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バルとは?由来や発祥、メニューについてなどもかんたん紹介

公開日:2021.11.01 更新日:2022.11.25

目次

ここ10年位よくバルという言葉をききます。スペイン風の居酒屋というイメージを持った方が多いのですが、実際にはバルとは何でしょうか。

今回の記事では、バルとは何か、由来や発祥、メニューについてなども詳しくご紹介します。

株式会社MEBUKU

Pokke編集部
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1.バルとは何か?

バルとは

バルとはスペインやイタリアなどではよく言われているお酒を提供している店の事を言います。しかし日本でいう居酒屋とは違い、喫茶店やレストランなどの要素もあります。

また、地元の人たちにとっては、生活に必要な路線バスの切符などを購入することができる店もあります。

2,000年以降日本でも、主にスペインやイタリア料理とワインなどを提供するバルが増えています。

英語表記ではバルはbarと書くのですが、食事を提供していることをアピールするためにbaruと書かれることが多くなっています。

2.バルの由来は?意味は?

主にスぺインで、朝、昼、夜と時間に関係なく、お酒を飲んだり食事をしたり幅広い用途のある人々が集まる場所として誕生したのがバルです。交流の場でもあり、生活の一部となっていることも多いのです。

そのため昼コーヒーを飲んで、夜お酒を飲むというように一日に何度も訪れるお客様も少なくはありません。

そのためアルコールを飲めない方でも、コーヒーのみ、またスイーツを楽しむことができるバルもあります。豪華な内装のバルから、新しいデザインのバルなど様々なバルがあり、それぞれに特色があります。

イタリアにはジェラート専門店のバル、ジャラテリアバルト呼ばれる店があります。イタリア語ではエラデリアとかかれています。

同じbarと書いてもバーとバルでは大きく内容が異なり、落ち着いた雰囲気でお酒を飲むバーに対して、大勢でにぎわいながら時には食事がメインであることも多いのがバルです。

また地元の人たちが集まる場としては、ビストロの方がバーよりも近いです。

ビストロとの大きな違いは、ゆったりとお酒や食事を楽しむビストロと比べて、バルは長時間いないでどんどん店を変え、また時間を置いて戻ってくることが多いのが特徴です。

バルはふらっと入って色々な人と話すことができる場所なのです。そのためコストパフォーマンスが良い店が多いことも魅力のひとつです。

3.バルにはどんな料理があるの?

南ヨーロッパでよくバルと呼ばれる店が多いのですが、日本ではスペインバルが多く、スペイン料理の小皿料理であるタパスを提供する店がメインとなっています。

もともとはおつまみとして食べていたサラミのスライスを、ワインのふたとして使ったことがきっかけと言われています。いかリング、魚のフライなどそれぞれの地方によって、中身は異なってきます。

他にもピンチョスとよばれるスペイン料理で、パンにハムや野菜などをのせたものがよくバルでは提供されます。同じような料理で、フランスパンなどにチーズなどをのせるカナッペもあります。

串をさしているのがピンチョスでパンやクラッカーの上に乗っているのがカナッペです。アトボとよばれるマリネもバルでは好評です。魚介類や肉類など様々な種類のアトボがあります。

またコーヒーがメインのバルでは、コーヒーにあったパンやスイーツなどが提供される店も多くあります。

4.バルで提供される飲み物は?

アルコール類のイメージが強いのですが、コーヒー中心のバルも多くあります。スイーツや食事がメインのバルもあり、ソフトドリンクも揃っています。

バルは単にアルコールを提供している店ではなく、コーヒーや食事などを楽しむことにより地元の人たちの交流の場となっています。

日本でもこの文化は浸透しつつあり、地域の活性化のため、街バルとよばれる食べ飲み歩きができるイベントも多く開催されています。

このようにバルとは、地域の住民と生活を大きくかかわることの多い、交流の場となっているのです。

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