シュラスコと聞いても何のことだか知らない人がいると思いますが、調理や食べることが好きで、中でも肉料理が好きな人は好んで食べに行く人もいる肉料理です。
今回の記事では、シュラスコとはどんな料理なのか?ケバブとはどう違うのか?など、まとめましたのでぜひ参考にしてください。
1.肉料理の代表格!シュラスコとは、どんな料理?

シュラスコはブラジルなど中南米や南米で鉄の串に牛肉や豚肉、鶏肉の大きなかたまりを刺し通し炭火でじっくり焼き、岩塩や専用のソースで味付けして食べる肉料理です。
一般家庭ではバーベキューのようにして食べますが、レストランなどではコックさんがオーダーされた肉の大きなかたまりを炭火で焼いた後、テーブルに持って来てお客さんがそれぞれ好きな部位を指定し、コックさんがその部分を豪快に削ぎ切りにした肉を食べます。
岩塩で味付けはしてありますがレストランなどでは玉ねぎやピーマン、トマトなどを微塵切りにして塩やワインビネガー、オリーブオイルで混ぜた定番のソースが添えられ、肉に好みの量をかけて食べます。
2.本場ブラジルでシュラスコはどのように食べられている?
ブラジルの一般家庭での食べ方は、日本人が良くやるバーベキューに似ており串刺しにした肉を金網に載せ炭火で焼き、焼いた肉は岩塩だけで味付けしてそのまま食べたり、フランスパンのようなパンにはさんで食べます。
日本でのバーベキューでは、肉だけでなく野菜や魚、ホタテガイなどいろいろ季節的なものを一緒に焼き、いろいろな味で食べますが、ブラジルでのシュラスコは焼くのも基本的に肉のみで岩塩だけでの味付けで食べます。
肉を焼く時の火力調整には炭火に直接水をかけながら焼くのも日本と焼き方が違い、水をかけた時の蒸気で肉の柔らかさを調整することができ、好みの柔らかさにして食べます。
3.シュラスコはケバブと、どう違うの?
シュラスコは牛肉や豚肉、鶏肉のかたまりを大きさによっては1~2本の鉄の串に刺し通し、岩塩をふって、網にのせ下から炭火でじっくり焼いた肉料理です。
ケバブは羊肉をスライスし鉄の串に重ね刺していき、大きな固まりにしたものを周囲にヒーターなどで取り囲んだ中をゆっくり回転させながら焼き、食べる時に焼けた部分から順次肉を削ぎ落として食べ、残りをまた回転しながら同じように繰り返し焼いて食べます。
このようにシュラスコは大きな肉のかたまりを焼き、ケバブはスライスした肉を大きなかたまりにして焼き、焼き方も下からか回転させながらかの違いがあります。