日本三名園は兼六園と後楽園、あとはどこ?見どころも徹底紹介

日本三名園

戦時中は一部が畑になったり、空襲にあったり、戦後は進駐軍の宿舎になったりもしましたが、進駐軍の撤退後に本来の姿に修復されました。

「月の後楽園」にちなみ、中秋の名月を愛でる「名月鑑賞会」が開催されています。

3-2 後楽園の見どころを紹介

延養亭(えんようてい)

「延養亭」は藩主の居間で、景色を一望できるここからの眺めは園内随一です。オリジナルの建物は戦争で焼失してしまいましたが、1960(昭和35)年に最高の技術と木材で当時の姿に復元されました。

唯心山(ゆいしんざん)

唯心山は後楽園を造営した池田綱政の子、継政(つぐまさ)の時に築かれた小高い丘です。この丘ができたことにより、平面的だった庭園が立体的になりました。

斜面にはツツジやサツキが植えられ、季節には紅白の花が庭園を彩ります。

廉池軒(れんちけん)

「廉池軒」は戦火をまぬがれた数少ない建物の一つです。この建物から池越しに見る景観は起伏に富み、園内屈指の美観です。

平四郎の松

「平四郎の松」は後楽園の象徴ともなっている黒松です。樹齢300年近かった初代が枯れてしまい、今の松は2代目です。

流店(りゅうてん)

「流店」も戦火を免れた建物の1つで、1階に石を配した水路が通っている珍しい造りです。接待や藩主の休憩所として使われていた場所で、カキツバタの時期は一層趣が増します。

能舞台

後楽園を造った池田綱政は、家臣や領民にも能を見ることを許しました。

園内の能舞台は戦後復元されたもので、普段は一般公開されていませんが、年間を通して催し物が開かれ、それらを鑑賞することで能舞台を見ることができます。

入園料

大人400円

65歳以上140円

高校生以下 無料

4.日本三名園の三つ目「偕楽園」

偕楽園

4-1 偕楽園の特徴とは

茨城県水戸市にある「偕楽園」は、都市公園として世界第2位の面積を持つ広大な日本庭園です。江戸時代末期の1842年に9代藩主徳川斉昭によって開園されました。

他の2庭園と違って藩士の休養の場として使われた伝統があるため、今でも(一部施設を除き)入園は無料です。

「花の後楽園」は3000本の梅で有名で、毎年盛大に「梅まつり」が開催されます。

4-2 偕楽園の見どころを紹介

好文亭

「好文亭」は徳川斉昭公が自ら設計したと言われる建物で、木造2層3階建ての本体と平屋建ての奥御殿から成ります。

戦災で焼失後、復元されたものですが、豪華な襖絵や贅沢な造りに往時をしのぶことができます。偕楽園自体は入園無料ですが、こちらは観覧料がかかります。

吐玉泉(とぎょくせん)

「吐玉泉」は白い石から水が湧き出る湧水泉です。この水は眼病に効くといわれ、好文亭での茶の湯にも使われました。

現在の石は4代目で、常陸太田市真弓山の「寒水石」と呼ばれる大理石です。

孟宗竹林

表門から吐玉泉に通じる園路の左側に約1,000本の孟宗竹が立ち並んでいます。この竹は弓の材料にするため、京都から移植したものです。

梅まつりのシーズンにはライトアップされ、昼とはまた違った雰囲気が楽しめます。

仙奕台(せんえきだい)

「仙奕台」は碁や将棋を楽しんだ場所で、千波湖など周囲の景観が一望できます。

南崖(なんがい)の洞窟

「南崖の洞窟」は江戸時代に「神崎岩(かみさきいわ)」と呼ばれた石を採掘した跡です。水戸城まで通じた「抜け道」との説もあるようですが定かではありません。

中に入ることはできませんが、総長150mあるそうです。

入園料

無料

好文亭は大人200円

70歳以上100円

小中学生100円

「日本三名園」についてご紹介しました。どこも季節を問わず美しく、日本の庭園美を堪能できます。ぜひ足を運んでみてください。

日本三名園