皆さんは美味しい牡蠣の時期というのをご存知でしょうか。せっかく食べるのであれば、旬の時期に食べたいですよね。
今回の記事では、牡蠣の時期や種類などについてわかりやすくまとめています。ぜひ参考にしてください。
1.牡蠣の旬の時期とその理由とは?

スーパーなどでカキは年中販売されているように思いますが、牡蠣でもマガキやイワガキの種類によって育つ期間や産卵時期、また出荷時期の違いなどの理由からおいしく食べられる旬に大きな違いがあります。
牡蠣の時期①「マガキの旬は冬」
マガキは5月から8月に産卵で溜めていたクリーミーな栄養分を一気に産卵に使ってしまい身がやせ味もおちます。
そのため、マガキはクリーミーなグリコーゲンを蓄え始めた10月から4月の秋口から春先までがおいしく食べられる旬になります。
牡蠣の時期②「イワガキの旬は夏」
イワガキは数ヶ月かけてゆっくり産卵するため、クリーミーさを失わず水温が高い夏の間でも味が落ちることがなくおいしく食べることができます。
イワガキの水揚げ時期はマガキの出荷が終わってから5月~9月の初夏から秋口までがおいしく食べられる旬になります。
旬じゃない時期に牡蠣を食べるこはできないの?
マガキやイワガキの旬はそれぞれ違いますが、毒などあるから食べられないわけではなく、旬以外では牡蠣の味が水っぽく、牡蠣に期待するグリコーゲンたっぷりでミルキーな風味を楽しめないということです。
しかし、日本では旬の違う牡蠣の種類があるため、食べる牡蠣はマガキやイワガキなど違っても年中食べることができます。
Rのつかない月に、牡蠣を食べるなってどういうこと?
”R”のつかない月に牡蠣を食べるなというのを聞いたことがありますでしょうか。
これはマガキしか取れないイギリスやフランスで生まれたことわざでMay、 June、 July、 Augustの5、6、7、8月のことからマガキの産卵期であり食用には適さないからです。
また、200年以上前にフランスで冷蔵庫がなく保存できなかった夏の季節に食中毒が発生したことから法令で”R”のつかない月に食べるなと定められたことから広まりました。
日本には夏においしく食べられるイワガキもあり、日本ではあてはまらないことです。
2.牡蠣に関する気になる疑問をかんたん紹介

牡蠣は生で食べても大丈夫なの?
ミルキーな生カキを食べたいと思っても下痢や嘔吐などを心配して、周囲の人がおいしそうに食べていても不安で食べることができない人がいます。