これで安心!電車で忘れ物・失くし物をした時の対処法について

電車 忘れ物

ただし腐敗する可能性がある食料品や、持ち主が特定しにくい漫画・雑誌、ビニール傘などはすぐに廃棄処分となることが多いので、それらを忘れて数日経ってしまった場合はあきらめた方が良さそうです。

4.忘れ物を駅の窓口へ取りに行く時必要なもの

幸い取りまとめ駅までの段階で忘れ物が見つかった場合は、身分証明書さえあれば簡単な手続きで忘れ物を受け取ることができます。

健康保険証、運転免許証などの公的証明書を持参しましょう。鉄道会社によっては、委任状があれば代理人でも受け取ることができます。

また希望によっては、配送(着払い)による受け渡しも可能な場合があります。遠方の場合は一度相談してみると良いでしょう。(ただし、すべての忘れ物に対応しているわけではありません)。

すでに警察署に引き渡されていた場合は、駅の方で管轄の警察署宛の書類を作成してもらった上で、それを警察署に持参して受け取り手続きをする必要があります。

ただし携帯電話の落し物については、警察署等の調査依頼を受けた各携帯電話会社から直接契約者に連絡(通知)され、落とし主が警察署等に出向いて受け取るという流れになります。

5.持ち主が現れなかった忘れ物たちはどうなるか

持ち主が現れることなく、拾い主からも権利を放棄された忘れ物たちはどうなるのでしょうか。

警察署での保管期限が切れると、忘れ物たちは廃棄または民間への払い下げ(専門業者が入札で買取)となり、デパートのイベント会場などで開催される「鉄道忘れ物市」の商品になります。

(警察署に集まったお金はすべて都道府県の財源になります。)

東京近郊では、埼玉県吉川市のリサイクルショップ「よろづや」が各地のイベントホールを利用して開催しています(場所は所沢くすのきホール/ルネ小平/川口リリア/北千住シアター1010など)。

神奈川県でも、藤沢市にある百貨店の「さいか屋」が定期的に開催しています。両店とも公式ツイッターで開催日と会場をこまめに告知していますので、興味がある方はぜひチェックしてみて下さい。

また、大阪の天王寺には「鉄道わすれもの店 兼商」という常設店があり、鉄道忘れ物の話題には欠かせない店舗となっています。

6.「鉄道忘れ物市」で売られているものは?

「鉄道忘れ物市」ではどんなモノが売られているのでしょうか。

会場をのぞくと、忘れ物の王道でもある傘はもちろん、時計やアクセサリー、サングラス、バッグ、靴、財布、双眼鏡、工具、本、野球のグローブ、ぬいぐるみなどが山積みされています。

値段は100円から1万円以上までさまざま。高額なブランド品の時計、サングラス、万年筆、アクセサリー、化粧品などはガラスケースの中にディスプレイされています。

また、トレーディングカードは100円、ペンは300円で詰め放題となっています。

ちなみに近頃旬な商品は電子タバコの「iQOS(アイコス)」とのこと。ネットでは1万2,000円前後で販売されていますが、会場では8,000円で販売され即売り切れでした。

なお、忘れ物市やネット販売で売れ残った忘れ物たちは、最終的にフィリピンやミャンマー、タイなど海外に輸出されるそうです。

7.まとめ

いかがでしたでしょうか。電車を降りる時にスマホの操作に気を取られ、つい忘れものを…なんてこと、誰にでもありがちですよね。

ふだんから忘れ物をしないよう心がけるのに越したことはありませんが、万一忘れ物に気づいた時も、慌てず落ち着いて次の行動を考えましょう。

忘れた日時や場所などをできるだけ詳しく伝えることが、スムーズな回収につながります。ぜひ参考にして下さい。



電車 忘れ物