奈良の日本酒は原点!古都を彩る選りすぐりおすすめ日本酒8選

奈良 日本酒

大仏や法隆寺、春日大社、平城京跡、吉野の桜など、貴重な歴史遺産に事欠かない奈良ですが、実は「清酒発祥の地」として、日本酒と深い縁で結ばれた土地でもあるのです。

今回の記事では、古都・奈良でおすすめの日本酒を選りすぐってみました。ぜひ参考にしてください。

奈良の日本酒は原点!酒造りの技は室町期の奈良で確立されたもの

白く濁ったどぶろくだった日本酒が、今のような澄んだ清酒へと変わっていったのは、室町時代のことでした。

当時の日本酒は、寺院の荘園で獲れた米で僧侶が造っていたことから、「僧坊酒」とも呼ばれていました。

多くの寺院が建つ奈良は、自ずと僧坊酒の名産地となりましたが、中でも正暦寺(しょうりゃくじ)の僧坊酒はおいしいと評判でした。

理由は独自の醸造法にあり、仕込みの時に米を3回に分けて発酵しやすくする「三段仕込み」や、酒を腐敗させないための「火入れ殺菌」など、正暦寺で確立した酒造りの手法は今日の清酒造りの原点とされています。

奈良は高原の豊かな伏流水や、酒造りに適した寒冷な気候に恵まれているため、良質な日本酒造りに適しています。県内には28の酒蔵があります。

味の特徴としては、酸味や糖分が活かされた濃醇甘口の酒が主流と言われています。

全国の日本酒ファンをうならせる奈良の人気酒蔵の銘酒3選

奈良の人気酒造の日本酒①「梅乃宿酒造 梅乃宿 葛城 純米大吟醸」(梅乃宿酒造)

奈良の酒では最も全国的に知名度の高い銘柄と言えるのが、明治26年(1893)に誕生した「梅乃宿」です。

山田錦を中心とした酒造好適米を高度精白(蔵平均で55%)し、葛城山系の超軟水の伏流水で仕込んでいます。南部流の技で醸す酒はきめ細かくて柔らかな味わいが特長です。

「葛城」純米大吟醸は、7年連続でモンドセレクション最高金賞に輝いた梅乃宿の代表商品。華やかな甘味と心地よい辛さが口中に広がり、雑味のないきめ細やかな余韻が楽しめます。

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奈良の人気酒造の日本酒②「風の森 秋津穂純米 しぼり華 無濾過無加水」(油長酒造)

今や日本酒好きの間ですっかりメジャーになった「風の森」は、享保4年(1719)創業の油長(ゆうちょう)酒造が、平成10年(1998)に立ち上げた新ブランドです。

全品「純米・生酒・原酒・無濾過」にこだわっており、開栓後の劣化を防ぐため、2018年2月からは一升瓶を廃止。容器を720ml瓶に限定しています。

「秋津穂純米しぼり華」は風の森の基幹商品。透明感のあるしっかりとした酸、骨太なコク、米の味を存分に引き出した旨味が感じられ、それでいて切れ味も抜群な食中酒タイプの純米生酒です。

ちなみに秋津穂とは風の森でイチオシの、醸造適性に優れた地元産の酒造好適米です。

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奈良の人気酒造の日本酒③「春鹿・生酛純米超辛口原酒 鬼斬」(春鹿酒造)

インパクトある酒銘通りの鋭いキレ味を持ちながらも、しっかりとした旨味とおだやかな香りを併せ持つ、日本酒度13度の超辛口生酛造り原酒です。

熱燗にするとキレ味の良さが一層映えて、どんな料理にも合います。夏季限定の生酒タイプ「青乃鬼斬」も人気です。

蔵元は明治17年(1884)創業の春鹿酒造。室町から江戸中期にかけて全国に名をはせた奈良酒の伝統を受け継ぎ、キレのよいまろやかな口当たりの酒を醸しています。

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