簡単解説!日本で働く外国人労働者の問題や推移、理由について

外国人 労働者

外国人技能実習制度とは、発展途上国の若者を技能実習生として受け入れ、実際の実務を通じて実践的な技術や技能・知識を学び、帰国後母国の経済発展に役立ててもらうことを目的とした公的制度のこと。

4.外国人が日本で働きたいと思う理由について

外国人を受け入れる態勢がいくら整っていたとしても、外国人から見て日本が「働く場」として魅力的でなければ、ここまで外国人労働者は増えることはなかったでしょう。

では、アジア系を中心とした外国人が、「日本で働きたい」と考える理由はどこにあるのか。それぞれ細かい事情は異なるでしょうが、総じて次の7つが挙げられると思われます。

日本で働きたい7つの理由

①母国より相対的に給与水準が高く、福利厚生などの条件も良い

②幼い頃から日本の文化(アニメ、漫画など)に親しみを感じている人が増えている

③日本語を学習する場・機会が増えている

④テクノロジーが発達しているため仕事を通じて先端技術に触れられる

⑤アジア圏の人たちにとって距離が近く費用面でも渡航しやすい

⑥生活のためのインフラが整っているため暮らしやすい

⑦治安が良いため安心して働ける

上記の中でも特に①の「相対的な給与水準の高さ」について、少し詳しくご説明することにしましょう。

東京都の最低賃金958円で1日8時間、20日出勤した場合、月収は15万3280円となりますが、これをベトナムの通貨であるドンで換算すると約3238万8千ドンとなり、ベトナムでは医者の月給に匹敵します。

つまり最低賃金で働いたとしても、ベトナムの家族に送金すれば大金になる訳です。そうした背景から外国人にとって日本で働くことは、たとえ最低賃金であったとしても大きなメリットとなるのです。

5.外国人労働者を雇用するメリットとは

受け入れる側の日本企業にとっても、外国人労働者の雇用にはメリットとデメリットがあります。まずはメリットについて見ていきましょう。

■若い労働力を補充できる

少子化により若い優秀な人材の確保が難しくなっている中、海外からの若い労働力が、そうした人材不足の補充に役立っています。

■社内環境の活性化につながる

外国人労働者の中にはモチベーションと能力の高い人材も多く、組織にとっては大きな刺激となり、社員の就労意識の向上にもつながります。

■グローバル化への対応につながる

特に海外展開を考えている企業にとっては、進出を予定している地域の出身者を採ることができれば、現地の生活習慣等を知っているため大きな戦力になります。

■異なる視点からの発想が得られる

日本人には考えつかない斬新な発想が期待できるため、日本人社員にも大きな刺激となり、かつ新たな商品・サービスを開発するきっかけにもなります。

6.外国人労働者を雇用するデメリットとは

一方で、外国人労働者の雇用には企業側に下記のようなデメリットもあります。

■書類手続きに時間がかかる

在留資格の確認やビザの手続きなどの事務手続きに時間を要するのに加え、滞在ビザはあるものの就労が認められていない外国人を雇う際は、企業側で就労ビザの手続きをサポートする必要もあります。

■不法労働者を雇用するリスクがある

日本での滞在資格や就労資格があるかどうか、その職種に就く資格があるかどうかの確認が必要であり、資格を持たない外国人を雇用した場合は、雇用者が処罰を受けることになります。

■コミュニケーションが取りづらい

言語の違いはもちろん、文化の違いを背景にした考え方や行動パターンの違い、または宗教上の習慣の違いなどが、円滑なコミュニケーションを妨げることがあります。

7.まとめ

いかがでしたでしょうか。少子高齢化が進み人材不足が深刻化している日本の現状を考えると、外国人労働者に対するニーズは今後ますます高まっていくことでしょう。

近未来の日本の企業においては、外国人と一緒に働くことが一つのスタンダードになるかも知れません。



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