夏の大定番!冷やし中華の知られざる発祥のいきさつを徹底紹介

冷やし中華

今年も暑い夏がやってきました。そんな暑い夏に食べたくなるのは冷たい麺料理ではないでしょうか。

そうめん、ざるそば、ぶっかけうどん、冷製パスタ等、さまざまな冷たい麺料理がありますが、やはり一つ外せないのは冷やし中華では無いでしょうか。

ちなみに冷やし中華は名前に中華と入っており、中国から渡って来た中華料理の一種と思われる方が多いですが、実は日本発祥の料理なのです。

今回の記事ではそんな日本発祥の冷やし中華の発祥の諸説についてご紹介していきます。

1.そもそも冷やし中華ってどういうの?

冷やし中華についておさらいをしていきます。

冷やし中華は中華麺を茹でた後に冷水を流して麺を冷やし、その上にさまざまな具材を盛り付ける料理で、夏の俳句の季語になるほど夏の代表的な食べ物となっています。

また、盛りつけは深めの皿全体に麺を平たく盛り、その上に細切りにした具材を乗せるのが一般的です。

具材としては肉類(ハム、叉焼、蒸し鶏等)、錦糸卵、夏野菜(キュウリ、トマト等)が使用されるのが一般的で、彩りよくかつ中心から放射線状に麺の上に盛られていきます。

そしてかけ汁は醤油ベースと胡麻ベースの二種類がポピュラーで、具材の上からたっぷりとかけられます。

2.冷やし中華、発祥の地とされるお店について

冷やし中華の発祥については諸説ありますが、発祥とされる店で有力なのが二店あります。

一つは東京都神田神保町の揚子江菜館、もう一つは宮城県仙台市錦町の龍亭です。ではその二店の発祥の歴史やその冷やし中華の特徴をご紹介していきます。

冷やし中華の発祥のお店1「東京神田神保町 揚子江菜館」

今も現存する神田神保町の揚子江菜館では、冷やし中華の原型となる料理が第二次世界大戦後もしくは1933年ごろに初めて作られたとされています。

その原型は、細切りに切った具を皿に放射状に盛り付ける既に現在のスタイルに似た形で、五色涼拌麺(五目冷やしそば)というメニューとして当時から現在でも提供されています。

これは2代目オーナーの周子儀氏が、上海の料理である涼拌麺(もやしと細切りの肉を冷した麺に乗せた料理)と日本のざるそばからアイデアを思い付いたとされています。

またこの料理の一番の特徴である細切りの具を麺の上に盛り付けるスタイルは富士山とそこに積もる雪をイメージして作られたようです。そして五色涼拌麺の味は黒酢を用いた独特な味わいとなっています。

冷やし中華の発祥のお店2「宮城県仙台市 龍亭」

仙台市の錦町にこちらも現存する龍亭では1937年ごろに冷やし中華の原型が作られたようです。

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