2016年の12月下旬。和歌山県にある那智勝浦に旅行をしてきました。那智勝浦は、東京から車で約8時間程度かかりますので、向かう途中に何回か休憩は必須でしょう。
交通手段としては高速バスが那智勝浦まで出ているの行き方と、大阪まで新幹線で行きそこから電車で那智勝浦駅という方法もあります。時間的にはさほどの大差がないので、好きな行き方を選ぶと良いでしょう。
今回の記事では、そんな那智勝浦を十分に楽しんだ時の様子を紹介しています。ぜひ参考にしてください。
世界遺産を体験!那智勝浦で最初に訪れた場所
まず最初に向かったのは、熊野那智大社です。向かっている途中に何台かが車を停めて写真を撮っています。すると世界遺産の「獅子岩」という横から見ると本当に獅子のような岩がありました。
自然が作り出す素敵な世界遺産のアートです。

車に戻って目的地へ向かいます。世界遺産にも登録されている熊野古道「大門坂」を登り那智大社へと向かいます。車は大門坂入り口付近に無料駐車場スペースがあるのでそちらに停めました。
美しい石畳が続き、大きな杉の木が山の中を覆い尽くしています。杉の木や土がほんのりと湿った匂い。都会には感じることのない匂いが感動的です。

大門坂入り口から那智大社まで約40分程かかり、距離にして約1.3kmです。頂上まではずっと登り階段が続きます。歩いて登りましたが、頂上付近まで車で行くことも可能です。ちなみに上の駐車場は有料になります。
また、歩いて登られる方は帰りに滝前バス停から駐車場まで無料バスが出ています。この機会にぜひ自分の足で熊野古道を感じてみてください。
そして、ゆっくり登っているうちにあっという間に那智大社に到着しました。後ろを振り返って見るとなんとそこには絶景が広がり、向こうの山頂とほぼ同じ目線でした。

登りきった後に見れるこの那智大社の二の鳥居からの景色は格別です。
そして、少し休憩をとった後、熊野那智大社へ参拝。ちょうど修繕中ということでしたが参拝は可能でした。
日本一大きなおみくじというのがあったので引いてみました。結果は中吉。
周りには日本人以外にも外国人の方も目にしました。一件アクセスが難しそうな所ですが那智駅から歩いてもここまで約7kmであり、その方たちは歩いて登ってこられたと話していました。
那智勝浦のフォトスポット&パワースポットについて

続いては那智の滝に向かいます。二の鳥居を背後にして右方向へ歩くと山奥に小さく那智の滝が見えます。少し下って行くと綺麗な朱色の三重塔が現れます。そこは、三重塔と那智の滝を一緒に取れるフォトスポットです。
この三重塔は入場料500円で上がれます。中は階段になっていて3階から眺める那智の滝は、より近く大きく見えるのでこちらもフォトスポットとしておすすめです。
また、三重塔からもう少し下って行くと那智の滝の真下へ行ける道もあります。そこから見上げる滝は迫力がありパワースポットとしても有名です。