金沢の生活スタイルには欠かせない!九谷焼の歴史や魅力を紹介

九谷焼 金沢

金沢の生活スタイルに欠かせない九谷焼。

独特の文化に触れると、その美しさに心がときめきます。豪華な和工芸の作品はとくに目を見張るものがあり、日本を代表する文化といえます。

今回の記事では、長い歴史を経過し国際的にも評価が高い、九谷焼についてご紹介します。ぜひ参考にしてください。

1.金沢の生活スタイルに欠かせない!九谷焼の歴史について

金沢で有名な九谷焼の発祥と再興について

九谷焼は明暦(1655年から1658年)のころ、現在の加賀市に所在した九谷村で、良質の陶石が発見されました。その後、加賀藩の命により有田で修業した加賀藩士・後藤才次郎によって殖産政策として始められました。

でも、わずか100年足らずで廃窯となりますが、いまだに原因はわかっていません。この期間に焼かれたものを「古久谷」といいます。

その後100年余り忘れられていた九谷焼ですが、瀬戸焼などの陶器産業が各地で成功してきたのを機に、徐々に再興の機運が高まりました。

そして、文政年間に大聖寺藩でも九谷焼が制作されるようになりました。

九谷焼を有名にしたのは?

明治時代に入り、九谷焼の技術の向上とともに、彩色金襴手が名をはせるようになります。

そんな折、ヨーロッパで開催された万博・ウイーン博(1873年)に九谷焼が出品され、一気に広まりました。

現在の九谷焼について

九谷焼の歴史の中で、失われていた時期はありましたが、再興後は徐々にきらびやかな焼き物が制作されるようになりました。九谷焼には、陶器と磁器があります。

また、絵付けによってそれぞれに絵付けの名がつけられています。近年ではアニメキャラクターとコラボするなど、その進化は止まりません。

2.金沢の九谷焼がたくさんの人に愛される魅力とは

九谷焼には窯元が何か所かありますが、その伝統工芸の高さから人間国宝(錦山窯:吉田美統、三代・徳田八十吉)がおられるような窯元もあります。

九谷焼の魅力は何といっても色彩が鮮やかで華麗なことです。絵付けのご紹介をしましょう。

九谷焼の色彩・絵付け「青手」

緑色を中心に配色して余白を残さず、器全体に鮮やかで濃い色で埋め尽くすこと(塗り埋め)が特徴です。

古九谷や、吉田窯松山窯などが代表です。

九谷焼の色彩・絵付け「五彩手(九谷五彩)」

緑・黄・紫・紺青・赤の色彩豊かな色を自由に絵付けされたスタイルで、作品の中央にモチーフを写実的に描いていることに特徴があります。

九谷焼の色彩・絵付け「赤絵(金襴手)」

器全体に細かい紋様を、赤い色を活かして描かれていますが、他に金の絵付けをしていることが多いのが特徴です。

3.金沢で買いたい九谷焼のおすすめスポット

九谷焼の魅力を知ったところで、金沢を訪れたら、ぜひ九谷焼を手に取ってみてほしいものです。そこで、九谷焼が楽しめる、おすすめスポットをご紹介します。

九谷焼窯元 鏑木商舗 長町武家屋敷

金沢でも藩政時代の面影がのこる情緒あふれる街の中にあり、繁華街も近く交通利便もよい立地です。長町武家屋敷の中でたたずむ日本建築の建造は大変情緒があり、落ち着いて過ごせます。

金沢九谷ミュージアム、九谷焼の販売スペース、茶室や庭園も併設されており、見て触れながら食事を楽しむこともできます。

おいしいいっぷく鏑木では抹茶をはじめ、甘味も充実しています。ランチやカレーなどの軽食もあります。一部予約が必要な物や、定休日ではなく不定休の休みなので、事前に確認しておくと安心です。



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