寒い冬が過ぎて暖かい春がやって来ると、歓送迎会やお花見、ピクニックなどイベントも目白押しとなり、おいしいものを食べる機会も増えてきます。
そこで今回の記事は、春になればぜひ食べておきたい、春を感じる旬な食べ物をまとめてみました。
1.春を感じる旬な食べ物特集!寒い冬の後、必ず食べたい食材とは
1-1 春が旬の食べ物「山の幸編」

筍(たけのこ)
春の味覚の代表選手。おいしく食べられる期間は短く、頭が土から出るか出ないかの時期が食べ頃です。
繊維質が豊富で腸内環境を整える効果もある筍は鮮度が命。採れたてをさっと湯がいて、筍ご飯や煮物、酢の物などにするのがおすすめです。
菜の花
黄色く鮮やかな菜の花はアブラナの花芽です。ほんのり苦味はありますが、ビタミン、鉄分、カルシウム、食物繊維が豊富です。
定番のおひたしだけでなく、スープ、パスタなどにも入れておいしくいただきましょう。
「新」野菜
新じゃがいも、新玉ねぎ、新キャベツ(or春キャベツ)etc.。春のスーパーや八百屋さんでよく見かけるのが「新○○」と冠した野菜です。
玉ねぎもキャベツも春は他の季節より甘味が増して、生で食べてもおいしくいただけます。
山菜
雪解けと同時に顔を出すふき(ふきのとう)、たらの芽、わらびなど、春は20種類以上の山菜が採れる時期です。
天ぷら、吸物、炊き込みご飯、炒め物など用途もいろいろ。種類が多いので選ぶだけでも楽しくなりそうです。
1-2 春が旬の食べ物「海の幸編」

鯛
入学・卒業・就職などおめでたい席の多い春は、何と言っても縁起物の鯛が一番でしょう。
鮮やかなピンク色に輝く春の鯛は桜鯛と呼ばれ、5月頃の産卵に備えて栄養を蓄えるため脂がのっておいしくなります。塩焼き、鯛飯、鯛茶漬けなどでどうぞ。
鰆(サワラ)
魚編に春と書く、まさに春の旬の申し子のような魚。腹の部分が狭いため「狭(さ)腹(わら)」の名が付いたとの説もあります。
淡白な白身魚なので照焼、塩焼、西京焼などの和食はもちろん、洋食、エスニック料理にもよく使われます。
初鰹
江戸時代には「初鰹は女房を質に入れても食え」ということわざがあった程、春から初夏の時期、黒潮に乗って太平洋岸を北上する初鰹は昔から珍重されていました。