今治タオルとは?その魅力や歴史、普通のタオルとの違いとは

今治タオル

今治タオルを聞いたことありますでしょうか。たとえ、その名前を聞いたことがなくても、赤地に白い円と本線のブランドロゴは見たことがあるかもしれません。

あるいは、あなたのお家のタオル入れに、もしかしたら今治タオルが入っているかもしれません。

今回の記事では、今治タオルのクオリティの高さに、まずハイセンスな日本人が、そして今や日本中と世界中の人が感動しています。

今回の記事では、魅力や歴史など今治タオルのすべてを語っています。

1.今治タオルとは?

今治タオルは、愛媛県北部、瀬戸内海の美しい自然に囲まれた今治市で生産されているタオルです。

今治市は、100年以上の歴史を持つ、日本で最大規模のタオル生産地です。今治市には、糸を撚る工場、糸を染める工場、タオルを織る工場など200近い工場が集まっています。

元々、今治タオルは「高級・上質タオル」の代名詞でしたが、安い外国製のタオルに押されるようになりました。

今治タオルが元々持っているポテンシャルを損なうことなく、今治タオル再生プロジェクトが始まりました。

今では、今治タオルと言えば、白いタオル!とみんなが思い浮かべるほどですが、「白いタオル」をキープロダクトとして、今治タオルとしてのブランドを確立する取り組みが行われ、その取り組みが実を結びました。

今治タオルと言えば、「ふわっふわっ」「ずっとふわっふわっ」というブランドイメージがしっかり定着しています。

2.今治タオルは普通のタオルとどう違うの?

今治タオルが、ふわふわしているのはなぜか

タオル製造に欠かせない水ですが、今治の水は、重金属の含有が少ない軟水です。

今治タオルを柔らかくするのは、今治の水でした。また良質の水で晒す(さらす)ため、綿が本来持っている柔らかさが生きています。

今治タオルのふわふわが続くのはなぜか

一般のタオルは使うたびに硬くなっていきますが、今治タオルは柔らかさが持続します。

柔らかさが持続する理由は、今治のタオルの糸にありました。撚り(より)が強い糸は使いません。使い続けた後も、柔軟剤を使わなくても柔らかさは変わりません。

今治タオルは、吸水性が自慢なのはなぜか

今治タオルには、「5秒ルール」という基準があります。タオル片を水に浮かべた時、5秒以内に沈み始めないと今治タオルの基準を満たしたことになりません。

つまり、使う前に洗濯しなくても吸水性があるのが、今治タオルスタンダードです。

3.今治タオルの歴史とは?

今治でタオル生産が始まったのは、明治27年、100年以上も前です。

今治タオルは、高級タオルとして認められていましたが、バブル崩壊後、安い海外製タオルがたくさん入ってきて、今治のタオル産業は風前の灯火状態になりました。

2006年、今治タオルの再生をかけ、国の支援を受け、佐藤可士和をブランディングプロデューサーとして迎え、「今治タオルプロジェクト」が始まりました。

今治のタオルメーカーが、ニューヨークホームテキスタイルショーでグランプリを連続受賞して、海外でも注目を集めたことから、「JAPANブランド育成支援事業」にも指定されました。

ハイクオリティな今治タオルは、まず、本物志向の日本人に受け入れられました。

その後も、今治の各タオルメーカーの努力の甲斐あって、今や、今治タオルは、ジャパンクオリティとして、日本から、ワールドワイドなブランドへと飛躍しています。

最後に

一度使ったら、今治タオルの虜(とりこ)になること間違いなしです。いったん、今治タオルの魅力を知ってしまったら、もう他のタオルは使えません。

まだ、今治タオル経験をされていないなら、ぜひ、お店で触ってみてください。一度触れるだけで、わかる上質感です。

今治市には、今治タオルの魅力のすべてがわかるタオル美術館があります。近くに行かれたら、寄ってみてはいかがでしょうか。

今治タオル