福岡の日本酒は奥が深い。著者がおすすめしたい本当の美酒8選

福岡 日本酒

ほんのりと漂う吟醸香と上品な甘みの後に、控えめな旨みを感じるスマートな吟醸酒。口あたりが柔らかく、雑味のないすっきりとした味わいが特徴です。原料米には福岡産の夢一献を使用しています。少し冷やすか、ぬる燗でどうぞ。

蔵元の杜の蔵は明治31年(1898)操業。全国的にも知名度の高い、福岡を代表する清酒蔵元の一つです。2005年からは、製造する日本酒をすべて純米酒に切り替えています。

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福岡のおすすめ日本酒⑤「三井の寿 大辛口純米吟醸」(井上合名会社)

日本酒度+14の大辛口ですが、リンゴのような香りを持ち、甘・辛・酸がバランスよく調和したすっきり系の純米吟醸酒です。

表と裏の両方にラベルがあり、裏の赤ラベルはスラムダンクの天才スリーポイントシューター・三井寿(背番号14!)がモチーフです。

実は作者の井上雄彦が「三井の寿」のファンで、銘柄の名前をそのまま登場人物に取り入れたものです。スラムダンクファンには見逃せない日本酒となっています。

蔵元のみいの寿は大正11年(1922)の創業。「Quadrifoglio(クアドリフォリオ)」「CICALA(チカーラ)」「Porcini(ポルチーニ)」といった、おしゃれなイタリアンラベルの銘柄を持つ日本酒を次々と商品化して話題を呼んでいます。

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福岡のおすすめ日本酒⑥「繁桝 麹屋純米吟醸」(高橋商店)

甘すぎず辛すぎず、まろやかなコクとスッキリとした喉ごしが特徴の、コストパフォーマンスにすぐれた純米吟醸酒です。喉ごしがよいため、いくらでも飲めてしまいます。

蔵元は享保2年(1717)創業の高橋商店。味噌や醤油を醸造するための麹作りを家業としていたため、造り酒屋を営んだ後も、地元では長い間「麹屋」と呼ばれていました。

その呼び名が日本酒のブランドとしてよみがえった形です。

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【新感覚】日本酒の殻を打ち破った福岡のおすすめ日本酒2選

老舗ならではの伝統の技を活かしながらも、新しい発想でこれまでの日本酒のイメージをくつがえした、まったく新しい感覚の純米吟醸酒を2つご紹介します。

福岡のおすすめ日本酒⑦「庭のうぐいす スパークリングピンク」(山口酒造場)

スパークリングワインと同様、「ポン!」と響く抜栓音とシュワシュワと立ちのぼる泡、そして華やかな香りと味わい。まさに五感で楽しめるスパークリングタイプの純米吟醸酒です。

炭酸は予想以上に強烈で、ドライな飲み口とさわやかな酸味が口の中を駆けめぐります。赤色酵母を使った、あざやかなピンク色の「スパークリングピンク」とセットでお楽しみください。

蔵元の山口酒造場は天保3年(1832)に久留米で創業した老舗蔵。一羽のうぐいすが庭の湧き水で喉をうるおす姿を見て、5代目の蔵元が「庭のうぐいす」と名づけたとのことです。

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福岡のおすすめ日本酒⑧「黒兜 純米吟醸」(池亀酒造)

試行錯誤を重ねつつ、焼酎で使われる黒麹で仕込んだ全国的にも大変めずらしいタイプの純米吟醸酒です。原料米には山田錦を100%使用。無ろ過のため酒本来の旨みがしっかりと残っています。

イチゴのようなほのかに甘い吟醸香と、とろりとした口あたり、フレッシュな果実を思わせるさわやかな酸味、そして濃醇な旨みとコクは、今までの日本酒の印象を変える味わいとなっています。

どんな料理のおいしさも引き立てる懐の深い日本酒ですので、軽く冷やして、大きめで厚手のぐい呑みに少量注ぐのがおすすめの飲み方です。

蔵元の池亀酒造は、久留米藩の師範代で剣の達人と言われた初代源蔵が明治8年(1875)に創業。日本酒だけでなく、本格焼酎や日本で初めてのリキュールなど、個性豊かな商品を数多く生み出している進取の精神にあふれた酒蔵です。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。福岡には、辛子明太子やもつ鍋、鶏の水炊き、鉄鍋1口餃子、博多ラーメンなどなど、おいしいものが目白押しです。

福岡にお出かけの際は、おいしい地元のグルメといっしょに、福岡のおいしい日本酒もぜひ味わってみてください。

福岡 日本酒