福井の日本酒がバランスが良い!幸福な気持ちで酔える美酒8選

福井 日本酒

福井は「全47都道府県幸福度ランキング」で、3年連続でダントツのトップに立っている「幸福度No.1」の県です。

もしかしたら福井のおいしい日本酒も、県民を幸せな気持ちにさせている大切な要素の一つかも知れません。

今回の記事では、そんな福井でおすすめの日本酒を選りすぐってみました。ぜひ参考にしてください。

淡麗でも味わい深く、濃醇でもキレがあるのが福井の日本酒

コシヒカリといえば新潟のイメージが強いですが、実は福井が発祥の地です。

そして山田錦と並ぶ酒米の横綱「五百万石」の生産量は福井が全国第2位です。つまり福井は上質な米の産地なのです。

一方、霊峰「白山」を源流とする福井の水は、酵母を活性化させるミネラル含有量が多く、日本酒造りにはもってこいの水質です。

質の高い米と水に恵まれた福井の日本酒が、おいしくないはずはありません。

福井には現在30の酒蔵があります。福井の日本酒は淡麗辛口と言われることが多いのですが、内陸部と湾岸部では気候も違うため一概には言えません。

ただ、淡麗な酒でも深い味わいを持ち、濃醇な酒でも爽やかなキレがあるという、全体的なバランスの良さが福井の日本酒の特長と言えるでしょう。

世界が認めた福井の本当においしい日本酒5選

世界で最も信頼されているワインの評価基準「パーカーポイント」が、2017年に日本酒の格付けを発表しましたが、90点以上の高評価が付いた78銘柄のうち、福井の日本酒が5銘柄を占めました。

その5つの逸品をここでご紹介しましょう。

世界が認めた福井の日本酒①「黒龍 火いら寿」(黒龍酒造)

山田錦を35%精米した生詰の純米大吟醸酒。さくらんぼを思わせる品格のある香りと、なめらかでスムーズな口当たりを持つ、フルーティ&フレッシュなすっきりタイプの淡麗辛口です。

人気アイドル山下智久さんのお気に入りの酒としてファンの間ではよく知られており、蔵には雑誌の取材で訪ねた時の山Pの写真と記事が飾られています。

蔵元は、福井で最も古い歴史を持つ文化元年(1804)創業の黒龍酒造。福井の日本酒と言えば真っ先に「黒龍」の名が上がるほどのメジャーなブランドです。

世界が認めた福井の日本酒②「梵 夢は正夢 純米大吟醸」(加藤吉平商店)

20%精米の純米大吟醸と35%精米の純米大吟醸をブレンドし、−10度で5年間氷温熟成させた究極の一本。芳醇な香りと、丸味を帯びた米の味わいが特長です。

海外でもトップクラスの日本酒として知られ、世界3大酒類コンペの一つIWC(インターナショナルワインチャレンジ)や、「全米日本酒歓評会」などの国際的な品評会でも数々の最高賞を獲得しています。蔵元は安

政6年(1860)創業の加藤吉平商店。昭和天皇の即位式や国賓をもてなす際にも度々用いられている程の伝統ある蔵です。

世界が認めた福井の日本酒③「早瀬浦 純米吟醸」(三宅彦右衛門酒造)

軽快かつ芳醇という相反する言葉が似合いそうな、福井の日本酒らしいバランスの取れた味わいが特長の純米吟醸酒です。

洋梨を思わせる香りがおだやかに香り、口当たりは軽快で透明感のある印象です。適度な酸味があってキレも良く、飲んだ後にじわじわと米の旨みが広がって心地良い余韻が楽しめます。

蔵元は享保3年(1718)創業の三宅彦右衛門酒造。三方五湖と若狭湾をつなぐ早瀬川を中心とした早瀬地区にある酒蔵で、「早瀬浦」の酒銘もそこから由来しています。

世界が認めた福井の日本酒④「花垣 純米大吟醸七右衛門」(南部酒造場)

落ち着きのあるふくよかな香りと、おだやかで上品な甘み、そして爽やかに広がる果実味のある酸が特長の純米大吟醸酒。七右衛門は初代蔵主の名前です。

蔵元は享保18年(1733)創業の南部酒造場。「手造りに徹して目の届く量をていねいに醸し、より高品位の酒を世に送り出す」を理念に掲げ、純米酒にこだわった酒造りを行っています。

世界が認めた福井の日本酒⑤「mana1751 premium」(真名鶴酒造)

イチゴのようなほのかな香りが特長の無濾過純米原酒です。自然な甘みとかすかな苦味があり、濃淡のある味わいになっています。

もともとは日本酒を世界に広めようと海外向けに開発された酒なので、和食だけでなくイタリアンやフレンチともよく合います。価格もお手頃です。

蔵元は「神が酒造りのために創られた地」と云われる越前大野で、宝歴元年(1751)から続く老舗の真名鶴酒造。機械に頼らず全量手造りで醸しています。

全国にもファンが多い福井でおすすめの日本酒3選

全国的にもファンが多い福井の日本酒①「白岳仙 奥越五百万石 純米吟醸」(安本酒造)

近年とみに人気が高まってきた「白岳仙」の中で、最も人気の高い定番の純米吟醸酒です。

控えめな香りと、食との相性を大切にしたキレ味の良い酒質が特長で、心地よい酸味が口の中をキリッと引き締めてくれます。

蔵元はペリーが来航した嘉永6年(1853)創業の安本酒造。一切の妥協を許さない手作業による酒造りで、食事と一緒に楽しめる究極の食中酒を目指しています。

全国的にもファンが多い福井の日本酒②「一本義 甜潤系(あまうるおしけい)純米吟醸」(一本義久保本店)

「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2018」の金賞受賞酒。マスカットを思わせるやさしい香りがグラスから立ち上り、口に含むと柔らかく爽やかな甘みが広がって、上品な酸味が余韻を引き締めます。

爽やかで硬質な辛口のキレを持つ「辛爽系(からさわけい)純米吟醸」もあります。

蔵元は明治35年(1902)創業の一本義久保本店。流れ消えるような後口のキレの良さを酒造りの身上としています。

全国的にもファンが多い福井の日本酒③「常山 特撰純米酒」(常山酒造)

米の旨味を引き出した、おだやかな香りとまろやかな味わいの純米酒。角のないまろやかさは、搾りたて酒を蔵内の冷蔵庫で1年以上熟成させ、味に深みが出てから火入れして出荷するというこだわりの賜物です。

旨味、熟度、キレ、甘辛がバランスよく調和し、燗にするとさらに味が膨らみます。

蔵元は文化元年(1804)創業の常山酒造。酔った後でもう一度口にしたくなるような、高品質でインパクトのある酒造りを目指しています。

最後に

いかがでしたでしょうか。福井には、越前ガニや越前うに、越前がれい、若狭の牡蠣、若狭ふぐ、鯖へしこなど、福井は日本酒と相性の良い海の幸の宝庫です。

福井を訪れた際は、ぜひおいしい福井の日本酒と共にお楽しみください。

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