西京(さいきょう)白みそは、色が白く、きめが細かいのが特徴です。上質な米麹を大豆の2倍使った西京白みそは、麹の上品な甘さと低塩分と美しい色合いが自慢です。
宮廷料理、懐石料理、精進料理が見事に融合した京料理に欠かせないお味噌です。
京都の名産品といえば「生麩」-精進料理、京料理のマストアイテム-
生麩は、京都の伝統食で、精進料理、京料理には欠かせません。とりわけ、精進料理では、肉がわりとして、重宝されてきました。彩ゆたかな生麩が京料理のアクセントです。
最近では、モチモチの食感と高たんぱく低カロリー、きれいな色合いの生麩を使ったスイーツが女性の人気を集めています。
京都の名産品といえば「八つ橋」-京スイーツの定番-
京土産、京スイーツの定番中の定番が、八つ橋です。八つ橋は、米粉、砂糖、ニッキ(シナモン)を混ぜて蒸して焼いた堅焼きせんべいの一種です。
戦後、「生八つ橋」が登場し、こちらも人気を集めています。京土産としてお菓子類を買った人の約半分が八つ橋を買っているという統計があります。
京都の名産品といえば「西陣織」-日本を代表する高級絹織物-

西陣織は、京都市上京区、北区周辺で生産される先染めの紋織物の総称で、国の伝統工芸品です。京都の伝統が育んできた高級絹織物です。
西陣織の帯なら数万~数百万、数千万円するものまでありますが、時代のニーズに合わせて、ネクタイや、財布、今ではスマホケースまで作られているので、手軽に伝統工芸品を買うことができます。
京都の名産品といえば「清水焼」-京都を代表する焼物―
京都市の人気寺院、清水寺の周辺五条坂界隈に多くの窯元があったことから、清水焼(きよみずやき)と呼ばれる京都を代表する焼物で、国による伝統的工芸品の指定を受けています。
京都は長く都をおかれていたため、茶人、宮家、武家などに愛用され、高級志向、装飾性の高さ、多様性が清水焼の特徴と言えます。
年に一度開かれる清水焼大陶器市には、たくさんの人が訪れます。
京都の名産品といえば「京扇子」-平安時代から続く伝統の美―
京扇子は、京都で作られる伝統工芸品のひとつで、緻密で雅なデザインと高い品質で、内外から高い評価を受けています。
京扇子には、「夏扇」「舞扇」「茶扇」「絹扇」「祝儀扇」「仕舞扇」があります。いずれもが、職人の熟練の技で作られています。
また、扇子絵付教室が開かれているので、世界で一つだけのオリジナル作品を作る体験もできます。
最後に
京都の名産品の数々をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。名産品にも、京都の歴史、伝統が息づいています。
今までなら一般の人が手にすることもできなかったものを手にすることができるようになりました。そんな雅な京都の名産品をぜひ、手に取ってみてください。