のどかな花菖蒲沿いを左手に進むと、緑の茂った山のなかのようなエリアに出ます。右手に半円の形をした石造りの橋が見えてくるのですが、これを円月橋といいます。
橋のある水辺に一つだけ、平らでいかにも立ちやすそうな1メートルほどの石があります。実はその石に立って眺めたときにのみ、円月橋は水面に映った橋と合わさって、完全な円の形に見えるのです。
この円月橋も光圀の師、朱舜水の設計なので、中国風の作りになっています。この橋は、絶妙な力の配分によって、完全に石組みだけで作られています。
1-7 小石川後楽園の見どころ⑦「梅林(ばいりん)」
【小石川後楽園】園内梅林では花が散ってしまった枝も目立ってきましたが、まだ遅咲き品種の花をお楽しみいただけます。お早目の観梅をお奨めいたします。 pic.twitter.com/XlPGqXJbs9
— 都立庭園 園長の採れたて情報 (@ParksTeien) 2017年2月27日
円月橋の横を通りすぎて、少し歩くと入り口からもっとも奥にあたる場所に梅林があります。ここには38種類、約100本の梅の木が植えられています。
梅の花は学問の神様である菅原道真がとても好んだ花であり、学問の象徴でもあります。光圀も梅の花が好きでした。
梅園といえば、日本でもっとも有名な場所は茨城県水戸市にあり、日本三大庭園のひとつ、偕楽園(かいらくえん)ではないでしょうか。
この日本庭園は100種3000本の梅が植えられており、都市公園としての面積はニューヨークのセントラルパークに次いで、世界2位の広さがあります。そして、偕楽園は光圀の子孫、第8代当主が作った庭園でもあります。
2.小石川後楽園の口コミまとめ
小石川後楽園の梅と見頃 東京都文京区 https://t.co/enxSqe4a27
園内は7万平方メートル以上の広い敷地を有し国の特別名勝と特別史跡に指定され、梅、桜、ツツジなど四季の花々が植栽されており、秋は紅葉と一年中自然を楽しめる観光地。 pic.twitter.com/xSkBfzE5sV— 観光のつぶやき (@ryokou8) 2017年2月14日
いつもの彼女とカナルカフェでランチからの
小石川後楽園お花見デート。
葉桜になってる桜もちらほらあったけど
雨に濡れた緑の薫りに癒された(*˘ ˘*)
次は紅葉が染まった時期に行きたいなー pic.twitter.com/lVBKgr8dw8— しシャも (@sishamo_423) 2017年4月8日
3.小石川後楽園の基本情報
小石川後楽園の営業時間
09:00~17:00
入園は16:30まで
小石川後楽園の入園料
一般 300円
65歳以上 150円
(小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料)
[20名以上の団体]
一般 240円
65歳以上 120円
※身体障害者手帳、愛の手帳、精神障害者保健福祉手帳または療育手帳持参の方と付添の方は無料
※無料公開日 みどりの日(5月4日)、都民の日(10月1日)
[年間パスポート]
一般 1,200円
65歳以上 600円
アクセス情報
JR飯田橋駅から徒歩で8分
都営地下鉄大江戸線飯田橋駅から徒歩で2分
東京メトロ後楽園駅から徒歩で8分
〒112-0004
東京都文京区後楽1-6-6
4.まとめ
いかがでしたでしょうか。小石川後楽園はデートにもおすすめな自然を堪能できる観光スポットです。見どころポイントを参考にしていただき、ぜひ小石川後楽園を楽しんでください。