鍾乳洞とは?つららのでき方や日本三大鍾乳洞などを簡単紹介

鍾乳洞とは

みなさんは鍾乳洞を訪れたことがあるでしょうか。悠久の時の流れと太古のロマンを感じさせてくれる神秘的な空間は、パワースポットとしても人気です。

今回の記事では、そんな鍾乳洞のでき方や訪れる時の注意点、代表的な鍾乳洞の概要などをまとめてみました。

1.そもそも鍾乳洞とは?どうやってでき上がるの?

鍾乳洞とは、海底でサンゴなどが堆積してできた石灰岩が、地殻変動によって地上に隆起し、長い歳月を通して雨水や地下水に侵食されてでき上がった洞窟です。

雨水は地下に染み込んでいく際に、土の中の空気から二酸化炭素を取り込んでいきます。そして地下へ浸透すればするほど圧力がかかり、地表より多くの二酸化炭素が溶け込み弱酸性になっていきます。

そんな、弱酸性の水は炭酸カルシウムでできた石灰岩の地層に染み込んで、何十万年、何百万年という気の遠くなるような年月をかけてじわじわと石灰岩を溶かし、いくつもの小さな空洞が形成されていきます。

そんな空洞たちは少しずつ大きくなるにつれ、それぞれが徐々に連結して大きな洞窟へと変わり、やがて地下水脈を流れる水の量が増えて洞窟の侵食が進み、いつしか巨大な鍾乳洞ができ上がっていったという訳です。

2.鍾乳洞の中の気温や訪れる時の服装について

鍾乳洞の中は、年間を通してほぼ一定の温度に保たれています。鍾乳洞は地中にあって太陽の影響を受けないため、日照時間の違いなどよる四季の温度変化が起きにくいのです。

特に10mより深い場所にある洞内は外気温の影響をほぼ受けないため、夏は涼しく、冬は少し暖かく感じます。

ただし全国どこの鍾乳洞でも、年中同じような温度かと言えばそうでもなく、0℃近い所から18℃位の所まで様々です。

そのためもともと薄着の夏は、一枚羽織るものを持参する方がいいでしょう。一方冬は外より少し暖かいとはいえ、コートやダウンジャケットを着たまま入る方が無難です。

また鍾乳洞の中はとても暗く、足元は濡れて滑りやすいことが多い上に、段差や階段を上り下りすることが少なくありません。

そのため、できるだけ動きやすい服装で、サンダルや高いヒールを履くのは避け、歩きやすい靴で行くことをおすすめします。

3.一度は行ってほしい!有名な日本三大鍾乳洞とは

日本三大鍾乳洞①「龍泉洞(岩手)」

地元では名水が湧き出る「湧口(わっくつ)」と呼ばれていましたが、1937年に文部省から調査で派遣された脇水哲五郎博士により「龍泉洞」と命名されました。

洞内に棲息するコウモリと共に国の天然記念物に指定されています。洞内は現在判明しているだけでも3,600mにわたっており、そのうち700mだけが公開されています。

年間通じて10〜11℃と少しひんやりとしています。見どころは、5色のLEDで幻想的にライトアップされた鍾乳石(月宮殿)や石筍、地底湖などがあります。



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