ゴッホやモネの名画を鑑賞!ナショナルギャラリーの見どころ作品を紹介

ナショナルギャラリー

「バッカスとアリアドネ」という作品は注目です。これはワインの神バッカスが、夫テセウスに置き去りにされたクレタ島の王女アリアドネを見初めるシーンを描いています。アリアドネには光が当たり、バッカスの後ろの人物たちは影になっています。

また空の雲にも陰影があります。これは油絵の技術ならではの表現です。16世紀には遠近法が確立し、それを応用した技法が使用されるようになりました。

見どころポイント③「17世紀バロック絵画」

「歪んだ真珠」という意味を持つバロックの傑作について紹介します。バロックとは「歪んだ真珠」という意味で、この時代の絵画は舞台を見るようにドラマチックに描かれています。

17世紀の初めに活躍したのがカラヴァッジョです。この部屋にはカラヴァッジョの世界的に有名な作品が2つあります。「トカゲに噛まれた少年」という作品です。

15世紀ルネサンスから芸術の分野でより人間らしさが強調されるようになってから2世紀がたちました。カラヴァッジョはさらに踏み込んでローマの庶民をモデルとして使いリアリティーを追求しました。

この絵に描かれる少年は聖人ではなく恐らく彼の工房にいた弟子の一人ではないかと言われています。聖人を描くときのような神聖さではなく、一般の市民を描いたのが特徴です。

3.印象派とイギリスの画家たち、その絵画について

ヨーロッパでは16世紀に宗教革命が起こり、プロテスタントの国では偶像崇拝が禁止されるようになりました。従って17世紀以降、それまで画題の主流であった聖人は描かれなくなり、代わりに静物画を通してキリスト教の教えを説くようになりました。18世紀に入るとさらにそれに風景画が加わるようになりました。

ここには、ナショナルギャラリーのコレクションの基礎となったターナーの絵が多く展示されています。19世紀イギリスのロマン派として知られるターナーは船を主題としてよく取り上げました。

「解体されるテメレール号」を見ましょう。テメレール号は1805年のトラファルガーの戦いでイギリスが勝利を収めた時の船です。しかし1838年にその役目を終え、解体されることになりました。

わずか11歳で画家として収入を得ていた彼は、夕日を背に解体に向かう船に自分の姿を重ねたのかもしれません。ちなみにナショナルギャラリーの前にあるトラファルガー広場も同じ戦いでの勝利を記念したものです。

もう一人この時代に活躍したイギリスの画家がコンスタブルです。ターナーが海の画家であるとするならば、コンスタブルはイギリスの田舎の風景を描いたことで知られています。

彼が描いた「乾草の車」はロンドンの北東にある故郷サフォークの風景です。左にある水車、イギリスの変わりやすい天気を表すかのような空、手前にいる犬、など描かれている細部が全てのどかな田舎の風景を表しています。

この絵は数あるナショナルギャラリーの作品の中でもイギリス人に最も人気のある作品の一つとして選ばれました。現在でもサフォークではこのままの光景が保存されています。

4.ナショナルギャラリーの基本情報について

4-1 ナショナルギャラリーへのアクセス方法

ナショナル・ギャラリーのあるトラファルガー広場は、ロンドン市街の中心にあります。地下鉄を利用してナショナルギャラリーに向かう場合は、Bakerloo、Northern線Charing Cross駅で降りるのがわかりやすいルートです。

すぐそばにトラファルガー広場が広がっているため、道がわからなくても広場内を歩いていれば数分で到着することができます。また、バスを利用する場合は、24番、29番、176番線のTrafalgar Square停留所で降車すると便利です。

4-2 ナショナルギャラリーの基本情報

■営業時間

10:00-18:00
金曜は10:00-21:00

■入場料

無料

■地図

5.ナショナルギャラリーの口コミ

6.まとめ

いかがでしたでしょうか。ナショナルギャラリーには、ゴッホやモネ、ターナーなど、世界的に有名な絵画が無料で見ることができます。

その作品がどのように描かれたのかを知ることで、楽しさや奥深さは何倍にもなりますので、こちらを参考にしていただき、ナショナルギャラリーを楽しんできてください。



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