ハンガーノックの原因は低血糖。
つまり、おにぎりやパンといった炭水化物の不足が原因となります。
実際に、「少しお腹がすくぐらい問題ないだろう」と思って進んだ結果、力が入らなくなり転倒してケガしたことがあります。
ハンガーノックを防ぐためには、「お腹がすいたら負け」と思って食事をとり続けることが有効です。
ペダルを踏んで進まなければならない自転車旅ですので、カロリーメイトや、ゼリー食品を食べながら進むのがオススメの手段と言えます。
ハンガーノックを防ぐために、道中は忘れずにしっかりと食事をとりましょう。
自転車旅で注意すべきポイント②「時間」
走る時間も気を付ける必要があります。簡単に言うと、「夜は走らない」ということ。
なぜなら、視界が悪いということがいつも以上に影響が大きいからです。というのも、今までに走ったことのない道を旅先では走ります。
予期せぬ障害物や、その土地独特のルールがあるかもしれません。筆者は道に横たわっている倒木に気付かずにぶつかりそうになったことがあります
やむを得ない場合もありますが、「夜は走らない」は基本です。
自転車旅で注意すべきポイント③「冷え」
冷えは想像以上に体力を奪う要因なので、気を付ける必要があります。冷えの原因は走っている間に大量にかく汗です。
走っているうちはいいのですが、汗を大量にかいた状態で止まって風に吹かれると、びっくりするほど冷えます。
汗が原因ですので、真夏であっても冷えには注意が必要です。筆者は、真夏にガタガタ震えながら自転車をこいだ経験があります。
この冷えを防ぐためには、適度な頻度でアンダーシャツを着替えるのが有効です。速乾性の優れたシャツであっても、汗はかき続けていて簡単には乾かないため、着替えは必須と言えます。
なにより着替えることによって、その都度気持ちがリセットできるというのも長旅には重要なことです。意外と見落としがちな「冷え」には注意しましょう。
最後に
自転車旅は、時刻表のダイヤや道路の渋滞などに全く影響されることなく、自由に好きなところに行けるとても魅力的な旅です。
本記事を読んで、筆者と同じ失敗をしないようにしながら、自転車旅の魅力を存分に満喫しましょう。