奈良の日本酒は原点!古都を彩る選りすぐりおすすめ日本酒8選

奈良 日本酒

葛城酒造が造るこの「濁酒(どぶろく)」は、もともとは奈良県神社庁からの委嘱を受けて、毎年11月23日に行われる「新嘗祭」用に造られたお神酒です。

発酵したモロミを一度も搾らずに瓶詰めしているので、米粒がそのまま残っており、飲むというより「食べる」感覚です。

炭酸のピチピチとした口当たりと、乳酸菌飲料にも似た少し甘酸っぱさのある旨味が特徴的です。

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奈良の実力派蔵元の日本酒②「純米吟醸 無上盃」(奈良豊澤酒造)

控えめな吟醸香と程よい酸味を持つ、山田錦50%精米の呑み飽きしない軽快な純米吟醸酒です。

「この上ない酒に出会えたら命名しようと思っていた」という、東京農業大学の小泉武夫名誉教授によって命名されました。

優しくおだやかな飲み口が魅力で、すっきりとした口当たりは料理を選ばず、和食はもちろん中華料理やフランス料理にもおすすめです。

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奈良の実力派蔵元の日本酒③「篠峯 超辛 山田錦 純米無濾過生酒」(千代酒造)

発酵を強めに進め、甘味を減らした無濾過生原酒です。

爽やかで心地よい旨みとシャープな味わいを併せ持ち、透明感も感じさせる辛口タイプ。すっきりした喉ごしとキレの良さが魅力です。

日本酒度は約+10とまさに超辛ですが、実際は数値ほど辛く感じないので、どんなタイプの料理とも合わせられます。

蔵元は明治6年(1873)創業の千代酒造。平成26年に出品を取りやめるまで、全国新酒鑑評会では平成だけで15回も金賞に輝いた実力蔵です。

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奈良の実力派蔵元の日本酒④「三諸杉 菩提酛 純米」(今西酒造)

菩提酛(もと)造りで醸した、室町時代の正暦寺の酒造りを復元した純米酒です。

裏ラベルの説明によると「製造工程で『生米』を使用することを特徴としており、…(中略)…正暦寺・寺領の米と水を用い、境内より分離した『正暦寺乳酸菌』『正暦寺酵母』の働きで『もと』を造り、これに近代醸造法を融合させた、奈良県独自の地域特性のある濃醇旨口の純米酒です。」

独特の熟成香と舌にまったり絡む甘み、その後に広がる酸味とコクのバランスが独特の魅力を醸し出しています。

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奈良の実力派蔵元の日本酒⑤「睡龍 生酛純米酒」(久保本家酒造)

こちらの日本酒は、甘味や酸味、旨味、そして熟成感が複雑に絡みあう、スケールの大きな味わいが特徴の生酛純米酒です。喉ごしがよくキレ味も抜群ですが、果実のような余韻が後味として残ります。

燗にすると一段と持ち味が冴えます。蔵元は元禄15年(1702年)創業、昔ながらの伝統的な生酛造り純米にこだわる老舗・久保本家酒造です。

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最後に

奈良には日本三大酒神神社の一つで、日本最古の神社でもある大神(おおみわ)神社があります。

背後の三輪山全体がご神体というスケールの大きさで、毎年11月14日に開かれる「醸造安全祈願祭(酒まつり)」には、全国から酒造家・杜氏など酒造関係者が参列。

「おいしい酒が造れますように」と祈願します。奈良とは、日本酒の神様から長きにわたって守られてきた「酒の都」でもあるのです。

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