水炊きとはどんな鍋料理?寄せ鍋との違い、作り方を徹底紹介

水炊きとは

博多名物としても知られる「水炊き」は、軍鶏(しゃも)鍋(東京)、かしわ鍋(京都)、キリタンポ(秋田)と並ぶ日本の「4大鶏鍋料理」の一つと言われています。

しかし、「名前は知ってるけど、食べたことがないからよく分からない」という人も少なくないでしょう。今回の記事では、シンプルながらも奥が深い鍋料理「水炊き」についてご紹介しましょう。

1.水炊きとはどんな鍋料理?

水炊きは具材の出汁が決め手

水炊きとは、鍋に水を張り、鶏肉、野菜などの食材を煮込んで調理し、薬味の入ったポン酢醤油に浸けて食べる鍋料理です。具材は伝統的に鶏肉が主流です。

水やお湯だけで煮立たせて具材から出汁(だし)を取る調理法が名前の由来であり、味のベースはせいぜい昆布を使うだけというシンプルさが一番の特長です。

水炊きのバリエーションとしては、水から具材を煮立たせる博多風と、昆布出汁を一煮立ちさせた後に具材を入れる関西風の2系統があります。

全国で食べられている水炊きは関西風が多く、博多風のものは「博多水炊き」として区別されますが、マスコミでは水炊き=博多名物として取り上げられがちです。

2.水炊きと寄せ鍋はどこが違う?

広辞苑によると、寄せ鍋は「鍋料理の一種。魚介類、野菜、豆腐、鶏肉などを煮ながら食べる」と定義づけられています。

これだけ見るとほぼ水炊きと変わりませんが、寄せ鍋は塩や醤油、酒、みりん、味噌など、店や家庭ごとに工夫した味付けを施して具材を煮込むところが大きく違います。

煮汁に味がしっかり付いて具材に味が染み込んでいるため、水炊きのようにポン酢醤油を使わず、薬味としてゆずや七味唐辛子をひとかけしていただきます。

寄せ鍋と違って水炊きは煮汁に味が付いていないので、素材本来の味を堪能するには向いています。また、鍋が煮詰まって味が濃くなることもありません。



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