歴史好きは必見!札幌の明治・大正時代のロマン溢れる建物散策

札幌 歴史

札幌は歴史的建造物が豊富な街であるのをご存じでしたでしょうか。札幌は、レトロ好き、歴史好きの方には特に、そうでない方も大いに満足させてくれる街なのです。

それもそのはず、街の中に北海道開拓の当時の人々のスピリットを感じさせられる建物が、国の重要文化財や有形文化財に指定されたものとして、あちらこちらに点在しているのです。

是非、北海道の美味しい食べ物を堪能しながら、近代ロマン溢れる建物を散策してみて下さい。今回の記事では、知っていると建物散策が楽しくなるポイントをお伝えしながら、札幌の明治・大正時代の建物をご紹介致します。

1.札幌駅から気軽に行ける!チェックすべき歴史的建造物3選

「札幌市時計台」

札幌駅から歩いて10分程行くと、かの有名な時計台があります。時計台は、明治9年に来札したクラーク博士が構想したのが始まりです。

明治11年に出来上がりました。当初、時計はついていなかったのだそうで、1階は講義室や標本室、2階は兵式訓練や体育の授業、学校内の催事場として使用されていたそうです。

時計は、後からアメリカ製の時計機械が設置され、明治14年(1881年)から時を知らせ始めました。一世紀以上も前の時計機械が今も使われているなんて感慨深いです。

鐘の音は、1時は1回、2時は2回と時間ごとに鳴りますので、時間に合わせて行って見て下さい。時計台の鐘の音とともに、一世紀前にタイムスリップできそうです。

よく「時計台は思っていたよりも小さくてがっかりした。」という声を聞きますが、近年建てられたコンクリートのビル群に囲まれながらも、観光客がひっきりなしに来ている様子をみると愛らしくも感じます。

注意:外部改修工事のため、平成30年6月1日~10月31日まで休館です。秋には、化粧直しした時計台にお目にかかれそうです。

「北海道庁旧本庁舎(国指定重要文化財)」

札幌 歴史

北海道庁旧本庁舎、通称「赤れんが庁舎」です。

赤れんが庁舎は、札幌駅から徒歩5分、時計台からも徒歩5分程のところにあります。明治21年(1888年)に建てられました。

アメリカ風ネオ・バロック様式の建築だそうで、近くからも見ても遠くからみても、気品と重厚さを感じます。

これほど優れた明治時代の洋風建築は国内でも数少なく、明治政府の北海道開拓にかける意気込みを示しているとも言われています。

「大正時代からの裁判所」

札幌 歴史

大正15(1926年)に札幌控訴院として建てられた石造りの建物(国登録有形文化財)です。現在は、札幌資料館として使われています。

建物の前に行くと、入り口の正面上部に女性の顔の彫刻があります。よく見ると、目隠しをした女性の顔です。この意味するところは何でしょうか。

これは、ギリシャ神話に出てくる法の女神テミスで、「貧富の差や権力にとらわれない法の前での平等」を意味しているのだそうです。静粛な気持ちになります。

札幌 歴史

ひんやりとした石造りの建物の中に入ると左手奥に刑事法廷展示室があります。この時代の法廷の雰囲気を感じられる造りになっています。

札幌 歴史

当時はこのような法衣を着ていました。

札幌 歴史

2階には、市民のミニギャラリーがあり、札幌出身の画家であり漫画家のおおば比呂司さんの作品の展示室もあります。

おみやげショップには、おおば比呂司さんのこんなレトロでおしゃれなポストカードも売っていました。北海道150年記念カレーも見逃せません。

札幌 歴史

2.レトロ感が満載!北海道大学をチェックしよう

明治2(1869年)、明治政府内に北海道開拓使が設置されました。

そして明治9(1876)年、「北海道開拓の指導者となる人物を養成する」のためにアメリカ・マサチューセッツ農科大学長のクラーク博士や外国人教師が招かれました。

現在の北海道大学、旧札幌農学校は、北海道開拓において重要な役割を果たしました。講義は、農業、工学、人文、自然科学など幅広くあったそうです。

その当時の授業や研究に使用された建物がそのまま保持されていて、当時の教師や学生たちの息づかいが感じられそうです。

学内には国指定重要文化財が15、有形文化財が5つ、その他、歴史的建造物が4つあります。

・北海道大学古河記念講堂(国登録有形文化財)

・旧札幌農学校昆虫及養蚕学教室(国登録有形文化財)

・旧札幌農学校図書館読書室(国登録有形文化財)



札幌 歴史