『アート』を楽しむ太宰府天満宮!こんな見どころポイントも

太宰府天満宮

太宰府天満宮といえば、学問の神様でも有名な藤原道真を祀っている場所ですが、アートという視点でも楽しめるのをご存知でしょうか。

今回の記事では、太宰府天満宮に訪れたら見逃してはいけないアートの楽しみ方について紹介しています。ぜひ参考にしてください。

アートで楽しむ太宰府天満宮!歴史や見どころを紹介

菅原道真は「学問の神様」だけでなく「文化の神様」でもある

福岡県にある太宰府天満宮、言わずと知れた「天神さま」すなわち菅原道真を祀(まつ)る全国12,000社の総本宮です。

なぜ、太宰府天満宮が総本宮かというと、ここに菅原道真の墓所があって、その上に社殿が建てられているからです。

平安時代に右大臣として政治の中枢にいた道真は政略によって太宰府に左遷され、そこで生涯を終えた道真は太宰府に埋葬されたのです。

藤原道真は神童と呼ばれていた

当時の菅原家は学閥の名門で、道真も幼少から学問の才能を発揮し5歳で和歌を詠んで神童と呼ばれました。

歴史書の編纂を手がけ、書道にも優れた道真はまさに天才学者で、当時からアートの匂いがプンプンしていたのです。

死後にその学者としての功績で「学問の神様」と崇(あが)められるようになったのですが、書や歌の素晴らしい才能から「文化の神様」としての信仰も広まっていったのです。

見逃してはいけないアートの宝庫「宝物殿」「菅公歴史館」

「文化の神様」道真を祀る太宰府天満宮には、和歌や書画などが数多く献上されるようになり、アートな太宰府天満宮としての性格を強めていったのです。

古書や工芸品を含む貴重なアートを所蔵、展示しているのが太宰府天満宮の「宝物殿」です。境内を本殿への参詣の往復だけで済ますのは本当にもったいないことで、本殿手前の脇にある「宝物殿」を見逃してはいけません。

5万点ものお宝が所蔵されている「宝物殿」ですが、多くの博物館がそうであるように、所蔵品の全てが展示されているわけではなく、一部だけが常設展示や期間を限った特別展示で見ることができるのです。

展示されないお宝は図書館の書庫と同じように厳重に保管されているのです。といっても、展示品の中で貴重なアートを楽しむことができます。

注目は道真の御佩刀(ごはいとう)、要するに道真が帯刀していた刀です。道真は武士ではないのでこれを振り回すことはなかったわけですが、貴重な刀を見ることができます。

道真の生涯や天神さまという神になったいきさつを伝える天神縁起絵巻という絵巻物もなかなかです。絵巻物というもの自体がめったに見ることができないので貴重なアート体験になるでしょう。

他に道真関連以外の展示も多くあります。大きな博物館、美術館と同じようにこの「宝物殿」にもミュージアムショップがあるので、ミニアートのグッズはお土産に最適です。

この「宝物殿」は入館料が必要ですが、同じく境内にある菅公歴史館と後で紹介する九州国立博物館とのセット券が割安で便利です。3館どこでも購入できますが、この3館で計1,030円が500円に割引と超お得ですね。

ぜひ、菅公歴史館も忘れずに見て下さい。この「菅公歴史館」、道真の一生を博多人形に衣装を着せた装着博多人形によって16の場面で語る優れものです。

装着博多人形は、今では制作されていない古い手法の博多人形で貴重なアート作品です。

現代アートも展示する「宝物殿」

さらに「宝物殿」には現代アートも展示されています。

なぜ、太宰府の「宝物殿」に現代のアートがと思われるかもしれませんが、企画展示室では2018年7月7日~11月25日の期間、独特の技法を用いる日本画家による太宰府天満宮コレクションをテーマにした展覧会が開催されています。

天満宮境内の梅や花菖蒲といった自然を描いた作品を含むこのコレクション、実は太宰府天満宮のアートプログラムで展示された作品の再展示という企画です。



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