フィンランドの文化や風土、
特徴、独自の慣習などを徹底調査

フィンランド 文化

フィンランドと聞いて、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。北欧人気が高まっている中、サンタクロースやムーミン、白夜、オーロラなどをすぐにイメージする人もいるでしょうが、中にはスウェーデンやノルウェーと、フィンランドの区別がつかないという方も多いでしょう。

今回の記事では、そんな知ってるようで知らない国、フィンランドの文化や気候、風土、特徴、独自の慣習について紹介しています。ぜひ参考にしてください。

1.文化を知る前にチェック!フィンランドならではの気候風土

フィンランド文化

1-1 意外に近い「森と湖の国」

意外かも知れませんが、フィンランドは「日本から一番近いヨーロッパの国」です。成田空港からは毎日直行便が発着しており、首都ヘルシンキまで約9時間程。フランスやイタリアへ行くより早く到着します。

国土の面積は日本とあまり変わりませんが、最大の特徴は国土の約10%が水域(湖沼と河川)で占められていること。日本は0.8%ですから違いは歴然です。湖の数はどの国よりも多く、約19万もあります。

一方で森の面積も国土の約2/3に及び(日本とほぼ同じ)、ヨーロッパでは1番の森林国です。まさに「森と湖の国」と呼ぶにふさわしい大自然の宝庫、それがフィンランドです。

1-2 意外に温かいが、年間の寒暖差は80度超

フィンランドは国土の1/3が北極圏にあり、アイスランドに次ぐ世界最北の国であるため、冬(11~3月)は長く寒い時期が続きます。

それでも、北欧のイメージからすれば意外と温暖です。ノルウェー沿岸を流れるメキシコ湾流のおかげもあって、同緯度の他の国と比べると平均で6~10度近く気温が高くなります。

ただし冬で摂氏20度以下、夏は30度に達することがあり、年間で80度以上も変動することがあるため、長期滞在者は体調管理に要注意です。

1-3 夏は「沈まない太陽」をフル活用

フィンランドでは夏になると1ヵ月以上も白夜が続き、夜でも昼と同じ位の明るさが続きます。これは北極圏に近く、緯度が高いために発生する現象です。

夜の太陽が最も輝くのは6月と7月。最北部では5月から8月にかけて、太陽が沈まない日が70日以上も続きます。

ふだん日中にしかできないことが夜にもできるので、真夜中にハイキングやカヌー、魚釣り、ゴルフなどを楽しむことも可能です。

なお昼と夜では日光の性質が少し異なり、夜の太陽は日の出と日の入りの際に見られるような赤みを帯びた黄色で、すべての物を温かみのある明るい色に包んでくれます。

1-4 澄んだ夜空に光る幻想的なオーロラ

フィンランドは世界有数のオーロラ観賞スポット。白夜の夏が過ぎて冬がやってくると、燃えるような幻想的な光が天空を舞います。

オーロラが見られる可能性は北へ行く程高くなり、最北部のラップランドでは年に200夜も出現。ヘルシンキなど南の地域でも、冬なら20夜程見られます。

暗闇と空が澄んでいることが観賞条件となるため、できるだけ明るい場所や建物からは離れましょう。観賞時期は9月から3月頃、時間帯は真夜中前後2時間程度です。

突然現れたり消えたりしますが、いったん出現すると短くても20秒、長ければ数時間続きます。丘の上や湖畔が絶好の観賞ポイントです。

なお、フィンランド気象協会のWEBサイト「Auroras Now!」に登録すると、フィンランドの空でオーロラが見えそうな状態になった時にEメールで知らせてくれます。

2.フィンランドの国民性と社会文化について

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2-1 控え目で寡黙な礼儀正しい人が多い

内向的なフィンランド人は自分の靴を見ながら他人と話す。社交的なフィンランド人は相手の靴を見ながら話す。というジョークもある程、フィンランド人は外国人に対して、自らを「恥ずかしがり屋で内向的な田舎者」と自虐的に語ることが少なくありません。

裏を返せば控え目で寡黙で礼儀正しく、時間や約束もきちんと守る国民性なので、ある意味日本人に似ているとも言えるでしょう。

2-2 男女平等の文化

フィンランドは女性に完全参政権を付与した世界最初の国であり、男女共同参画の先進国です。



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