ゼッタイ撮りたいオーロラ!【アラスカ編】 パート3:カメラの設定

一見、複雑そうに思えるカメラの設定ですが、オーロラで使う機能は限られたものです。

ムズかしく考えずにいきましょう!

【ゼッ写!シリーズ第1弾】ゼッタイ写したいオーロラ!パート3の今回の記事では、オーロラを撮影するための、カメラの設定について解説してゆきます。

※基本的に、ミラーレスカメラ、一眼レフカメラについての解説になりますが、マニュアルモード(Mモード)に設定できるコンパクトデジタルカメラでも同様の解説になりますので参考にしてください。

全体を把握していただくため、はじめに目次を記しておきます。普段からカメラの操作に慣れている撮影中級以上の方は、適宜とばしながら読み進めてください。

【オーロラ撮影のためのカメラ設定】

目次

0.まずは“オーロラモード“にするためのベースの設定から

1.ここで諦めるならスマホで撮れ!基本の基本【露出の設定】

 1−1:ISOの設定

 1−2:絞り

 1−3:シャッタースピード

2.ここで失敗してはもったいない!【フォーカスの設定】

 2−1:無限遠∞とは?

 2−2:AFからMFへの切り替え

 2−3:ピントを無限遠に合わせる

3.見逃せない機能【オーロラカスタマイズ】

 3−1:ノイズリダクション

 3−2:セルフタイマー

 3−3:色温度(K)

0.まずはオーロラモードにするためのベースの設定から

まず、カメラの電源を入れましょう。次に以降の項目で細かく設定していく「ISO」「絞り」「シャッタースピード」を自由に変更できるようにするための、「モードの切り替え」をします。

通常はカメラを上から見ると、モードダイヤル(右図)というものがついています。SONYの場合は「M」「S」「A」「P」が使われますが、たとえばCANONのシリーズだと、「A」の代わりに「Av」、「S」の代わりに「Tv」と表記されるなどの細かい違いはあります。

現地で僕が行っているオーロラ撮影の講義では、「A」モードをおすすめしています。しかしここでは、カメラを自由に操作できることが重要、という主旨のもとに書かれていますので、ひとまず「M」モード(マニュアル)にしてください。

1.ここであきらめるならスマホで撮れ!

基本の基本【露出の設定】

前回の投稿パートでも記載しましたが、それぞれの値を、どこをいじれば設定が変えられるかを予め知っておいてください。

1−1:ISOの設定

まず、夜空に星が出ていて、月が出ていない状況を環境条件としたとき、ISOを3200に設定しましょう。

1−2:絞りの設定

次に絞りですが、ひとまずF値(エフち)を一番小さい数字にしましょう。カメラやレンズにより異なりますが、たとえば、F2.8とかF1.4とかです。

1−3:シャッタースピードの設定

シャッタースピードは15秒に設定します。

※カメラによって、大きく変わってくるところなので、ここでの設定は暫定であり、この基本設定から調整をしてゆきます。

さあ、ここで試し撮りをしてみましょう!

みなさんが都市にお住まいの場合、夜が明るすぎるために、ご自宅のベランダではうまく行っているかどうか確認できません。試し撮りをされる場合、少なくとも郊外までドライブするなり、ご旅行のついでに暗い場所で、以上の設定を試してみてください。