京都の縁切り効果で有名なスポット!悪縁を切りたい方おすすめ

京都 縁切り

1000年の都の京都には数えきれない社寺があり、その中には古くから霊験あらたかな神社やお寺もあります。

今回の記事では、悪縁を切るご利益が強いおすすめスポットを紹介します。

悪縁を切りたいなら!京都の縁切り効果で有名な場所5選

京都の縁切りスポット①「安井金毘羅宮(やすいこんぴらぐう)」

安井金毘羅宮は京都でも人気の縁切りスポット

東山にある安井金毘羅宮は京都で最も人気のある縁切り神社です。日本三大怨霊の一人として恐れられている悲劇の天皇、崇徳院(すとくいん)が祀られています。

平安時代、謀反の疑いをかけられた崇徳上皇は1156年に保元の乱を起こしますが、惨敗して四国の讃岐へ流されます。

崇徳院は讃岐で戦死者の供養のために写経し、京都の寺へ奉納して欲しいと都へ送ったのですが、呪詛の疑いがあるとして送り返されてしまいます。

激怒した崇徳院は舌を噛み切り、その血で国を呪う事を記して讃岐で亡くなったと言い伝えられています。

安井金比羅宮の解説には『戦いによって心ならずも寵姫阿波内侍(あわのないし)とお別れにならざるを得なかった崇徳上皇は、人々がご自身のような悲しい境遇にあわぬよう、幸せな男女のえにしを妨げる全ての悪縁を断ち切ってくださいます』と書かれています。

かなり後づけのような説明ですが、人間関係だけではなく、病気や浪費、酒、ギャンブル、タバコまで全ての悪縁を断ち切ってくれるというご利益を求めて、毎年多くの参拝者が訪れます。

縁切り・縁結びの祈願をしてみよう

境内にある高さ1.5m、幅3mの絵馬の形をした「縁切り縁結び碑(いし)」には、中央に人がぎりぎりに通れる穴が空いていて、そこに神様の力が宿っているとされています。

まず、手と口を漱いで清めてから、本殿に参拝します。そして、形代授与所でお賽銭を払って形代(かたしろ=身代わりのおふだを入手し、この紙に断ち切りたい縁や結びたい縁の願い事を書きます。

この形代を持って願い事を念じながら、碑の表から裏へ穴をくぐると悪縁が切れます。次に、同じように願い事を念じながら裏から表へくぐると良縁が結べます。最後に形代を碑に糊で貼り付けて祈願が完了します。

この碑は石が見えないほどびっしりと形代が貼られて、独特の雰囲気を放っており、ときには行列ができるほど人気があります。

穴は小さくて這ってくぐるので、当日の服装には注意してください。この碑は24時間の祈願が可能です。

住所

京都市東山区下弁天町70

アクセス

京阪本線「祇園四条」駅から徒歩10分

市バス「東山安井」停留所から徒歩3分

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京都の縁切りスポット②「菊野大明神」

小野小町への無念が宿る縁切り石

菊野大明神は河原町二条の浄土宗法雲寺の中にある小さな祠で、地元では知る人ぞ知る民間信仰の縁切りスポットです。

平安時代、絶世の美女と謳われた小野小町に求愛した深草少将は、小町から「百夜逢いにきてくれたら恋人になってもいい」と言われ、毎晩通い続けますが、最後の夜に力尽きて亡くなってしまいます。

この深草少将が百夜通いの途中に腰を掛けて休んだ「深草少将腰掛石」が菊野大明神の御神体になっており、この霊石に宿った深草少将の無念の思いが縁を断ち切るといわれています。

菊野大明神の縁切り作法とは

まず、手と口を清めてから、寺務所でローソクと線香と護摩木を求めます。お堂の中で護摩木に願い事を書き、祠の御神体に参拝します。

護摩木を持ったまま、祠の周りを時計回りで進み、最後にもう一度参拝し、護摩木箱に護摩木を納めます。

問答無用で縁をばっさり切る御神体

京都では昔から「婚礼の行列は菊野さんのそばを通るな」「幸せな人は行くな」と言い伝えられているほど、男女の縁を強力に切るところです。

昔は髪の毛を供えて願掛けする習わしがあり、かつては、祠に髪の毛が巻き付けてあったり、五寸釘を打ち付けた藁人形が置かれていたりしたそうです。

カップルでの物見遊山の参拝は避けたほうがいいでしょう。

住所

京都市中京区河原町通二条上る清水町364‐1

アクセス

京阪本線「三条」駅から徒歩10分

地下鉄東西線「京都市役所前」駅から徒歩5分

市バス「京都市役所前」停留所から徒歩1分

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京都の縁切りスポット③「瑞光寺」

元政上人ゆかりの縁切り寺

瑞光寺は京都深草にある日蓮宗の寺で、江戸初期の高僧、元政上人が1655年に旧極楽寺の薬師堂跡に草庵を結んだのが始まりです。

彦根藩の武士であった元政は、江戸の吉原で出会った遊女の高野太夫が哀しい死を遂げたことで、俗世を捨てて出家したといわれており、縁や欲を断ち切ったエピソードから瑞光寺は縁切り寺として有名になりました。

瑞光寺の縁切り祈願は21日かかる

瑞光寺の境内には、元政上人の墓標として3本の竹が建てられています。

この竹にはそれぞれ、法華経の流布、衆生救済、両親のためという3つの意味が込められており、お百度参りをすると、元政上人の功徳にあやかって、縁切り・縁結びの願いが叶うとされています。

この元政上人の三本竹の墓の周りを、時計と逆回りに年齢の数だけ回ると縁切り祈願ができ、時計回りに回ると縁結び祈願ができます。

しかし、ご利益を得るには、21日間、毎日願掛けのお参りしなければなりません。

住所

京都市伏見区深草坊町4

アクセス

京阪本線「深草」駅より徒歩8分

JR奈良線「稲荷」駅より徒歩7分

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京都の縁切りスポット④「橋姫神社」

嫉妬深い橋姫が男女の縁を切る

橋姫神社は宇治橋の西詰からすぐ、懸神社(あがたじんじゃ)の大鳥居をくぐった左側にある小さな神社です。

この神社の祭神、瀬織津姫(せおりつひめ)は宇治橋の守り神として「橋姫」と呼ばれており、水の流れで人間についた苦しみや悪縁、罪を洗い流してくれるとして古くから信仰されてきました。

宇治の橋姫には幾つもの伝承があります。その1つが平家物語に記されている丑の刻参りの原型となった物語です。

男に捨てられた京の公家の娘が、嫉妬のあまり貴船神社に7日間籠って「鬼になりたい」と祈ったところ、「姿を変えて21日間、宇治川に浸かれ」との明神のお告げを受けました。

娘は髪を松脂で固めて5つの角を作り、顔に朱、身体に丹を塗り、頭に鉄輪を被って3本の足に松明をつけ、両端に火をつけた松明を口に加えて、宇治川に浸かり続けました。

無事に生きながら鬼女になった娘は、捨てた男やその愛人を次々と殺しました。

この伝説から、橋姫は嫉妬深い縁切りの神として有名になったのです。京都には古くから、「婚礼の行列は社前を通ることを避けよ」という言い伝えがあります。

住所

京都府宇治市宇治蓮華46

アクセス

京阪宇治線「宇治駅」から徒歩10分

JR奈良線宇治駅から徒歩10分

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京都の縁切りスポット⑤「鉄輪の井戸(かなわのいど)」

能や謡曲にも謳われた伝説の井戸

京の民家の片隅にひっそりと佇む鉄輪の井戸は、謡曲や能になっている伝説の縁切りスポットです。鉄輪とは囲炉裏において鍋や鉄瓶を乗せる三本足の金属製の五徳のことです。

平安時代、ある女が自分を捨てた夫を恨み、夫と愛人を呪い殺す丑の刻参りを貴船神社で行いますが、途中で精魂尽きて自宅近くの井戸で死んでいるのが見つかります。

その井戸に妻が丑の刻参りに被っていた鉄輪が塚として葬られ、鉄輪の井戸と呼ばれるようになりました。

縁切りの水として有名だった井戸

鉄輪の井戸は、民家の隙間の細い路地を通り抜けた奥にある命婦稲荷(みょうぶいなり)にあります。京都では昔から、この井戸の水を汲んで相手の男に飲ませると縁が切れるという俗説がありました。

この小さな祠は明治10年の小祠廃止の府令による閉鎖で忘れられていましたが、昭和10年に御神体が町内の蔵で見つかったことから、昭和11年に再建されたものです。

いまはもう縁切り水は汲めない

現在、井戸水は涸れていて金網で蓋がしてあります。

しかし、ペットボトルなどの容器に水を入れ、鉄輪の井戸にお供えして祈願し、持ち帰って相手に飲ませると縁が切れると信じられており、こっそりお参りする人が今でも後を絶ちません。

住所

京都市下京区堺町通松原下る鍛冶屋町

アクセス

地下鉄烏丸線「五条駅」より徒歩5分

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