遊牧民が培ったモンゴルの文化!モンゴルの特徴や習慣を紹介!

モンゴル 文化

モンゴルという国に対してどのようなイメージを抱いているのでしょうか。モンゴルでは相撲が盛んな国であったり、チンギスハンで有名な遊牧民の国であったりなど、さまざまなイメージをお持ちの方が多いと思います。

ただ、モンゴルの文化について詳しくご存知の方は少ないのではないかと思います。今回はそんなモンゴルにスポットライトを当てて、モンゴルの文化についてご紹介させていただきます。

1.モンゴルの文化を知る前!そもそも、どんな国なの?

モンゴルはウランバートルを首都とする東アジア北部の国家です。北部をロシア、南部を中国と接する内陸国になります。面積は約156万㎢で、日本の約4倍ですが、人口は約291万人で、日本の約44分の1となっています。

観光のベストシーズンは夏の6〜8月で気温は20度超となり非常にさわやかな気候です。しかし冬のシーズンは非常に寒く、特に12〜2月の最低気温はマイナス20度を超える日が多いです。

モンゴルの主な宗教はラマ教と呼ばれるモンゴル仏教になります。

2.モンゴルの遊牧文化について

モンゴルのイメージとして遊牧民というイメージを持たれている方も多いと思います。モンゴルでは都市部で生活する人を除き、現在でも遊牧民としての生活スタイルを取っている方が多くいます。

そんな彼らがどのような生活をしているかご紹介していきます。

2-1 遊牧民の生活

遊牧は季節に合わせて住む場所を移動させる家畜の飼育方法で、モンゴルで一般的に行われている方法です。

モンゴルの遊牧民の人々は主に牛・馬・羊・山羊・ラクダの5家畜を扱っており、特にポピュラーなのがモンゴル人の肉料理の中心となる羊です。

遊牧民の家庭では、男性が家畜の遊牧を担当し、女性が乳搾りや家事に専念する、という形で分業体制をとっています。

遊牧民の子供達は都市周辺部の場合都市の学校に行き、都市部から離れている場合は、宿舎に寄宿する、という形が一般的なようです。

また、現在は太陽光発電を使用して電化製品を置く等、遊牧民のスタイルを残しつつ近代的な要素も加わっている家庭が多いです。

2-2 遊牧民の移動式住居ゲルとは

ご存知な方が多いと思いますが、遊牧民はゲル(中国の内モンゴルではパオ)と呼ばれる移動式の住居に居住します。

通常ゲルは数軒がまとまって草原内の一箇所に建ち、そのゲルに親族たちが住み拡大家族集団となっていることが一般的です。

ゲルは移動するために分解・組立が容易に出来るよう工夫された作りになっています。また、外観は風に耐えられるよう円形で屋根に向かって流線形をなしています。

ゲルは通常遊牧のための家ですが、ウランバートル市内等でもあえてゲルを建てて住む人々もいます。

2-3 遊牧民の宗教的伝統オボーとは

オボーとはモンゴルで建てられる、石や木等から作られる標柱です。草原や小高い丘のような高所に建てられることが多いです。

モンゴルの人々は昔から自然崇拝の考えを持っており、自然物にはそれぞれ神様が住んでいて、中でも天の神様は一番偉いと考えていました。

その天の神様に貢ぎ物を献上する際に見つけやすいようにオボーを作りました。オボーにはこうした宗教的意味を示す役割がありますが、それと同時に境界標識や道標としての役割も担っています。

2-4 遊牧民の家畜にまつわる習慣

遊牧民の飼う家畜に対してはさまざまな習慣があります。例えば家畜に子供が生まれた場合、その数を数えてはいけないという習慣があります。家畜の数を数えると死んでしまうという言い伝えがあるようです。

また羊や山羊の血は不浄であると考えられているため、屠殺する時は血が吹き出て地面につき大地を汚すことの無いよう、のどを切って殺してはいけないとされています。



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