えっ、別れるために願掛けするの!?と思われるでしょうが、これはキリスト教で離婚が禁止されていた時代の名残だそうです。

かつての日本も同じだったようですが、自由に離婚ができなかった時代は神頼みにすがるしかなかったんですね。

今の相方に満足している方は間違っても3枚投げてしまわないように気を付けてくださいね。

ちなみにコインの金額や種類に特に決まりはありません。

手持ちのコインで問題ありませんし、日本の硬貨でも大丈夫なようですよ。

4. 回収されたコインはどうなる?

ここで気になるのは、投げ入れられたコインの行き先。
泉の底に大量に光り輝いているコインを見ると、ついつい気になってしまうのではないでしょうか。

実はこれらの大量のコインは、ローマ市のスタッフさんがホウキとちり取りで頻繁に回収しています。
何とも乱雑な扱いですが、一枚一枚拾っていたらキリがないので仕方がありません。

回収されたコインはゴミと選別された後に半分がローマ市の観光収入となり、残り半分がカトリック系の慈善団体へと寄付されるそうです。

その寄付額は何と年間で1億円にも達するんだとか。

さすが観光大国イタリアを代表する観光スポットですね。

5. コイン投げが禁止されるかも!?

さて、様々な言い伝えが面白いトレビの泉のコイン投げですが、近年では観光客のマナーの悪化から取り締まりが厳しくなってきているようです。
現時点ではまだコイン投げ自体は禁止されていませんが、泉に手を入れる、泉の淵に座るなどするとたちまちに監視院さんの笛が鳴るようです。

人気の観光スポットですので取り締まりが厳しくなるのは残念ですが、トレビの泉は貴重な文化遺産ですから仕方がない面もあります。

観光地ではマナーを守って素敵な思い出を作りましょう。

トレビの泉コイン投げ