鎖国時代にも外国への窓口として開かれていた長崎には、その歴史と伝統を受け継いだ名産品や、温暖な気候からもたらされる海や山の幸がたくさんあります。
今回の記事では、長崎県のおすすめ名産品をご紹介します。
【お菓子編】長崎のおすすめ名産品特集
長崎の名産お菓子①「カステラ」
長崎のお菓子といえば、何といってもカステラです。カステラは安土桃山時代に入ってきた南蛮菓子がベースになっていますが、日本独自に発達をしたものです。
従来のプレーンなカステラはもちろん、今では抹茶、チーズ、フルーツのフレーバーが付いたもの、果物や動物の形をしたものなどたくさんのカステラが販売されています。
長崎の名産お菓子②「おたくさ」
「おたくさ」はアジサイの花を模した愛らしいパイです。「おたくさ」はアジサイの学名ハイドランゲア・オタクサからきており、シーボルトの思い人のお滝さんにもちなんでいます。
長崎の名産お菓子③「一口香(いっこうこう)」
「一〇香」とも書かれる「一口香」は、外側はボーロのようで中が空洞になった面白いお菓子です。
黒糖味が一般的ですが、生姜風味、ザボン風味、外がソフトなものなど、バリエーションが多くなっています。賞味期限が長いのでお土産にも喜ばれています。
【海産物編】長崎のおすすめ名産品特集
長崎の名産海産物①「からすみ」
「からすみ」は外国でも見られる、魚の卵巣を塩漬けし、塩抜きをした後に干して乾燥させたものです。香川県などでも作られていますが、何といっても長崎のものが有名です。
長崎のからすみはボラの卵巣を使用しています。日本酒のつまみとしてよく合いますが、ワインにも合うと注目されています。
長崎の名産海産物②「アジ」

長崎に水揚げされるアジは、エサが豊富、かつ流れの速い五島灘や対馬海流などで育ったもので、その味の良さはタイやヒラメに並ぶとまで言われています。
サイズによって「ごんあじ」「旬あじ」「野母んあじ」なとど呼び名もさまざまです。刺身や干物はもちろん、あじ天茶漬、茶漬けやふりかけなどにも加工されています。
【果物編】長崎のおすすめ名産品特集
長崎の名産果物①「ザボン」
