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チーズタッカルビとは?特徴や由来、発祥、具材など徹底紹介

公開日:2021.10.26 更新日:2022.11.16

目次

みなさんは「チーズタッカルビ」という料理をご存知でしょうか。マスコミでよく話題になっているけど、実は一度も食べたことがない…という人も多いのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、若い女性を中心に人気を集めている「チーズタッカルビ」について、その由来と誕生の背景、使われる具材についてまとめてみました。

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Pokke編集部
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1.チーズタッカルビは韓国風チーズフォンデュ!?

カルビという名前からつい焼肉を連想する人もいるでしょうが、チーズタッカルビは「タッカルビ」という韓国の名物料理に、とろとろのチーズをトッピングしてアレンジした新しい料理です。

「韓国風チーズフォンデュ」とも呼ばれています。

では、そもそもタッカルビとはどんな料理かと言うと、鶏肉のぶつ切りと野菜(キャベツ・玉ねぎ・にんじんなど)を、コチュジャンをベースにした甘辛いタレで炒めたものです。

韓国語で「タッ」は鶏、「カルビ」は肋骨周りの肉という意味です。

タッカルビは、冬季五輪の開催地・平昌がある江原道の道庁所在地・春川(チュンチョン)の名物料理で、1960年代に誕生しました。

そして春川と言えば、一世を風靡したドラマ『冬のソナタ』のロケ地の一つで、主人公の二人が大晦日に待合せをした商店街は、通称「春川明洞タッカルビ通り」と呼ばれています。

ドラマをきっかけにタッカルビにハマったファンも多く、1990年代以降ソウルを中心に韓国各地でタッカルビ専門店が林立しています。

2.チーズタッカルビの発祥は日本の新大久保!?

チーズタッカルビは、東京・新大久保のコリアンタウンにある『市場タッカルビ』という店が、約2,500人にモニタリングを行った末に開発したオリジナル料理です。

つまり純・韓国料理ではなく、日本の新大久保が発祥の地なのです。

2016年2月に発売を開始したところ、とろとろチーズとピリ辛のタレが織りなす味のハーモニーに加え、チーズの両脇をタッカルビではさむ色鮮やかな盛り付けも相乗効果を発揮し、写真を撮ってインスタに載せる若い女性が急増しました。

瞬く間に人気に火が着き、多くのメディアに取り上げられるようになりました。今では新大久保中の飲食店がこぞってメニューに取り入れ、味を競い合っています。

そして、チーズタッカルビの人気が起爆剤となり、一時下火だったコリアンタウンの客足まで回復し、街全体の活性化にもつながっています。

3.チーズタッカルビの具材は?基本の具材から変わり種まで

チーズタッカルビの具材は、元祖『市場タッカルビ』では鶏肉・さつまいも・キャベツ・トッポギ・チェダーチーズ・モッツァレラチーズを使用しています。

食べ終えたら余ったタレにご飯、卵、ネギ、きのこと特製ソースを入れて炒め、最後に韓国のりをまぶせば絶品締めのチャーハンが完成です。

また、その他の都内人気店でも具材にそれぞれ工夫があります。新大久保『でりかおんどる』ではトッポギの代わりにうどんを使用。『ドヤジ屋』ではチーズの上に生クリームをたっぷり投入します。

虎ノ門『カスミガセキ』では、野菜にトマト・パプリカ・ネギ・キャベツ・玉ねぎが使われとても色鮮やかです。

池袋『yasuke』では、プレート上に7色の具材(レッドチェダーチーズ・明太子・のり・ご飯・タッカルビ・ミックスチーズ・ニラ)が帯状に置かれた「レインボーチーズタッカルビ」が人気です。

変わり種は神田『WARASHIBE GYOZA』の餃子フォンデュ、通称チーズタッカル餃子です。チーズの海の両側に敷き詰めた野菜の上には、甘辛いタレをまぶした鶏肉ではなく何と餃子が…。味も見た目もインパクト大です。

4.まとめ

いかがでしたでしょうか。

新大久保には1000円前後のお手頃価格でチーズタッカルビのランチを出す店がいくつもあります。

お昼時の人気店は行列必至ですが、一時と比べて落ち着いてきた感もあるので、ぜひ一度お試し下さい。

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