東京との違いで知れる「大阪の文化」食事や笑い、生活習慣まで

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大阪と聞いて「お笑い」や「食いだおれ」などをイメージする人は多いと思います。

今回の記事では、食と笑いの分野における大阪文化の特徴を、東京との対比を通じて分かりやすくまとめてみました。

ぜひ参考にしてください。

1.味付けは薄いがコーヒーは濃い?!大阪の食文化について

かつての大阪は、日本中から旨いものが集まる物流と商業の中心地で、「天下の台所」「食い倒れ」などの言葉に象徴されるように食にはうるさい土地柄でした。

ではその大阪でなぜ薄味が主流だったのか。諸説ある中で最も有力とされるのが、「丁稚(でっち)に出された食事が薄味だったから」という説です。

丁稚とは商家に住み込みで奉公する少年のことで、彼らは衣食住が保証される代わりに無給で働いていました。

そして丁稚を大勢抱える大きな商家では、おかずの味付けを濃くするとご飯のおかわりが増えて食費がかさむため、薄味の味付けが主流になったと言われています。

いかにもお金にシビアな商人の街・大阪らしい説と言えるでしょう。

一方、同時代の江戸は急激な都市開発が進んだため土木建築系の仕事が増え、それを目当てに莫大な人口が各地から流れ込んでいました。

そして肉体労働は汗をたっぷりかいて体力も消耗するため、ご飯が進む濃い目の味付けが定着していったと言われています。

では大阪人は万事薄口好みなのか、と言えばそうでもありません。

大阪をはじめとする関西の喫茶店では、深煎りの豆を使った濃い目のコーヒーが主流であり、コーヒー1杯に使う豆の量は13〜15gと他の地域より数g多いとされています。

2.身近な食べ物に知る!大阪の食文化について

身近な食べ物を題材に、分かりやすい東西の対比で食文化の違いを見ていきましょう。

大阪と東京の食文化の違い①「醤油」

東京風の味付けは、色が濃く旨味もしっかりとした濃口醤油が基本です。

大阪風の味付けは、色が薄く上品な味わいの淡口醤油(薄口醤油)がよく使われます。

大阪と東京の食文化の違い②「いなり寿司」

東京のいなり寿司は、「稲荷」の名前から米俵をイメージした俵型で、中身は白い酢飯です。

大阪のいなり寿司は、狐の耳や稲荷山の形をイメージした三角形で、中身はごぼうやひじきなどの具がたくさん入っています。

そしていなり寿司より「おいなりさん」と呼ぶことが一般的です。

大阪と東京の食文化の違い③「桜餅」

東京の桜餅は、小麦粉で作ったクレープのような生地であんこを包みます。

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