ウフィツィ美術館に行きました!楽しむための初心者マニュアル

ウフィツィ美術館

イタリアのほぼ中央に位置するフィレンツェは、ルネサンス美術が花開いた場所。美術館がいくつもあり、大聖堂の中にも芸術品、屋外にも彫刻、噴水も芸術的で町全体が美術館のようです。

そんなフィレンツェ観光の目玉と言えばウフィツィ美術館。ここは外せないでしょう。

今回の記事では、ウフィツィ美術館を訪れようと考えている方に向けて、見どころやアクセス方法、チケットの購入まで初心者知っておきたいマニュアルを紹介いたします。

1.まずウフィツィ美術館のアクセス方法!
ローマからフィレンツェは鉄道が便利

ローマからフィレンツェは、高速鉄道を使えば1時間半程度で到着です。切符はインターネットで事前に購入するか、駅の窓口、自動券売機で購入できます。

イタリア語、英語が話せなくても行き先と人数、時間さえ単語で言う、もしくは紙に書けば通じるので大丈夫です。

乗り換えなしなので安心して乗っていられます。電車を待っている間にジェラートを食べるのがおすすめ。

鉄道以外に飛行機でもローマから移動できます。(日本からフィレンツェの直行便はありません)。ただ、空港から市街中心部までの鉄道はないのでバスかタクシーで向かうことになります。

空港からのシャトルバスは早朝から23時30分まで30分毎に運行されています。
フィレンツェの駅、サンタ・マリア・ノヴェッラ駅からウフィツィ美術館へは約1kmです。

道中には雑貨屋や工芸品店、ファッション店などお店が並んでいる通りがいくつもあるのでショッピングをしながら楽しく歩いているうちに着きます。駅から十分歩ける距離です。

2.人気の高いウフィツィ美術館、並ばずに入る方法とは

フィレンツェの人気観光スポットなだけに、行列必須なウフィツィ美術館。何時間も並ぶのは当たり前です。せっかくイタリアまで来たのに貴重な時間を潰したくないと誰もが思うはず。

実は、並ばずに済む方法がいくつかあります。
そもそも美術館への入場者は3種類に分けられます。

①当日チケットの購入者

②サイトからの予約者

③フィレンツェカード利用者

です。

それぞれ並ばずに済むテクニックがあります。

当日チケット購入

当日にチケット購入して並ぶ方法はありますが並んでしまいます。なので、ちょっとしたテクニックを紹介。当日に美術館のチケット売り場に行って、そこで予約し、後で戻ってくるという方法です。

周辺はドゥオモなどの観光スポットがあるので時間を有効に使って観光ができます。ただこの方法で気を付けたいのはハイシーズンになると前日までに予約が埋まってしまうことです。

サイトで予約する方法

15分刻みで入場時間を指定して予約することができます。メールで届く番号を係員に見せれば入場できます。

便利なシステムですが、英語のサイトなので英語が読める方におすすめです。


フィレンツェカードで入場

これは行列を並ばずに入場できるアイテムです。

入り口は一般の入場口と分けらてれていてFirenzecardと書かれた赤い入り口から入ります。カードは観光案内所や観光地などで購入できます。

他にもドゥオモやヴェッキオ宮殿などフィレンツェの有名観光スポットで利用できます。3日で5ヶ所以上巡るならお得なカードです。ちなみに入口はコの字構造の建物の内側にあります。

3.一般公開されていないところがある!?

現在は美術館ですが、もともとの機能は違いました。コジモ1世が建築家ジョルジョ・ヴァザーリに依頼したトスカーナ大公国の政府庁舎でした。

この建物ができるまでは各地に散っていた行政機関を一ヶ所に集めました。
コジモ1世は住まいのピッティ宮殿からヴェッキオ橋の2階部分を通って庁舎へ通勤するために約1kmの通路を造らせました。

それはヴァザーリの回廊と呼ばれています。
ヴァザーリの回廊は実は大変レアな観光スポットです。回廊にはメディチ家のコレクションが展示されています。

一般公開されるのは稀で公開されたとしても完全予約でグループでの予約になります。ヴァザーリの回廊の一部はポンテ・ヴェッキオ橋の2階部分になっています。

1階部分は店舗が入っていて、橋の上に店や秘密の回廊があるのはなんとも不思議な感じです。

4.名画が撮影可能
!ウフィツィ美術館の展示品について紹介

さすがはルネサンス美術の総本山でもあるフィレンツェの美術館。約2500店の展示物の中には誰もが一度は見たことがある名画が次々に現れます。

所要時間は個人差がありますが、じっくり見て回った筆者は4時間以上かかり、いい意味でクタクタになりました。

展示品はよく展示場所を変更されるそうです。筆者が訪れた時、作品は古いものから展示され、歩を進めるごとに新しい時代に移り変わるように置かれていました。

時代が古い時の絵画はどれものっぺりとして不自然な動き、そして顔色も悪かったのが、だんだんと人間らしく血色も良く描かれるようになります。その移り変わりを感じられるのもおもしろいところです。

美術館で代表的な絵画はボッティチェリ作の≪ビーナスの誕生≫と≪春≫です。どちらも横幅約3m、縦約2mの超大作です。

これらの絵画が描かれる以前は肉体や露出は恥ずべきものとされていただけに、当時の人々に衝撃を与えたそうです。官能的でのびやかな神々の絵画にうっとりします。

他にもレオナルド・ダ・ヴィンチの≪受胎告知≫やラファエロの≪ひわの聖母≫が展示されています。建物はU字なので迷うことなく一方方向に向かえばいいのですが、たまに小部屋に繋がる道があります。

長い廊下にはずらりと立派な彫刻たち。あっちもこっちも観るところが多い美術館です。
嬉しいのはどの作品も撮影可能ということ。但しフラッシュは禁止なのでお気をつけください。

5.実は、ウフィツィ美術館からの眺めが素晴らしい

先程紹介したヴァザーリの回廊の一部があるポンテ・ヴェッキオを館内から眺められるのは嬉しいポイントです。

ポンテ・ヴェッキオはフィレンツェ最古の橋で橋の上にいくつも店が入っています。金銀細工を始めとした職人の技が光るお店が、橋の上にあるのは不思議な感じがします。

カラフルでかわいらしいのでフォトジェニックな写真が撮れます。美術館鑑賞の後、ぜひ渡ってみてください。

橋以外にも街並みも見降ろせます。日本とは違う景色を堪能できます。

最後に

いかがでしたか。ウフィツィ美術館にはルネサンス時代を代表する絵画が多く展示されていて、イタリア屈指の美術館です。教科書で見たことがある国宝級の名画のオンパレードで逆に感覚が狂いそうになります。

スケールの大きさにただただ感動します。立地がいいのでイタリア旅行で気軽に行けますし、美術館と合せて周辺の観光も可能です。

フィレンツェを、イタリアを訪れる際にはぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

ウフィツィ美術館