【厳選】京都の日本酒の特徴とテーマ別でおすすめの逸品9選

京都 日本酒

伏見だけじゃない。京都の酒の奥深さを知る逸品の日本酒3選

京都の酒イコール伏見と思われがちですが、決してそれだけではありません。ここでは京都の洛中(京都市内中心部)や、日本海側で仕込まれた個性派の逸品をご紹介します。

京都の奥深い日本酒①「玉川 自然仕込 特別純米酒」

鼻の奥をくすぐるかぐわしい香りと、舌の上でじんわりと広がる米のうまみが特徴の骨太な京都の日本酒です。常温でもおいしく飲めますが、この酒のよさを引き出すにはぬる燗がおすすめです。おでんや煮物などうまみとコクの多い料理にはピッタリです。

蔵元の木下酒造は、日本海に面した京都府北部の丹後市久美浜町で天保13年(1842)に創業。このあたりは漁業が盛んなせいか、海の幸と相性抜群の、しっかりとした辛口食中酒となっています。

2007年からはオックスフォード大卒の英国人フィリップ・ハーパー氏が杜氏をつとめ、全国新酒鑑評会で、外国人杜氏として史上初めての金賞に輝いています。

玉川の紹介ページ

京都の奥深い日本酒②「聚楽第 特別純米酒 袋吊り雫」

りんごのようなフルーティーで甘い香りと、まろやかな口当たり、キレのよいのどごしの京都の日本酒です。京都産の酒米を使用し、ろ過などを差しひかえた自然流の造りが特徴です。

蔵元の佐々木酒造は明治26年(1893)の創業。俳優・佐々木蔵之介さんの実家としてもよく知られており、すぐ下の弟さんが蔵の跡を継いでいます。

洛中に残ったただ一つの酒蔵で、千利休が茶の湯にも使ったとされる名水「金明水・銀明水」を仕込み水に使用。すべての酒を洛中に代々伝わる手造りの技法で造り続けています。

聚楽第の紹介ページ

京都の奥深い日本酒③「大辛口 酒呑童子」

天然の乳酸菌をいかした山廃仕込みの本醸造酒。日本酒度+13.0〜+15.0でデータ上はかなりの辛口(※+の数字が高いほど辛い日本酒です。

一般的には1桁)ですが、ただ辛いだけじゃなく、うまみが乗ったバランスのいい味わいなので、食中酒としてはピッタリです。

蔵元のハクレイ酒造は、天保3年(1832)に日本海に面した宮津市の丹後由良で創業。ハクレイは漢字では「白嶺」と書きます。

九代目の主人が冬の朝、丹後富士とよばれている「由良が岳」の嶺(いただき)に、真っ白な雪が積もった様子をみて名づけたとのことです

大辛口 酒呑童子の紹介ページ

大手蔵の底力を感じる日本酒!お手頃な本格純米酒3選

地酒ファンの中には、「大手メーカーの酒なんて…」と飲まず嫌いで敬遠される方も少なくありませんが、そんな人にこそお試しいただきたいのがここでご紹介する3本です。

京都の純米酒①「松竹梅 三谷藤夫 山廃純米」

「現代の名工」に選ばれた三谷藤夫杜氏の名をブランドにかかげ、五百万石を60%までみがいた山廃仕込みのおいしい京都の日本酒です。豊かなうまみとふくらみを保ちながら、キレがいいからグイグイと飲めてしまいます。

宝酒造は天保13年(1842)に創業。伏見だけでなく全国に醸造工場を持ち、この「三谷藤夫」も実は灘の「白壁蔵」で造られた酒。灘の「男酒」の仕込み水(宮水)と、伏見の「女酒」の伝統の技が産んだ見事なコラボレーションです

三谷藤夫の紹介ページ

京都の純米酒②「黄桜 S純米大吟醸」

全国新酒鑑評会で連続金賞受賞した有名な杜氏さんが仕込みました。飲みきりサイズのスマートなボトルは、ちょっとした手みやげにもよろこばれそうです。

山田錦を50%精米し、10度の低温でじっくりと長期発酵させることで。華やかでフルーティーな香りと、お米のうまみを引き出した純米大吟醸の日本酒です。

黄桜酒造は昭和26年(1951)の設立。古い蔵ばかりの京都伏見では後発組ですが、京都初の地ビールレストラン「カッパカントリー」や、日本酒造りと地ビール造りが同時に見学できる「伏水蔵」を作るなど、積極的に日本酒ファンの開拓に取り組んでいます。

黄桜 S純米大吟醸の紹介ページ

京都の純米酒③「ヌーベル月桂冠 純米吟醸」

青リンゴをイメージさせる華やかな香りと、米のうまみをほどよく感じさせるスッキリした辛口の味わいの日本酒です。洋風のテーブルセッティングにも合うレトロ調のおしゃれなボトルは、第11回ガラスびんアワード2014(主催:日本ガラスびん協会)で最優秀賞に輝いています。

蔵元の月桂冠は、寛永14年(1637)に「笠置屋」の屋号で創業。瓶詰め清酒の発売や常温で流通できる生酒の発売、年間を通じて酒造りができる四季醸造蔵の実現、「糖質ゼロ」清酒の開発など、業界初の取り組みにも積極的です。

ヌーベル月桂冠 純米吟醸の紹介ページ

まとめ

いかがでしたでしょうか。京都では「日本酒電車」や「伏見の清酒まつり」をはじめ、日本酒関連の企画も多く開催されています。また2017年6月1日には「京都酒蔵館」が下京区にオープンしました。

そのため、京都全域の日本酒が一箇所で気軽に楽しめるようになりました。チャンスがあればぜひ一度足を運んで、京都の酒の奥深さを堪能されてみてはいかがでしょうか。

それぞれ紹介したお酒はインターネットでも購入できる商品なので、ぜひ参考にしてください。

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