「ワーキングホリデーって聞いたことがあるけど、どんな制度?」「周りにワーキングホリデー経験者がいないからイメージが湧かない」などと悩んでいませんでしょうか。
私も実際に自分がワーホリに行く前は、全くイメージが湧きませんでした。ワーキングホリデー(通称ワーホリ)は最近ではメジャーになってきて、多くの人が利用しているプログラムです。
このワーホリビザはとても自由度が高く、学校に行くこともでき、現地で働くこともできる最強のビザです。厳しい審査もないので、申請さえすればほぼ取得することができます。
この記事では実際にオーストラリアで1年間ワーホリを経験した筆者が、ワーホリの制度の詳しい説明から必要な費用、実際に経験したから話せる体験談を紹介しています。
1.そもそもワーキングホリデーってなに?
そもそもワーホリとはどのような制度なのか紹介したいと思います。簡単に説明すると協定締結国の国民に対し、各国の文化を理解することを目的として始まった制度で、1980年から始まりました。
協定を結んでいる国は年々増えており、今ではオーストラリアを始め計21カ国にもなります。その中には英語圏以外の国もあり、これからも少しずつ増えていくと言われています。
このワーホリビザがあれば、その土地で観光・就学・就労のすべてが可能で、英語を学びたいけど留学するほどのお金がない、という方にはぴったりのビザです。
英語を学びながら働き、その給料で語学学校に通うこともできます。自由度はかなり高く、使い方次第ではすごくお得に滞在ができるので、若者にとても人気です。
2.ワーキングホリデーで注意すべき申請資格
ここで気をつけてもらいたいのは、この夢のような制度、誰でも申請できるわけではないのです。ワーホリビザの対象者として、18歳〜30歳という年齢制限をもうけています。
このビザのもともとの狙いは、若い人にどんどんと海外に出てもらって、各国の文化を知ってもらおうというものです。
ビザが発行されてから1年以内に入国しなければならないという条件がありますが、万が一30歳の時に申請し、渡航したのが1年後の31歳だったとしても問題ありません。
重要なのは、申請時に何歳だったかということです。
もしあなたが現在30歳で行くかどうかを悩んでいるなら、申請だけでもしておくことをおすすめします。とりあえずビザを取得しておいて、その後1年間は悩める期間としてとっておいてもいいかもしれません。
ワーキングホリデーのビザ条件
・最高12ヶ月まで滞在が可能
・ビザの有効期限内であれば何度でも出入国可能
・同じ雇用主のもとで6ヶ月まで就労可能
・最高4ヶ月まで就学可能
3.オーストラリアのワーキングホリデーにかかる費用
3-1 ワーキングホリデービザ申請料
2018年のワーキングホリデービザの申請料は440AUSDです。日本円で約3万6千円(1ドル81円計算)です。年々値上がりしているので、来年はもっと高くなっているかもしれません。
また、このワーホリビザ申請料は国によって違うので、それぞれ確認が必要です。
3-2 パスポートの取得
ワーキングホリデーのビザは最大12ヶ月滞在可能なので、入国日から最低でも1年は有効期限が先でないと入国することができません。(後に説明するセカンドビザを考えている人は2年)
有効期限が1年未満の場合は、出国前にパスポートの更新手続きをする必要があります。
3-3 航空券の購入
オーストラリアと日本は格安航空も飛んでいるので、昔に比べて非常に安く航空券が買える時代になりました。上手くセール中を狙えば、往復5万程度で買える時もあります。