ロンドンの歴史ある王立公園、リッチモンドパークの全ガイド

リッチモンドパーク

現在はレストランとして利用されていて、バトラーズ・パントリーではイギリス料理が楽しめます。セルフ・サービスで予約も必要ありません。中庭からの眺めも美しく、結婚式や葬式などイベント会場としても人気があります。

園内には各ゲートにある売店のほか、園の東側、ロー・ハンプトン・ゲート近くにはサンドイッチやケーキなどの軽食が楽しめるロー・ハンプトン・カフェがあります。シーン・ゲートから南に徒歩10分、左手に位置するホワイト・ロッジはかつては国王ジョージ1世の狩猟用のロッジでした。

その後1950年代からはロイヤル・バレエ団付属の学校として使用されています。現在は11歳から16歳までの生徒が通うロイヤル・バレエ・ロウワー・スクールとなっています。

3-2 植物、春に咲き誇るアザレアが見もの

リッチモンドパーク

園内には数多くの森や雑木林があります。自然のままほぼ手付かずのエリアもあれば、人の手を加えて改良された庭園もあります。園の南西、ラダーズタイル・ゲートから徒歩13分の場所にあるイザベラ・プランテーションは第2次世界大戦後に既存の森に手を加えて改良された森林公園です。

毎年春には1920年代に日本から取り寄せられたアザレアが咲き誇り、ツバキやツツジなど年間を通して美しい花を鑑賞できます。

実をつける木々は鳥やコウモリ、蝶やトンボなど昆虫たちの住みかとして最適で、池や小川にはカエルやヤモリなどが生息しています。

50種を超えるビートル、130種を超える蝶やガ、70種を超える鳥や6種のコウモリなどそのバラエティも豊富です。イザベラ・プランテーションを目当てにこの公園に訪れる人も多いといわれています。

3-3 アカシカ・ダマジカの生息地

リッチモンドパーク

もともとシカの狩猟地として造られたこの公園内には多くの古い樹木や菌類に加え、キツツキ、リス、ウサギ、保護指定動物であるクワガタムシなどさまざまな野生動物が生息しています。

もともと飼育下にあったものが逃がされたものなのか、本来野生種ではないワカケホンセイインコも数多く生息しています。

園内にある30を超える池には水鳥や水生生物も生息しています。リッチモンド・パークはアカシカとダマジカの生息地として有名で、園内には600頭以上が生息しています。シカの個体数の調整のため、毎年2回間引きが行われ、1回に百頭ほどが殺処分されています。

これは不必要に動物を殺傷し、ほかの野生動物にも精神的苦痛を与える行為であるとして、動物愛護団体や一般市民からの抗議の声も多く、避妊などによるより人道的な解決策が求められています。

3-4 セント・ポール大聖堂をのぞむ素晴らしい景観

リッチモンドパーク

ピーターシャム・ゲートを入るとすぐ左手に見える小山はヘンリー8世の小山です。ヘンリー8世はチューダー王朝第2代イングランド王で、6回も結婚したことと、ローマ・カトリック教会からのイングランド国教会の分離する宗教改革を招いた、イングランドの歴史上最も著名な人物のひとりです。

この小山は公園が造られる以前から存在したのではないか、また古墳なのではないかという憶測もあるそうです。頂上からは東へ16キロメートルの距離にあるセント・ポール大聖堂が見渡せます。この景観は保護対象になっているため、それを遮る建物の建設は禁止されています。また西側にはテムズ河の渓谷が見渡せます。

世界有数の大都市であるここロンドンの中心地にこんな大自然を維持保存できるのは自然や街の警官を大切にするイギリスならではといえます。

博物館などのアトラクションも楽しいですが、都会の喧騒を離れて木々や動物たちに囲まれながらのんびりするのもまたよいものです。

4.リッチモンドパークの基本情報

■リッチモンドパークの営業時間

7:30-21:00

■リッチモンドパークの入場料

無料

■リッチモンドパークの休館日

年中無休

■最寄駅

South West Trains線 Richmond駅下車

■地図

5.リッチモンドパークの口コミ

6.まとめ

いかがでしたでしょうか。ロンドンのリッチモンドパークは、豊かな自然を感じることができる公園です。可愛らしい動物や綺麗な植物など、見どころが豊富な公園ですので、海外旅行という見知らぬ土地で少し疲れてきたら訪れて見てはいかがでしょうか。



リッチモンドパーク